大須は萌えているか?

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PSP 『ダンガンロンパ』をやってみた

今更な感じではあるんですが、発売以降評判が良いらしい、PSPソフト『ダンガンロンパ』をやってみました。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
リエーター情報なし
スパイク

公式:ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(音出ますので注意)

このソフトはダウンロード版もあったのでそっちを買いました。プレイ時間はハッキリ覚えてないんですけど、30時間弱くらい?でクリアできる感じ。「サイコポップ」がゲームのコンセプトらしく、確かにグラフィックはポップな感じなんですけど、ストーリーはかなりサイコ。『バトルロワイヤル』みたいな話が嫌いな人は避けた方が無難ですね。しかし、それゆえかなり独特な世界観が出来上がってます。

んで、クリアしてみた感想としてはかなり面白いゲームだなぁと。このゲーム、どうしても「邪悪なド○えもん」ことモノクマ(CV:大山のぶ代)を始めとする強烈な個性を持ったキャラクターたちに目を奪われてしまうんですけど、単純に推理モノとしてもかなり良い出来だと思います。

「殺人が起きる」→「証拠集める」→「犯人当てる」という流れは『逆転裁判』なんかと同じ感じですが、「事前の予想を裏切られる」ストーリー展開という意味では『ダンガンロンパ』のが上かな、と思いますね。いやもうホントに、プレーヤーのミスリードを誘うシナリオ展開に何度やられたことか・・・。んで今度は逆に深読みし過ぎちゃったりとかね。

ポップなデザインとサイコな描写もこのゲームのウリなんですけど、それもこのしっかりした、そして意外性のあるシナリオがあればこそだと思います。一回の事件でどんでん返しが二度、三度とあったりするので油断なりません。そしてもちろん、ストーリー全体を通した伏線も。

あとこのゲームの特徴として、「ハイスピード推理アクション」というジャンル名に表されているように、犯人を当てる「学級裁判」パートにアクション要素がふんだんに盛り込まれてたりします。これ、ただ選択肢を選ぶだけではない緊張感が出て面白いな、とは思うんですが、最初かなり戸惑ってしまいました。自分の頭の中では推理が出来上がっているんだけど、なにをどうすればいいのかようわからんもどかしさが。これは慣れの問題ですけど。特にリズムゲーム的なモノは、アレ要らないんじゃなかろうかとクリアした今でも思ってますけど!

ちょっと色んな要素を盛り込み過ぎてるんじゃないかという気はしますし、サイコな死に方とかもあるんで好き嫌いは結構ハッキリ分かれそうなゲームですけど、推理モノが好きならやっておくべきゲームじゃないかと。あと「ドラ○もん = 大山のぶ代ボイス」世代の方は結構衝撃的だと思うので是非。

余談なんですが、『魔法少女まどか☆マギカ』の第3話見る直前までこのゲームやってたお陰で、ショックを最小限に抑えるコトができたよ!