冬場のリモートワーク向けに足用の湯たんぽを買ってみた

最近はまたずっとリモートワークしている私です。オフィスに行くのは月に1～2回程度。もともと社交性が極めて低い人間なので、一人自室で仕事をするのにも特にストレスは感じませんし、自室での簡単な筋トレを習慣にするようになってからお酒もあまり飲まないようになった（数週間に1度缶ビール1本飲む程度）ので、年末の飲み会が根絶されたのも特に苦になりません。なおリモートワーク中でも、1日1万歩は歩くようにしています（朝晩それぞれ30～60分程度）。それでも脇腹の贅肉がなかなか落ちてくれないのは何故なんだぜ。

それはさておき。

リモートワークをし始めた4月から5月くらいにかけて、4Kモニタやらモニターアームやらヘッドセットやらを買いそろえて自室環境の快適化を図り、オフィスに居るときよりむしろ良好なくらいの生産性を確保できていたんですが、今の時期になってくると新たな課題が発生して参りました。部屋が寒いのです（当たり前だ）。

夏場はもちろん暑かったのでエアコンをフル稼働させていたのですが、始終家にいるもんだから電気代もバカにならないじゃないですか。んで、暑さはどうにもならないけど、寒さは厚着をすればある程度凌げるじゃないですか。それに自分の部屋、南向きで日当たりはめっちゃ良いので、日が照ってさえいれば日中はそこそこ暖まってくるし。なので、なるべくエアコンに頼らず過ごそう……と決めたのですが、ひとつどうしても我慢ならない点がありました。足下がクソ寒いのです。

私の部屋はフローリングで、むろん床暖房なんて気の利いたものも無いので、冬は結構足下が冷えるんですね。なので、冬場はあまりPCデスクは使わず、ベッドでゴロゴロしながらタブレットをいじるなどするコトが多かったのですが、さすがに仕事をベッドでゴロゴロしながらやるワケにもいきません。なので足温器でも買うべきかな……と思ったりもしたんですが、適当に調べていたら「足用湯たんぽ」なんていう商品があるのを知ったんですね。ふつうの湯たんぽに足に乗せるワケじゃなくて、靴みたいに履くやつ。

クロッツやわらか湯たんぽ足用ショートタイプ (レッド (M/27cm))

【素材】本体／クロロプレンゴム・ナイロン・PET　キャップ／ABS　ネジ付きロート／再生ポリプロピレン

ヘルメット潜水株式会社

あ、これはなんか良さそうだな……と思ったんですが、値段が12,000円チョイという「湯たんぽ」とは思えぬ価格なんですよね（ショートではない、足首まですっぽり入るタイプだと17,000円）。もうちょっと安いのないものか……と思ったら、両足を一緒に突っ込むタイプもあって、これの赤色だと約9,000円（なぜか他の色より1000円安かった）。

クロッツやわらか湯たんぽ両足用タイプレッド(レッド)

CLO’Z（クロッツ）やわらか湯たんぽは、ウェットスーツ用のクロロプレンゴムに、ナイロンジャージを貼...

ヘルメット潜水株式会社

こっちのが安いし、お湯を分けて注ぐ必要も無いし、お湯の量自体片足ずつ履くのより少なくて済みそうだからこれで良いんじゃね？と思い、この両足用を注文してみたのでした。なおこの商品、AmazonあるあるでタイプによってAmazon直販だったり、マーケットプレイスだったりするのでちょっと注意（自分が注文したときは、両足用タイプはAmazon直販だった）。

んで、届いた商品をさっそく使ってみたんですが、思いの外良い。お湯は底に溜まっているんですが、足を突っ込むことで全体にお湯が押し出され、足の甲やくるぶしまでポカポカ。柔らかいお湯に包み込まれるような感覚なので、確かにこれはポータブル足湯といっても過言ではない。寒い季節にPCデスクに向かう度に「足湯に浸かりたい……」と思っていたので、ニーズにドンピシャでした。

お湯は専用の漏斗が付属しているのでそれを使うんですが、熱湯では無くて80℃くらいのお湯を、と書かれていたので、ヤカンの中で小さな泡がポコポコ出てくるくらいで加熱を止めて注ぐとちょうど良い感じ。2リットルのヤカン3/4程度まで水を入れて使ってますが、これで3時間以上は使えますね。たださすがに丸1日は厳しいので、朝と午後にお湯を入れ替えてます。

難点を言えば、やはり足を揃えて入れる必要があるので、姿勢が固定される点でしょうね。私の足のサイズは26.5～27センチくらいなんですが、厚手の靴下履いた状態で両足入れてぴっちりくらいです。くるぶしくらいまでが収まる感じなので、ちょっと足を開くくらいは可能。あと、ずっと足を突っ込んでるとかなり暖まってくるので、そしたら足を出してまたちょっと冷えてきたら足を突っ込んで……というサウナの如き所作を繰り返すコトになるため、足が固定される不便さは割と許容できるかな、という感じ。