大須は萌えているか?

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F1[10] 中国GP予選

とりあえず予選は天気に恵まれた、F1中国GP予選です。

■予選結果:
2010 FORMULA 1 CHINESE GRAND PRIX - The Official F1 Website

■予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

■予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - China - The Official F1 Website


4戦連続

またしてもレッドブルがフロントロウ独占。これでレッドブルは4戦連続でポールポジションを獲得したコトになります。てっきり今回はウェバーのポールなのかな、と思ったら、最後の最後でベッテルが逆転。いやもうホントにノリノリですな。

長いストレートがある中国では、最高速に優れるマクラーレンが速いのではと言われ、そして実際Q2まではハミルトンが速かったワケですが、なぜかQ3ではタイムが伸びず6番手。バトンも5番手に終わり、なんだかイマイチな感じに。一方でメルセデスGPのロズベルクは4番手に飛び込み、マクラーレンを上回ってみせました。

Q3のタイムを見てみると、ベッテルが頭ひとつ抜けている感じで、あとは本当に僅差。特に3番手のアロンソから6番手のハミルトンまではコンマ1秒以内の差しかないという。レッドブルがリードしフェラーリマクラーレンメルセデスがほぼ横並びという感じ。でもミハエルはやっぱり精彩を欠いている感じですけど。


Fダクト

マクラーレンが採用して流行の兆しを見せているFダクトですが、各チームさっそく同様の効果を狙ったエアロパーツを投入してきてるみたいで。メルセデスは予選で2台ともにFダクトを投入してきたみたいですが、他に予選で使用してきたチームあったんですかね。ザウバーフェラーリ、ウィリアムズもフリー走行でテストはしたみたいですが。ただ、各チームとも後付けとなるため、どのように実装しているのか興味深いところです。

ロズベルクが4番手に飛び込んでみせたところを見るとFダクトの効果はあったのかな、という気もしますが、ミハエルが9番手というポジションなのでどこまでがFダクト効果なのかはよくわかりません。ただ、ロズベルク自身はマシンの進化に満足しているみたいですけど。

そういやメルセデスオンボードカメラの映像を見ると、メルセデスの2人はバックストレート走行中にせわしなく左手でダイヤルみたいなのをいじってたのが気になったんですよね。あれってFダクトがらみの何かなのかな?という気もしますが、真相はいかに。ただ、毎周ストレートであんなダイヤル調整しなくちゃいけないんだとすると、正直めんどくさくてたまらないんじゃないかって気がするんですけど・・・。


そのほか

あと予選の話じゃないんですけど、金曜フリー走行でのブエミのクラッシュはびっくりしました。

セバスチャン・ブエミ、クラッシュの原因はアップライトの破損 【 F1-Gate.com 】

原因は右フロントのアップライト(サスペンションアームやブレーキを取り付けてる部分)が破損、続けて負荷が一気に掛かった左フロントも破損してタイヤが吹っ飛んだ・・・というコトみたいですが、フロントタイヤが2つともほぼ同時に吹き飛ぶっていうのは正直シャレになってません。今のF1マシンはタイヤが飛び散らないようにアップライトとタイヤがワイヤーで繋がれているワケですが、アップライトごと壊れてしまっては意味無いっていう。

新型パーツを投入した結果の事故だったみたいですが、軽量化を図ったりして強度が落ちた結果ということなんでしょうか。詳細は今後調査されるみたいですが、一歩間違えば重大な事故になるケースだけに、今後同じような事故が起きないことを願います。

中国GP決勝は雨の予報だそうですが、そうなるとまた予想外の展開もありそうですねぇ。