大須は萌えているか?

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F1[24] イギリスGP 決勝

決勝でもイギリスの天気に翻弄される展開となりましたが、結果的にめっちゃ面白いレースになりましたね。それと同時に、今のF1の競争の熾烈さを実感します。そんなワケで、F1イギリスGP決勝のお話。

いやまさかハミルトンが勝つとは。トップ3を占めていたイギリス人の中では一番勝つ確率が低いと思っていた(失礼)ので、驚きの展開でした。ていうかメルセデス、ほんとにいい感じになってきましたねえ。

もちろんメルセデスが楽に勝てたワケではなく、コンディション次第ではマクラーレンが圧勝していた可能性もあった気がします。乾いている状態ではメルセデス速かったんですが、雨が降ってくるとマクラーレンのが有利な感じしましたね。あと今回、マクラーレン陣営にとってはピット戦略のミスで自爆してしまったところもありました。

ひとつはインターに履き替える最初のピットインで、ノリスとピアストリをダブルスタックさせなかった影響でピアストリが優勝争いから脱落してしまったコト、もうひとつはインターからドライタイヤに戻すときにノリスがソフトタイヤを選択したコトですね。ノリスは新品ミディアムを2セット持っていたはずなので、ミディアムという選択肢もあったはずなんですが、ユーズドのソフトを選択。

これは先に動いたハミルトンがアンダーカットを狙ってソフトタイヤに履き替えており、マクラーレン陣営はこれに対抗するためにソフトを選んだようなんですが、これが結果的に失敗。ハミルトンはわりと上手く最後までソフトタイヤをマネージメントできたんですが、ノリスはデグラデーションに苦しめられてフェルスタッペンに対してもポジションを失うことに。

フェルスタッペンはインターからドライタイヤに戻す際、ソフトタイヤではなくハードタイヤに履き替えており、これが大正解。ソフトでは最後までもたせられないと踏んでいて、かつ最初のスティントではハードを履いていたペレスの感触が良さそうだったので、チームとしては迷いなくハードを選択したと。このへん、マクラーレンレッドブルのチームの総合力としての差が出ちゃった感じですね。

終盤、フェルスタッペンのペースがかなり良かったのでヒヤヒヤしましたが、ソフトタイヤをマネージメントしきったハミルトンが逃げ切り勝利。F1で100勝以上している男が、この1勝で感極まっているのを見ると、勝利から遠ざかっていたこの2年半という期間の重さを感じます。願わくば、これがメルセデスでの最後の勝利ということにならないと良いなあと。

RBの角田も苦戦しながらもなんとか1ポイントを持ち帰って良かった……んですが、今回は雨に助けられた感じがしましたね。完全にドライな状況だったら、ポイント圏内にはまったく届かなかったでしょうし。ハースの好調ぶりもさることながら、今回ウィリアムズも調子良かったですしねえ。

ほんと今年のF1はシーズン中の開発競争も熾烈で、アップデートの当たり外れによってチーム間の戦闘力が目まぐるしく変わっている感じがします。トップチームにおいてもフェラーリが下手こいて低迷しちゃってますし、ましてや競争の激しい中段勢においてをや。