2013年のF1が開幕しましたね。オフシーズンって過ぎてみるとあっという間なんですよねぇ、毎年。
PRACTICE1 : 2013 FORMULA 1 ROLEX AUSTRALIAN GRAND PRIX - The Official F1 Website
PRACTICE2 : 2013 FORMULA 1 ROLEX AUSTRALIAN GRAND PRIX - The Official F1R Website
んで、フリー走行の結果なぞを見てみると、とりあえずレッドブルが絶好調なのはよくわかりますね。フリー走行からぽんぽーんと好タイムを叩き出すところを見ると、なんとなくベッテルが圧勝した2011年シーズンを思い出しますが。
ライバルとなるフェラーリはなんだか微妙なタイムですね。アロンソはまだフェラーリに課題が多いことを示唆するコメント。
「ここで大きなサプライズが起こるとは思わないし、自分たちが最速でないことはすでにわかっている。今日もそれが確認されたしね。クルマの反応は良かったけれど、ベストを尽くして戦いたいのならやることがたくさん残っているよ」
ただ、さらに輪をかけてやばそうなのがマクラーレン。バトンをしてFP1が9番手、FP2が11番手。ペレスはさらにその後ろ。
「思ったほど速くなかったことは明らかだから、今後の課題はなぜクルマがこのような状態になっているのか、特にライドとダウンフォースについて調べることだね」
一方でメルセデスやロータスはまずまずのタイムを叩きだしています、が、昨年もオーストラリアではミハエルが好タイム連発していたのよね。予選も4番手に付けてたものの、決勝ではあっさり散ったワケでして。ロータスは去年グロージャンが予選3番手に付けて決勝ではグロージャン・ミサイル1号と化し、ライコネンはQ1ノックアウトという屈辱の予選から巻き返し7位でチェッカー。でもまー、両チームとも相性は良いコースじゃないかと。
そういう意味では、メルセデスもロータスもとりあえず「昨年並み」のポジションにはいるのかなーと。とりあえず、今年はメルセデスのハミルトンには注目したいところ。昨年のミハエよりも「勝てる」ドライバーですし。まずは予選でどこまで来るか。あとは決勝の信頼性も気になりますけどね。
あと、復帰早々トップ10に入る好タイムをマークしているスーティルも楽しみな存在です。ブランク感じないなぁ。彼はホントに1度トップチームで走ってみて欲しいドライバーなんですけど。
テールエンダーの方に目を向けると、マルシャとケーターハムの位置関係が去年と逆転してますね。これはマシンのポテンシャルなのかドライバーの腕の差なのか……ただ言えるのは、この4台の中ではジュール・ビアンキのタイムが頭一つ抜けており、今年のルーキードライバーの中ではピカイチな気配。注目。
シーズン通して見ると必ずフェラーリやマクラーレンが底力を発揮してくるとは思いますが、その間にレッドブルが大逃げかまさなければ良いけどねー。