大須は萌えているか?

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アニメな話 2020年夏

お盆休みの最中ですが、どこにも出掛けていません。コロナ騒ぎで愛知県に再び緊急事態宣言が出ているので空気を読んだ、ってのもありますが、そもそもクソ暑すぎて部屋から出たくありません。ていうか「災害級の暑さ」ってなんなんですか。

そんな状況なので、アニメ鑑賞が捗るぜーと思いきや、今期はおそらくコロナの影響もあってテレビアニメの新作が少なめな感じですね。そこからさらに自分好みのアニメを絞り込むと、視聴する作品は3本しか残らないという結果になりました。ううむ。

デカダンス
1話観た時点では「ふーん」って感じだったものの、2話で急に意表を突かれました。ぱっと見『ソードアートオンライン』みたいなゲーム内世界を描いた作品にも見えますが、ゲームフィールド内で「タンカー」として存在してる人間は「本物の人間」であり、そこでしか生きられない存在になっている。そしてゲームを運営したり遊んだりしているのはサイボーグであり、人間はその箱庭世界の中でゲームの一要素として管理され、管理から外れたものは「バグ」として処分される運命にあると。なんかディストピア小説めいてきましたね。しかし、ゲーム内世界のほうがリアルなタッチで描かれ、ゲームの外側の世界に居るハズのサイボーグ達のほうがデフォルメされたコミカルなタッチで描かれている、という意図も気になるところ。あと、サブタイトルがクルマの部品で統一されてるのはなんか意味あるんですかね?
A.I.C.O. Incarnation
NETFLIX配信作品らしいですけど、Netflix加入してないんでテレビ放映で初めて知った作品。なんかちょっと懐かしい感じするな、と思ったら、監督:村田和也・キャラクター原案:鳴子ハナハルって『翠星のガルガンティア』コンビじゃないですか。ガルガンティアと違って、こっちはなんか陰鬱な雰囲気が漂っておりますが。「セル・アセンブラ」だの「カーボン・ナノ・ストラクチャー」だのといったこの作品独特の用語が飛び交い、ストーリーも少々駆け足気味なのでとっつきづらい感じはします。主人公が脳と肉体を分離された存在であるコトや、「自立性をもった人口生体」なんてものが出てくるところを見ると、テーマとしては「生命と人工物の境界線はどこにあるのか?」みたいな感じなんですかね?
GREAT PRETENDER
これもNetflix配信作品だった。Netflix加入した方が良いのかしら……でも地上波でもやるなら別にそれで……。作品のタイトル&エンディング曲にもなっている『The Great Pretender』は元々は1955年にリリースされた曲で、1987年にフレディ・マーキュリーがカバーしているんですね。歌詞を見ると、恋人に去られて孤独に苛まれながらも、それを隠して陽気に振る舞っている男の姿が浮かび上がりますが、この世界観を主人公のエダマメに引っ掛けている感じでしょうか。ストーリー自体はキレイにまとまっているものの、ちょっとインパクトに欠ける印象も。もっとビックリするようなどんでん返しがあると良いんだけども。

あとは放送再開されている『とある科学の超電磁砲T』は観てますが、それ含めても4本ですね。ネットで色んな意味で話題になった『宇崎ちゃんは遊びたい!』も観てみたんですが、あんましピンと来ませんでした。もともとラブコメはそこまで好物じゃないしな……。

最近は数日前に届いた『映像研には手を出すな!』のBD-BOXを観たりしています。牛乳瓶が付属してくるアニメBDって他にはちょっと無いんじゃないですかね。