予選結果:
FORMULA 1 ENI MAGYAR NAGYDIJ 2010 - The Official F1 Website
予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website
予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - Hungary - The Official F1 Website
圧巻のタイム
前戦でフェラーリにしてやられたレッドブルですが、今回は予選で圧倒的なペースでフェラーリを上回りましたね。特にベッテルはただ一人18秒台のタイムで、3番手アロンソに1秒以上の大差を付けるという異次元ぶり。ウェバーも19秒台前半の十分速いタイムなんですが、ベッテルのそれが速すぎ。
フェラーリもセカンドロウを固めてますので、調子が悪いってワケではなさそう。フェラーリが遅くなったというより、レッドブルが速すぎですね。マッサは昨年の事故の嫌なイメージを払拭するためにも、ぜひ好成績を残して欲しいところです。ただ特に路面が良くないハンガリーの偶数列なんで、ちょっと心配。
逆にアロンソは奇数列からのスタートダッシュを狙っているでしょうから、スタートでアロンソがレッドブルを出し抜ければちょっと盛り上がるかも。しかし何もなければレッドブル圧勝フラグだよなぁ・・・。
予想外だった順位
予選の番狂わせが起きやすいサーキットではありますが、今回も一部面白い順位になってたりします。
ルノーではペトロフがクビサを上回る7番手。地元に近いハンガリーで良いとこ見せたいクビサはガッカリでしょうねぇ。ザウバーでも可夢偉がトラフィックに邪魔され18番手に沈む一方で、デ・ラ・ロサがQ3進出を果たし9番手。それから可夢偉はFIAの車検を無視したとのことで5番手降格ペナルティという踏んだり蹴ったりぶり。
Five-place grid penalty for Kobayashi - The Official F1 Website
メルセデスではロズベルクが「予想外の」6番手、一方ベッテルにコースレコードを更新されたミハエルは14番手。マクラーレンでもハミルトン5番手に対しバトン11番手と、チームメイト間で随分な差が付いてしまっているケースがちらほら。今の状態見てると、マクラーレンのコンビがドライバーズポイント1-2というコトを忘れそうになりますけどね。バトンとウェバー、ベッテルの差は7ポイントなんで、このレースでバトンはドライバーズランク2位の座を明け渡すコトになっちゃいそうです。
HRTがヤバイ
まさかの3戦連続参戦を果たした左近ですが、今回も予選最下位。でもコメントでは「この結果にとても満足している」と言ってて正直なんでやねんと思いましたが。しかしまぁ、タイムを見てみると、セナに肉薄するタイムは出てます。セクタータイムを見ると、セクター1ではセナに遅れますが、セクター2と3では左近のがタイム良いんですね。
まぁどちらにせよ、HRTのマシン自体が他チームに比べてぶっちぎりで遅いのは相変わらずなんですが・・・。めずらしくHRTのオンボード映ってたので見てましたが、マシンのふらつき方がかなりヤバイ気が。アレでレース走るのって相当ストレス溜まりそうな気がするんですけどね。セナは率直にマシンへの不満をコメントしてますが、左近のコメントが相変わらず優等生的で怖い・・・。
ちなみに日曜夜は外泊なんで、決勝のエントリ上げるのは少し遅くなるかも。