大須は萌えているか?

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F1[15] 日本GP 決勝

表彰台争いはあんまし盛り上がりませんでした。F1日本GP決勝。

メルセデスは通常運転に復帰

あのシンガポールはなんだったのか、メルセデスが鉄壁の1-2フィニッシュ。そして昨年同様、勝ったのはポールを取り逃がしたハミルトン。トップ争いは実質、スタート直後の1・2コーナーで決まっちゃいましたね。2コーナーのハミルトンのライン取りはなかなかエグかったですが、レース後ロズベルグはハミルトンを批難するようなコトも無い大人のコメントで、とりあえず表面上は波風立っていない模様。

しかしロズベルグ、スタートはホントなんとかしないとイカンですね。

ただ、2回目のピットストップでベッテルをアンダーカットしてみせたシーンはお見事でした。ベッテルも次の周で反応したものの、ロズベルグのプッシュがすごかった。ただ、ハミルトンをどうこうするにはタイミングが遅すぎましたね。

ハミルトンは先頭をずっと走っていたアドバンテージもあって、ミディアム→ハード→ハードと繋いだベッテルロズベルグに対し、ミディアム→ミディアム→ハードと繋ぎ、そのまま2ストップでゴール。2回目のピットストップまでにベッテルに対して確実にマージンを積み上げていき、ロズベルグよりも後のタイミングでタイヤ交換をする余裕までありました。

ただ、第2スティントではブレーキロックによりフラットスポットを作ってしまい、ちょっとヒヤッとしたみたいですが。

As for Lewis, he had some challenges out there, too, especially when he got a big tyre vibration in the second stint after locking up, and we had to pull him in for his final set of tyres.

via: Toto Wolff : In quotes - Sunday in Japan

フェラーリも3・4位を占め、パフォーマンスは悪く無かったんですが、やはりメルセデスは強い。シンガポールはあくまで「例外」だったと強く印象づけられたレースでした。

しかし、レース後の記者会見で「タイヤの空気圧が高かったコトによるレースへの影響はあった?」という質問に対し、ロズベルグが「パーフェクトだったよ、まったく問題無い」とコメントしたところ、すかさずベッテルが「また(空気圧が)低かったの?」と茶々を入れ、それに対しロズベルグが押し黙ってしまったようで、それを見たベッテルが「冗談だよ、笑おうよ」と言う場面もあったようです。

Q: (Andrea Cremonesi - La Gazzetta dello Sport) For all of you: some of your colleagues yesterday were worried about the tyre pressures. They said there was too much pressure and they were worried they might have some problems during the race. Have you been affected in the race by that?

NR: No, not at all. Everything was perfect. No problems at all.

SV: Were you low again? I’m joking. You can laugh as well. It was a joke, come on.

NR: I’m smiling!

via: FIA post-race press conference - Japan

ロズベルグは「笑ってるよ!」と言ってますが、絶対顔は笑って無かったんだろうな、うん。ベッテルもなかなか際どいジョーク言うなぁ……。

転落と上昇

しかし今回のレース、3位争いを盛り上げてくれると思っていたマッサとリカルドがスタート直後にタイヤを接触させ、共に下位に転落してしまったのは残念でした。まーベッテルは今日結構ペース良かったんでアレですけど、ライコネンやボタスとはかなりポジション争いが盛り上がりそうだったんですが。

その代わりに大きく順位を上げたのは7つポジションを上げて6位に入ったヒュルケンベルグと、8つ上げて9位となったフェルスタッペン。特にフェルスタッペンはチームメイトのサインツまでオーバーテイクしてノリノリな感じでしたね。鈴鹿であそこまでキレキレでポイントフィニッシュしたのは素直にスゴイなと。ホントこれからが楽しみなドライバーです。

サインツはあのピットロード入るときにウイングぶっ壊すという少々お間抜けなミスが無ければねー……。

悩めるマクラーレン・ホンダ

鈴鹿というコトでマクラーレン・ホンダに対する注目度も当然高かったワケですが、相変わらずMGUからのデプロイメントが足りてないというホンダPUはストレートで面白いようにオーバーテイクされてしまっており、ついにはアロンソが無線で「GP2エンジンか!」と吠える有様。

アロンソ、無線でぶち切れ | McLaren | F1ニュース | ESPN F1

レース後のコメントでは、マクラーレン・ホンダを「近い将来、メルセデスに挑める唯一のチーム」と言いつつも、現状に対するフラストレーションを隠すことができない、てなことを言ってますね。

“There’s not much to enjoy on track,” said the Spaniard following the race. “Obviously it’s frustrating how they overtake you on the straights and then you arrive at the corner and you see them braking late, making mistakes - you take the corner perfectly and you are recovering time and they just overtake you on the straights.

via: Alonso says he ‘cannot hide’ frustrations

今まで「これは長期的なプロジェクトだから」と言い続けてきたアロンソですが、シーズンも終盤になって、一向に良くなる傾向の見られないホンダPUに対する不満が募っているのは明らか。現行のレギュレーション下では、もう今シーズンはどうしようも無いんだろうな……とは思いつつ、来季もし同じような状況であれば、さすがのアロンソも堪忍袋の緒が切れそう。

ホンダの新井PLは「ウチだけの責任じゃないもん」的なコメントをしたりしてますが、このアロンソのコメントの矛先は明らかにホンダだと思うんですよねぇ……。

この鈴鹿のレース、ホンダにとってはかなり厳しいホームグランプリになっちゃいました。

小ネタ

そういや、日本GPでちょっとほっこり(?)したのがこのニュース↓。

松田次生、急きょF1シートをブランドルに奪われる - AUTOSPORT web(オートスポーツweb)

テレビの解説でもお馴染み松田次生、デモランでフェラーリF187をドライブする予定だったのに、FOM(つまりバーニー)が許してくれなかった模様。グランプリウィークでは、デモランといえどもF1マシンを走らせられるのはF1参戦経験のあるドライバーのみ、というコトみたいです。ずいぶん厳しいのねぇ。

あと、F1公式サイトに上がっていた鈴鹿のファンをまとめた動画。鈴鹿のファンの熱心さは、世界的に見てもかなりユニークみたいですね。ティフォシとはまた違ったベクトルなんだろな……。

Japanese fans: the heart of Suzuka