なんかこうお行儀の悪いバトルが散見されたレースでしたね。F1メキシコGP決勝のお話。
- 決勝結果: FORMULA 1 GRAN PREMIO DE LA CIUDAD DE MÉXICO 2024 - RACE RESULT
- 決勝ダイジェスト: 2024 Mexico City Grand Prix race report and highlights: Carlos Sainz surges to Mexico victory ahead of Lando Norris and Charles Leclerc as Max Verstappen hit with two penalties for Norris moves | Formula 1®
- 決勝後各チームコメント: What the teams said – Race day at the 2024 Mexico City Grand Prix | Formula 1®
- 決勝後記者会見: FIA post-race press conference – 2024 Mexico City Grand Prix | Formula 1®
サインツが決勝でも強さを見せての完勝。スタートではフェルスタッペンが上手いこと前に出ましたが、サインツ冷静でしたね。フェルスタッペンもサインツに対してはそこまで抵抗しませんでしたが、ノリスに対しては露骨なまでにエグい走り方してましたね。結果として10秒ペナルティ×2を食らってしまうワケですが。
レース後の会見でノリスは冷静なコメントをしていますが、フェルスタッペンに対しては若干皮肉とも取れるようなことを言ったりしてますね。ノリス自身はこれからもフェアなレースをしていきたい、と考えているようですが、しかし何度もチャンピオンを取るようなドライバーは、フェルスタッペンのように勝つことに異様なまでの執念を持っている人間ばかりなのも事実。いやもちろん、ノリスには今のスタンスを貫いていって欲しいのですが。
今回は角田がスタート早々でレーシングインシデントに巻き込まれてリタイヤに終わってしまったのは痛恨でしたが、残るローソンもレッドブルのペレス相手に大立ち回りを演じていたのは印象的でした。しかも、ペレスに対して中指立てていたというのだから穏やかではありません。本人はレース後謝罪しているようですが。
ローソンはローソンでペレスに対してフラストレーションを感じていたようですが、なんというかマルコさんも頭が痛いところではないでしょうか。
ペレスはこのときのダメージもあってか、最後にファステストを狙ったものの不発に終わるという有り様で、まったく良いところがありませんでしたね。ていうかローソンはメキシコのファンをだいぶ敵に回してしまったんじゃないかと思うんですが、大丈夫でしょうか。
お行儀の悪さという点でいうと、レース後の記者会見でルクレールがうっかり「Fワード」を発言してしまったシーンもあったみたいですね。
I had one oversteer and then when I recovered from that oversteer, I had an oversteer from the other side and then I was like, ‘*****’. Oh, sorry! Oh, no, oh no! I don't want to join Max!
via: Charles Leclerc : FIA post-race press conference – 2024 Mexico City Grand Prix | Formula 1®
ノリスに抜かれる直前のコースオフについての質問に答えている場面ですが、まあそりゃあの場面だったら思わず「Fu◯k!」って叫んじゃいますわな。ルクレール自身すぐ謝っているし、これでなにかの処罰対象になることはさすがに無いのでは、と思いますが、咄嗟にルクレールが「マックスと一緒にはなりたくない!」とか言ってるのはウケる。