今月の頭くらいに発売になった『グランツーリスモ7』ですが、ぼちぼちプレイしています。今現在プレイ時間が20時間くらいでしょうか。

久しぶりのナンバリングタイトルということで、ソロプレイの初心者でも理解しやすい作りになっている印象がありますね。新たに「カフェ」という施設ができて、ここを訪れると「メニューブック」という形でミッションが提示されていき、それをこなしていくことでクルマをコレクションできたり、いろいろな知識を得ることができる作りになっているのが親切。メニューブックがぜんぶでいくつあるのか知りませんが、私はまだ20くらいしかやってないですね。
一方でライセンスの取得は優先的にやっていて、スーパーライセンスまでオールゴールドは達成済み。ミッションチャレンジについては6割くらい消化した感じですが、こちらはシルバー混じりって感じです。
ここまでプレイしてみた感じ、今回のグランツーリスモの一番のポイントは「コンディションの変化」が実装された点かなあと思います。これは大きく2つあって、「時間の変化」と「天候の変化」ですね。ナイトレースやウェットレース自体はSPORTでもありましたが、今回はレース中に日が沈んだり、逆に日が昇ってきたりっていう変化がつくようになりました。また、天気も最初はドライだったのに途中から雨が降ってきたり、逆に降っていた雨がやんで徐々に路面が乾いていったり……ということが表現できるようになったワケです。
こうしたレース中のコンディション変化というのは、実際のレースに於いても盛り上がるポイントになりますし、また特に雨によるコンディション変化はドライバーの腕の見せ所にもなるので、これが実装されたことは非常に大きなポイントではないかと。オマケに、ハーフウェットの路面ではレコードラインだけが乾いてて、そこから外れるとウェットになるなんていう部分まで表現できているのが素晴らしい。スーパーライセンスの最終試験ではこのコンディションが存分に味わえるので、まだトライしていない方はぜひ(慣れないとクルマが簡単にコースアウトしてストレスマッハですが)。
ミッションチャレンジの中には筑波サーキット30周走るのがあって、スタートはドライなんだけど程なくして土砂降りの雨、しばらくして雨が上がってフィニッシュするころにはレコードラインはドライに……なんていう状態でのレースを楽しめます。どこまでプッシュできるかっていう限界がリニアに変化していくので、それを手探りしながら走るのはスリリングだけどすっごく面白い(実車ではぜったいやりたくないけど)。
画面表示のマルチファンクションディスプレイに雨雲レーダーが表示できて、そこでサーキット周辺の雨雲がチェックできるので、耐久レースとかやる場合はこの機能が活躍するんでしょうね。そういや、風向きもランダムで変化するようで、ミッションレースのスリップストリームを使った最高速チャレンジでは風向きも結構記録に影響してくるみたいです。なかなか記録が達成できずにいる場合は、風向き気にしてみると良いかも(画面右上のコースマップ下に表示されている)。ひょっとして、空力の影響の大きいレーシングカーなんかだとラップタイムにもかなり影響したりするのかな……。
この点だけでも今回のグランツーリスモをプレイする理由には十分すぎるんですが、加えてPS5の純正コントローラー使ってプレイしている人(私です)にとっては、コントローラーからのフィードバックが格段に増えたという点も嬉しいポイント。というか、PS5コントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーの機能を使い倒してますね、このゲームは。
PS4以前だと、通常のコントローラーはどうしてもフォースフィードバック機能付きのハンコンに比べてタイヤからのインフォメーションが得られにくいという弱点があったワケですが、PS5のコントローラーだと振動の表現力が豊かなもんだから、ハンコンに引けを取らないレベルでのフィードバックを感じられる気がします。さらに、アダプティブトリガーによってR2・L2ボタンに重みが出るので、パーシャル領域でのペダルコントロールがかつてないレベルでやりやすくなっています。以前だと、どうしてもボタン自体が軽いので繊細なコントロールがやり辛かったんですが、今回はしっかりした抵抗があるのでちょい踏み・ちょい戻しが非常にやりやすい。これならトラクションコントロールはOFFでいい……あ、いや、OFFにするとやっぱりそれなりに神経使うから、「1」は付けておきたいかな……(元々ペダルワークが雑な人)。
こうした繊細なペダルワークが要求されるシチュエーションの代表格がウェットコンディションなワケで、まさに今作からリニアな天候変化が実装されたコトを考えると、これは非常に嬉しいなあと。より、リアルなレースの面白さに近づいたんじゃないかと思います。それでいてアシスト機能も充実しているので、コントローラー環境やプレイヤーの経験を問わず楽しめるようになっているのはこのゲームの素晴らしい点。私の場合、TCSは「1」、ABSは「弱い」、ブレーキングインジケータがON、あとの機能はOFFにしてプレイしています。
そんなワケで存分に楽しめそうなグランツーリスモ7なんですが、問題もあります。それは、バグが非常に多いこと。
今作は発表された発売予定日を延期することなく発売されたのでちょっと意外(失礼)だったんですが、逆に言うと納期優先でバグ取りにあんまり時間が掛けられなかったのでは……という気もしています。多少のバグは今までのシリーズにももちろんありましたが、今作は特に多く感じるんですよね。私が今まで出くわした中で大きな不具合というと、サーキットエクスペリエンスでの走行中に突然画面がブラックアウトしてゲームが強制終了してしまったり、ライセンスの画面からマップの画面に戻ろうとしたらロード表示のまま画面が固まってしまい、いつまで経っても復帰しないからゲームを強制終了せざるを得なかったり(おかげでライセンスのトロフィーがいくつか飛んだ)、といったあたりでしょうか。
さすがにいきなりゲームが強制終了する系のバグはなんとかしてほしいところで、これもし長丁場のレース後半なんかに起きたらさすがに泣けますからね。
あと、ライセンスやミッションチャレンジで本来設定されているタイヤとは異なるタイヤが装着されてしまう、なんてバグもありますね。これによってダート路面をレーシングタイヤで走るなんていう本来ありえない状態でプレイできちゃったりもするんですが、さすがにこれでゴールド取れないです(シルバーならなんとか)。この現象はどうも先日のアップデート後から発生しているようで、ライセンスについてはこの現象が起きる前にダートコースのゴールド取得済みだったのは幸いでした。ただミッションチャレンジはこのバグのせいでオールゴールドへのトライは困難を極めております。この記事書いている現在はまだ直っていないので、早めのアップデートをお願いしたく……。