トラックバック機能は、はてなブログではリストラ対象なのか? - そっと、はてなブログ
この辺の記事を読んで。
新しいコミュニケーションツールが生まれ、「ストック」としてのブログの役割が明確になった今、トラックバック機能って要らないよね、っていうのは、ちょっと小綺麗すぎるまとめではある。
実際のところ、それが正しく機能していればトラックバック機能というのは便利。でも結局、スパムまみれになってしまい、役に立たないものになってしまった。別にトラックバックが要らなくなった、というのはブログの役割が変わったからとかそういう話ではなく、それがまともに機能しないことがわかったからだ。
トラックバック機能がうまく機能しないのは、結局「どういうときにトラックバックを飛ばすか」というルールが人によってバラバラで、統一できないことにある。スパム屋さんは論外として、
- 相手のブログへのリンク・言及が無くても、話のテーマが同じならトラックバックする派
- 相手のブログへのリンクさえあれば、言及が無くてもトラックバックする派
- 相手のブログへのリンク・言及があればトラックバックする派
みたいな感じで派閥が分かれる。この中で、さらにこまかくポリシーが分かれてしまうコトもある。
例えば「話のテーマが同じならトラックバックする派」の中でも、「F1アブダビGPについての記事を書いたから、同様にアブダビGPのコトを書いているブログにトラックバックしよう」という人も居れば、「F1アブダビGPについての記事を書いたから、アブダビGPに限らずF1に関するコトを書いているブログにトラックバックしよう」という人も居る。
結局こうしたポリシーの違いは吸収しきれるものではなく、結果トラックバックが承認制になったりする。しかし、承認制となると、どうしてもトラックバックを送る方も送られる方もめんどくさくなってしまう。送る方は「送っても相手がちゃんと承認してくれるかな?」と気を揉むし、送られる側もトラックバックされた記事を吟味して承認するのは面倒だ。
それならトラックバック送らなくていいや、となり、言及通知としてのトラックバックは用をなさなくなるか、中途半端なモノにしかならなくなる。
トラックバックの問題は、こうしたユーザー個々人のポリシーの違いをスムーズに吸収できる仕組みが無いことにある。「記事へのリンクが含まれているトラックバックのみ受け付ける」って機能もあるけど、そうなると今度はトラックバックを通すためにリンクだけ貼って言及はしない、という記事が増える。ひどいのになると、トラックバックをしたあとにリンクを外してしまう人も居る。
結局のところ、トラックバックを「言及通知」としてではなく、「相手のブログにリンクをねじ込む機能」としか捉えない人が多かった、ということなんだろうと思う。この話を逆襲のシャアっぽくまとめると、
- アムロ「ブログサービスを流行らせた男が、なんでトラックバック潰しを?」
- シャア「トラックバックを送っている連中はトラックバック欄を汚染しているだけの、アクセス数に魂を縛られている人々だ」
- シャア「トラックバックは、人間のエゴ全部は飲み込めやしない」
- アムロ「人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる!」
- シャア「ならば、今すぐ愚民どもすべてに英知を授けてみせろ!」
という話なんだと思います。