最近土曜日の感想を書くのをサボりがちですが、一応土曜日含めてセッションは見ているんです……録画ではありますが。そんなワケで、F1アメリカGPのお話。
- 決勝結果: FORMULA 1 MSC CRUISES UNITED STATES GRAND PRIX 2025 - RACE RESULT
- 決勝ダイジェスト: 2025 United States Grand Prix race report and highlights: Max Verstappen surges to commanding victory in US GP ahead of Lando Norris and Charles Leclerc
- 決勝後各チームコメント: What the teams said – Race day at the 2025 United States Grand Prix
- 決勝後記者会見: FIA post-race press conference – 2025 United States Grand Prix
いやなんかフェルスタッペンの勢いが止まらないですね。レース後記者会見で、直近の4戦でピアストリとのポイント差を64ポイント詰めた、なんて話も出ていましたが、これでフェルスタッペンとピアストリとの差が40ポイントまで縮まり、残りのレース数が5戦あると考えると、本当にフェルスタッペンの逆転王座があり得るのではないかという雰囲気も出てまいりました。
ただまー、直近4戦のフェルスタッペンの走りはちょっと出来過ぎといっても良いレベルで、これを残りすべてのレースで継続できるのかどうかですね。とはいえ、特殊サーキットではないCOTAでもこのパフォーマンスを維持できたというのは、レッドブルのマシンがかなり良くなっている証拠でもあるんでしょうけど。
相対的にパフォーマンスが低迷しているようにも見えるマクラーレンですが、しかしノリスのレースペース自体はフェルスタッペンに劣るものでは無かったようにも見え、ルクレールに前に出られてさえいなければ、もっと接近戦を演じられていたようにも見えます。もうちょっと流れが味方すればマクラーレンにも十分勝機はあるようには思いますし、そう考えると終盤に向けてかなりドライバーズタイトル争いは面白いことになるかもしれませんね。
メンタル的な面で言うと、すでに何度もF1のタイトル争いの修羅場をくぐり抜けてきたフェルスタッペンが有利なようにも見えますが、マクラーレンのアンドレア・ステラはまだ強気な姿勢を崩していない模様。
しかし、フェルスタッペンが絶好調でタイトル争いに殴り込みをしようとすればするほど、角田のパフォーマンスにも良くも悪くも注目が集まってしまいますね。今回のレースではスプリントと決勝レースの両方でスタート位置から大きく順位を上げてポイントゲットを果たしましたが、フェルスタッペンのタイトル争いという観点から見ればマクラーレンの前でフィニッシュしてポイントを奪い取る役割を期待されてしまいますし、フェルスタッペンがこの4戦で3勝していることを考えると、7位フィニッシュという数字も少々物足りなく見えてしまうのも事実。
スタートやレースペースがかなり良くなってきているのは間違いなく、これで予選が良ければ……というところなんですが、残りのレースで予選も含めたパフォーマンスをどこまで改善できるかですね。正直、来季のレッドブルのセカンドシートはハジャーの昇格が既定路線だと思っているんですが、角田自身のキャリアを繋げていくという意味でもできるだけのパフォーマンスを見せて欲しいところ。チームとのコミュニケーションとか、トラフィックの問題とか角田自身ではコントロールできない要因があるのも確かですが、なにせチームメイトが最終アタックに間に合わなくてもポール取っちゃうような人なのでねえ……。
そういや、レース中の角田とのバトルについて、ハースのベアマンがキレ散らかしているみたいですが、この一件については審議対象にもならなかったという時点でどうこう言ってもしゃあない話ではあります。ただ、角田がブロックラインでブレーキングを開始したあとさらにイン側に動いて見えるのは確かで、ベアマンが怒るのもわからんではない、という感じ。
ただ、あれでベアマンが角田に突っ込んで双方リタイヤ、とかなっていた場合、ベアマンのほうの過失割合が大きく取られてしまうようには思います。まだ並びかけてもいない状態だし、角田のさらにインを突いたとして、そのまま曲がれるとも思えないし。