決勝でもやっぱりスパウェザー、F1ベルギーGP。
決勝結果:
2010 FORMULA 1 BELGIAN GRAND PRIX - The Official F1 Website
決勝後ドライバーコメント:
Belgian Grand Prix - selected team & driver quotes - The Official F1 Website
決勝後記者会見:
FIA post-race press conference - Belgium - The Official F1 Website
チームメイト同士での明暗
いやーハミルトン速かったですねー。雨の中コースオフしてヒヤリとするシーンもありましたが、終始安定してレースをリードしてました。一方のウェバーはスタートの失敗もありましたが、レースペースでもハミルトンとやり合える感じではありませんでしたね。それでも、ウェバーにしてみればこの混乱したレースで2位というのは悪くないでしょう。
一方で、バトンはベッテルに土手っ腹に突っ込まれリタイヤ。ベッテルはリタイヤこそしなかったものの、その後もタイヤバーストなんかもあり15位フィニッシュ。レッドブルとマクラーレン、チームメイト同士で明暗くっきり。
ベッテルとバトンのクラッシュは、まー仕方無いといえば仕方無いんでしょうけど、ちょっとカッコ悪いクラッシュでしたね。ベッテル曰く、ブレーキング時にバンプに乗って挙動を乱したとのコトですが、そもそもあのコンディションの中でイン→アウトへと急にラインを変えながらブレーキングとか、いやそれはムチャしすぎでしょうっていう。ベッテルも若いとは言いつつも、F1で既にそれ相応のキャリアを積んでいるドライバーなんですから、これはないよなーとは思います。
まぁでも、ベッテルの走りって見ていて飽きませんねぇ。ストレートが伸びないレッドブルでもマクラーレンをブチ抜いたる、という気迫がすごかった。
そーいやフェラーリも、マッサは4位入賞したものの、アロンソは縁石に乗りすぎてスピンしリタイヤ。珍しいコトもあるもんです。最初にバリチェロに突っ込まれたときにダメージとかあったんですかね?ドライバーズポイント上ではトップのハミルトンと41ポイント差。ちょっとしんどい差になってしまいました。
可夢偉の安定感が異常
驚いたのは可夢偉の8位入賞。予選が踏んだり蹴ったりだっただけに、よくここまで挽回できたなと。最初のセーフティーカーが入った段階でタイヤ交換をしたため、どこまで我慢できるかと思いましたが、うまいこと入賞圏内でポジションキープできましたね-。ベテランのデ・ラ・ロサがコースオフしてポイントを失ったのとは対照的に、あのコンディションの中ミス無くポイント獲得した走りはスゴイ。
今回ペトロフを抑えてフィニッシュできたんで、可夢偉のドライバーズランクは12位。ルーキードライバーの中ではトップです。シーズン序盤の踏んだり蹴ったりぶりがウソのような話ですねぇ。それだけザウバーというチームに力がある証拠でもあるのかもしれません。
安定感という意味では左近も今回のレースきっちり完走してますね。これで4戦中3戦完走なので、なかなかの安定ぶりです。あとは予選~決勝と、セナを完全に上回るスコアを期待したいところですが・・・。