※画像多めです。
この記事は、「夏の聖地ハシゴツアー その5 秋葉原編」の続きです。今回でラスト。
新東名 静岡SAへ
早朝の秋葉原をぶらぶらした後は、ホテルをチェックアウトして帰路へ。聖地巡礼にこだわるならば『ラグランジェ』の舞台である鴨川に寄って、その後東京湾フェリーに乗って久里浜に渡り、『TARITARI』のスタンプラリーやってるらしい鎌倉に行って……というルートも考えられたんですけど、混雑具合が読めないし天気も良くなさそうだったので、ふつーに首都高から東名乗って戻る方向で。
東名高速はそこそこの交通量で、海老名SAの手前あたりで5キロ程度の渋滞。ただ、今回のドライブで巻き込まれた渋滞はここと岡崎のちょろっとしたものだけだったので、比較的うまいこと混雑は回避できたのではないかと。
そして御殿場JCTからは新東名に入ります。今まで走ったコト無かったので、帰り道は必ず走ろうと決めてました。静岡ではかなりの雨に見舞われたんですが、さすが新東名の舗装は走りやすい。道幅も広いし、こりゃ確かにスピード出しやすいですね。でも新名神よりはちょっと劣るかも。
そして新東名で寄ってみたかったのが静岡SA。ガンダムショップ「STRICT-G」があるところ。

駐車場は「混雑」という情報が出ていましたが、入ってスグのところは満車だったもののガソリンスタンドの奥にある駐車場が比較的空いてました。施設自体は想像してたより広くはない印象。フードコートでメシ食ったりもしましたが、ここはそんなに混雑してませんでした。「STRICT-G」はフードコートのすぐ向かい。ジーンズやシャツなどアパレル系の商品がメイン。店内に売ってる商品は少々お高めな印象で、Tシャツがだいたい4,000円~。ただ、お店の前にはTシャツの自販機があって、こちらの商品は一律2,000円。せっかくなので、ゴッドガンダムのTシャツを買ってしまいました。俺のこの手が真っ赤に燃える。

あ、それから別のお店ではタミヤTシャツやプラモ・ミニ四駆も売ってました。

静岡らしいっちゃらしいですが……あ、でもタミヤTシャツは1枚約1,000円という良心的なお値段となっております。
千反田邸こと加茂荘へ
そしてあとは家に帰る……なんてとんでもない。静岡SAからしばし走ったあと、森掛川ICで降りて「庄屋屋敷 加茂荘」に向かいます。『氷菓』にて千反田えるの自宅のモデルとなった場所ですね。主な舞台は高山がモデルになっていますが、千反田邸だけは掛川にあるというふしぎ。ここ、新東名のICから2キロちょいという場所にあるため、新東名走って帰るならここ寄らなきゃイカンだろうと。

新東名方面から向かうとわかりやすい看板が無いんですが、「加茂花菖蒲園」でナビ登録されてたので無事たどり着けました。ここも生憎の空模様だったんですが、4話で古典部メンバーが千反田邸を訪れた時にも途中から雨降ったでしょ?なのでむしろ雨は歓迎なのです、ええ。
加茂荘のスタッフの方は皆女性(地元の主婦の方かな?)だったんですが、とても感じの良い&「わかってらっしゃる」方々でした。受付からして『氷菓』のイラストやら交流ノートやらが置かれていたんですけど、受付時に「『氷菓』でいらっしゃったんですか?」と聞かれ「その通りです(キリッ」と答えたところ「じゃあ今これ差し上げてますのでどうぞ~」とポスターを頂きました。

なんでも、私が訪れた前日に有志による『氷菓』イベントが開催されていたそうで、そのイベントで無償配布するために「らぐほ」さんという同人サークルの方が用意したポスターとのこと。でもかなり多めに用意されたみたいで、イベントで配布しきれなかった分を渡している、と(たぶんもう配布は終了してるんじゃないかと思います)。なんかイベントに参加したワケでも無いのにポスター貰っちゃうのは申し訳ない感じですが、有り難くいただきます。ていうか、部屋に貼らせてもらいました。えるの表情が良い感じで、一瞬オフィシャル絵なのかと。
ここ、本来は(?)花菖蒲や温室がウリみたいなんですが、こちらは7月いっぱいで閉園。しかし、今の季節でも庄屋屋敷の見学はできるようになってます。入館料は1,000円。加茂荘のサイトによれば、この屋敷の持ち主である加茂家は桃山時代から代々この地方の庄屋なんだそうで、まさに豪農・千反田家のイメージにぴったりというワケですね。建物はおよそ220年前のものだそうです。
入口を入ると広い土間になっており、竈には火がくべられてます。室内はちょっと薄暗いので、手ぶれしまくりなのはご愛敬……。

そして室内、広い。特徴的な火鉢はそのままですね。

庭は千反田家に比べるとやや手狭な印象ですが、雰囲気はそのまま。

この部屋、古典部が使ってましたねぇ。

家がずーっと縁側で囲まれてるのも千反田家と共通ですね。これ、戸締まりがすごい大変そうだけど……。そのせいか、部分的に雨戸が閉じられたままでした(お願いすれば開けてもらえるそうです)。

よくよく見ると、庭の池には鴨が。加茂荘だけに?

邸内には屏風があったり襖には漢詩や墨彩画が描かれていたりと、こりゃ歴史あるお金持ちのおうちだわ……。

邸内は静かで外から雨音が聞こえるのみ。とても雰囲気の良い場所です。なんだか今という時代を忘れてしまいそうになる場所。一通り見て回ったあとは、お茶とお茶菓子を出してもらえます(代金は入館料に含まれてます)。ただ、そこに追加で「氷菓おにぎり」を注文。『氷菓』作中でえるが握ったおにぎりを再現した一品。1日限定10個とのこと。

これがまた再現度高い。しかも、お皿の柄まで合わせてあるという凝りようです。おにぎりを受け取って写真撮ろうかなーと思ったら、すかさず「縁側で撮ると良いですよ~」などと完全にこちらの思考を先読みされて驚愕。あ、新手のスタンド使いかッ!?ちなみに梅干しと沢庵は自家製とのことで、味もたいへん美味しゅうございました。昔ながらの屋敷の縁側で、雨音を聞きながらおにぎりを食べる……落ち着きますなぁ。

しかしなんだろう、豊郷小学校といい、鷲宮神社といい、この加茂荘といい、京アニ作品の聖地のクオリティの高さは。もちろん京アニのロケ地選定も良いんでしょうけど、この現地の人のファン心理を理解した受け入れレベルの高さも印象的です。ホントに、訪れて良かったなぁと思える場所でした。またいずれ足を運びたいと思います。
そんなこんなで
加茂荘を見物し終えたあとは、おとなしく帰宅。3泊4日の日程にちょっと詰め込み過ぎた感もありますが、なかなか充実した旅行ではありました。10年の歴史を持つ聖地・木崎湖からスタートして、最後に直近で話題の聖地・加茂荘で締めるというルートも悪くなかったかなと。もうちょっと時間をかけて行けば良かったかなとも思いますが、その辺はまたの機会にというコトで。せっかく加茂荘行ったんだから、高山にも行っておきたいところですね。古い町並みとかはもう何度か行っているんですけど。あ、高山名物朴葉味噌食べたい。