大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

F1[25] カナダGP 決勝

メルセデス、決勝でも速いやん……というワケで、F1カナダGP決勝のお話。

決勝、晴れてたら厳しいかもね的なコメントをラッセルがしていたような気がするんですが、蓋を開けてみたら見事にレースをコントロールしてみせました。アントネッリも後ろからピアストリに迫られたものの、抑えきってのF1初表彰台。メルセデスとしては完璧と言ってもいい結果となりました。

まあ、このサーキットはちょっと特殊なサーキットですし、メルセデスのマシンがこのコース特性と上手くマッチしただけという見方もできちゃうので、次戦以降どうなるかというのはまた別の話だったりもしますが……。とはいえ、次戦オーストリアは昨年メルセデスが勝っている(棚ぼただけど)ので、連勝する可能性だって無いとは言えない……と思いたい。ともあれ、不利と思われたコンディションでもきっちりフェルスタッペンやマクラーレンを抑えきっての勝利は明るい兆しと言えます。アントネッリもこの表彰台をきっかけに、より自信を持ってくれれば。

そういや、イタリア人ドライバーが表彰台に登るのって、2009年のヤルノ・トゥルーリ以来みたいですね。そんな久しぶりの出来事になるのか……。ピレリのマリオ・イゾラいわく、ピレリタイヤを履いたマシンに乗ったイタリア人ドライバーが表彰台に登ったのは、1991年ティレル・ホンダのステファノ・モデナ以来だそうな。中嶋悟がまだ現役のときの話だよ……。フェラーリがいまひとつな状況が続いている現在、アントネッリはイタリア人の希望の星になれるのか(?)。

レース後、レッドブルはセーフティカー中のラッセルのドライビングと無線でのコメントについて抗議したようですが、あえなく却下。ラッセルがセーフティカーの後ろで急減速して、フェルスタッペンにわざと追い越させるように仕向けたという趣旨なのかなと思いますが、正直セーフティカーラン中のタイヤやブレーキへの熱入れとしてあり得る範囲の運転だと思いますし、実際そう判断されてお咎めなしってことになってますね。

www.formula1.com

レース終盤にノリスがピアストリに追突したというのはなかなか衝撃的な展開でしたが、ノリスがすぐに自身の非を認めたコトで、チーム内に変な不協和音が広がることは無さそうですね。こうしたノリスの態度は非常に素晴らしいと言えますが、ただノリス自身のメンタルがちょっと心配ではあります。ノリスってミスを犯したときにかなり自分を責めるようなコメントをしますし、それがさらに心の重しになったりしないのか。

モナコで調子を取り戻したかに見えたノリスですが、スペイン、そしてこのカナダでのレースの流れでまたピアストリ優勢という状況に。予選でもノリスは自身のミスでポジションを下げていましたし、気になりますね。

中段グループを見ると、ヒュルケンベルグの8位入賞が光りますね。ここんとこ、ザウバーが目に見えて調子を上げてきている感じ。オコンも14番手スタートから9位入賞、サインツも16番手から10位入賞。この3人は皆1ストップ作戦を取って成功させてるんですよね(ヒュルケンベルグはミディアムスタート、オコンとサインツはハードスタート)。角田もハードスタートの1ストップ作戦でポイント圏内を狙いましたが、12位止まり。サインツあたりとは近しいところを走っていたはずなので、なんとも残念な感じではあります。

角田はとにかく金土日とクリーンな週末を過ごしたいところですよね……。

チェッカーのあと、SC表示が出されたままの状態だったにも関わらず何台かのマシンが追い越しを行い、それに対して角田は「彼らもペナルティを受けるべきだ」と無線でコメントした、なんて話もありますが、この件については結局審議対象にはなったものの、タイムペナルティなどは無く警告処分という形に。

www.as-web.jp

角田の処分に比べればずいぶん軽い処分には見えちゃいますが、角田の状況と同一視はできないですよね。SC表示が出ていたとはいえ、チェッカーを受けたあとスロー走行しているときの話ですし、しかもファイナルラップの段階でレースコントロールから「CLEAR IN TRACK SECTOR 1」とアナウンスされている=ノリスのマシンの撤去は完了している状態でしたし。

しかし、もちろんSC表示中の追い越しがNGなのは事実なので、それについて警告をしているというのは妥当な線じゃないかと思います。