そのうちブログに書いておこうと思って全然書いていなかった、11月から12月にかけて観戦しに行ったモータースポーツイベントの話をまとめて書いておこうと思います。
スーパーフォーミュラ JAF GP

わりと自分の中で現地観戦が定番化しているスーパーフォーミュラ最終戦のJAF GP、今年も観戦しました。ひと頃は存続が危ういレベルだった気もするスーパーフォーミュラですが、徐々に観客数が増加傾向にあり、またF1に最も近いフォーミュラカーのカテゴリーとして海外からも改めて注目されていたりと、なんか追い風吹いてますよね。
今年もタイトル争いの決着だったり、山本尚貴の引退だったりとトピックがいろいろあった気がしますが、土日の2連戦を見ての感想は「格之進はええ」でした。

確か、去年のJAF GPでも彼勝ってますよね。そして今年は土日とも優勝という圧巻の走り。なんでこれだけ強くてタイトル争いに絡んでなかったの……?と思ってしまいました。
土曜日に野尻がメディアに対して格之進を非難するようなコメントをしたことにより、闘争心にめちゃくちゃ火がついたりしていたのも若くていいなと(?)。
日曜日のレース後、ホームストレートにマシンを止め、降りたあとにその場でしばらくしゃがみ込んでいた山本尚貴と、それを見つめる牧野の様子も世代交代の一コマ、という感じですね。

あと、スーパーフォーミュラのマシンをベースにAIが自律走行するというA2RLのデモランが行われていたのも印象的でした。土曜日はヘアピンで見ていたんですが、プロレーサーがドライブするほどのスピードではないものの、無人のフォーミュラカーが鈴鹿を走っている絵面は新鮮というか、なんかすごい時代になってきたな、という感じがしましたね。

その未来感あふれる車両とは裏腹に、ピットとの通信には格安SIMが使われていたという話も面白かったですが(私もIIJmio使ってます)。
日曜日は2コーナーから見ていたものの、走り出してすぐにAIのマシンがスピンしてしまいデモラン終了。まだまだ発展途上という感じですが、おそらくすごい勢いで学習データを溜め込んでいる最中でしょうし、これからドライビングの制度も飛躍的に高まっていくんでしょうね。最終的にはタイヤの温度管理とかも、人間より上手くなっちゃうのかもしれない。
どれくらいの勢いで進化していくのかも気になるので、毎年デモランやって欲しいくらいですね。
ドライバーズタイトルは野尻・牧野を退けて坪井が獲得、スーパーフォーミュラ参戦6年目での初戴冠ということになりますか。

昨年タイトルを獲得してヨーロッパに活動の軸足を移した宮田莉朋のマシンを引き継いでのチャンピオンということで、それはそれでスゴいですね。しかも成績は昨年の宮田を上回っていますし。今トヨタ陣営もハースと提携したりしてF1への道筋を作ろうとしているように見えますが、こうしてスーパーフォーミュラで活躍した日本人ドライバーがF1に挑戦できたりすることはあるんでしょうか。
ラリージャパン

ラリージャパンもまた観戦しに行きました。とはいえ、今年は木金だけですが。木曜日は豊田スタジアム、金曜日は稲武のSSへ。豊スタのSSが夜で、稲武のSS会場へは早朝に行く必要があったので、金曜は寝不足で大変でしたが。
今年は豊スタ上空でブルーインパルスの展示飛行も行われ、矢作川の河川敷にも相当な数の人が詰めかけていたようです。

豊スタの中も木曜日から結構な人数が居た感じで、昨年より明らかに席の埋まり具合が違いましたね。なんで木曜日からこんなに混むのかわかりませんでしたが、ポジティブに解釈するならラリージャパンのイベントとしての認知度が上がってきたから……と言えそうですが、なんかトヨタの関連企業がチケットを大量に買い上げて社員にばら撒いている、なんていう話も聞いたり聞かなかったりしたので、私のように正規料金を支払って入場している人がどれくらいいるのかは不明。
豊スタのコースは昨年からさらに手を加えられていましたが、ドーナツターンも加えられていたのは良かったですね、写真撮りやすいという意味も含めて。ラリー1ドライバーは皆円形のスポンジバリアにビタビタに寄せていたのがさすがやな、と。

1台、ミスってスポンジバリアに接触してしまいバリアの場所がズレてしまったシーンがありましたが、どうやって戻すのかと思ったらオフィシャルさんたちが一生懸命押していました。しかも皆さん年齢層が高めだったので、大変そう……。

金曜日は稲武のSSを観戦しに行ったんですが、まー寒かった。てっきり晴天に恵まれるもんだと思って油断していたんですが、わりと曇りがちで、いっとき小雨がぱらつくような天気だったのも想定外でした。前日の夜は豊スタで観戦していたこともあってそこまでの早起きはできず(それでも4時半には起きたんですが)、観戦エリアについたころには良さげな場所はだいたい観客で埋まっておりました。ラリー観戦は場所取りがほんと大変だよな……。
ただ、観戦エリアがコースから非常に近いので、なかなか迫力がありましたね。コーナーの立ち上がりで見ていたので、ラリーカーの蹴っ飛ばしの加速を堪能できました。

マニファクチャラーズタイトルはトヨタが獲得した一方で、ドライバーズタイトルはヌービルが獲得。WRCに本格参戦し始めたのが2012年というから、13年目にしての初戴冠ですか……途中トラブルもあったり、僚友であるタナクの猛追もあったりして最後まで気が休まらなかったんじゃないかと思いますが、最後には報われて良かったですねえ。
あ、あと藤原とうふ店号がさらにパワーアップしていたのも良かったです。

スーパーGT

最後に、台風の影響で12月に延期となったスーパーGTも観戦してきました。スーパーフォーミュラもコロナ禍の折に12月開催になったときがありましたが、スーパーGTが12月にレースやるのは初めてになるんですかね?どのチームもさすがにこのコンディションには慣れていないのか、ヘアピンで見ていてもコースを飛び出したりスピンしてしまうシーンがありましたね。風もそれなりに強かったので、その影響もあったかもしれません。
GT500のタイトルは、au TOM'Sが予選で決めてしまう形となりやや拍子抜けではありましたが、坪井はこれでスーパーフォーミュラとのダブルタイトル獲得を達成。今後、彼も宮田みたく海外を視野に入れていくんですかね?

決勝での注目点はGT300のタイトル争いとなり、こちらはJLOCランボルギーニが逆転でのタイトル獲得。ランボルギーニがチャンピオンになるって記憶に無いなあ、と思ったら、チームとしてはJGTC時代から参戦して30年目での初戴冠だったようで、こりゃWRCのヌービル以上にすごい歴史ですね。

それぞれシーズンの最終戦だったということもありますが、11月から12月にかけて観戦しにいった3つのイベントすべてがタイトル決定戦であり、そしてそのいずれもがそれなりの年数を積み上げてきての初タイトルだったりしたのは趣深いですね。
あと、スーパーGTはロニー・クインタレッリのラストレースでもあったんですよね。

こちらはスーパーGTに参戦し始めたのが2005年というから、20年目のシーズン。NISMOの23号車に乗り始めたのが2013年となっているので、もう自分の中ではNISMOに乗ってるのが当たり前みたいな感じになってました。インパルを長いことスポンサードしてきたマレリ(というかカルソニック)も今年限りということですし、日産陣営はなんか時代の大きな転換点という感じがしますね。日産本体の経営的な意味でも。ていうかもうホンダとくっつくのは既定路線と思って良いんでしょうか。企業文化だいぶ違いそうだけど大丈夫?
余談ですが、先ほどレッドブルが来季角田ではなくローソンをフェルスタッペンの相方に起用すると発表してましたね。
まあこれは既定路線だったんだろうな、と思いますが、これで来年以降、日本GPでレッドブルのシャツを着るファンが激減したら面白いなーと思うんですがどうなるでしょうか。まあ来年はまだホンダもレッドブルと組んでいるし、角田もRBに乗っているので激減することはないかもしれませんが、26年以降は緑のシャツを着る人ばかりになったりして。