大須は萌えているか?

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F1[20] サクヒールGP 予選

また土日とも鈴鹿でレース観戦中なので手短に。現代F1では非常に珍しい1周1分未満のショートレイアウト、サクヒールGP予選。

なにはともあれ、ハミルトンがCOVID–19陽性となり欠場を余儀なくされる、という展開には驚きましたね。厳重な感染対策下で生活しているはずのF1ドライバーでもこれで3人目の陽性者、ほんと感染力が強いんだな……。そして、どうせだったら代役にジョージ・ラッセルを引っ張ってこれないかな、と思ったりしたんですが、それがまんまと実現したのが嬉しいところ。だって彼、トップチームのマシンに乗せてみたい若手のナンバーワンですからねえ。それにボタスにしてみれば、ラッセルは自分のシートを奪いにくるかもしれない存在なワケで、こりゃあチーム内バトルが盛り上がるだろうな、と。

そしたら本当にボタスとラッセル、大接戦でしたねえ。ボタスにしてみれば負けるわけにはいかない戦いですが、しかし急遽呼ばれたメルセデスでフロントロウを確保してみせたラッセルも間違いなく合格点でしょう。ラッセルの身長が高くてコクピットのサイズも合ってなかったっていうし。決勝ではどこまでボタスに食いついていけるか、楽しみなところ。

フェルスタッペンはハミルトン不在の隙にポールを狙いに行きたかったでしょうが、3番手止まり。とはいえ、ポールのボタスからは0.056秒差という無茶苦茶僅差なんですけど。ショートレイアウトならではのタイムの詰まり方ですが、しかしフェルスタッぺンはスタートタイヤがソフトというのも気になるところ。先週よりかはソフト厳しくないって話ではありますが、決勝でタイヤをどこまで持たせられるかが一つカギになる感じでしょうか。

上位陣でそこまで大きな番狂わせはなかった感じですが、アルボンが12番手に終わっちゃいましたねえ。先週の表彰台で株を上げたかと思ったら、また下げちゃった感が。逆にルクレールが4番手、クビアトが6番手に食い込んでるのは驚き。ルクレールなんてQ3早々に1アタックしか出来なかったのにこのタイムはすごい。よほど会心のアタックだったんですかね。

今回はグロージャンとハミルトンが欠場ということで、その代役としてハースにピエトロ・フィッティパルディ、ウィリアムズにジャック・エイトケン(こちらは代役の代役ですが)という2人のF1ルーキーが登場しましたが、エイトケンはもうちょいでラティフィを食えたかも、って感じでしたね。エイトケンが凄いのか、ラティフィが残念なのかよくわかりませんが。そういや、ハースは噂通り、来季のドライバーをルーキー2人で行くと発表しましたけど、あれどうなんですかねえ……今季、グロージャンとマグヌッセンという実力はある中堅ドライバー2人でこの状態だったんだから、ルーキー2人となるとかなり多難なシーズンになりそうな気もしますが……。