大須は萌えているか?

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話をしよう。あれは今から…まぁいいや。

発売の半年以上前にブームのピークが来て、本編発売の頃には話題も一段落してしまった感のある希有なゲーム、『El Shaddai - エルシャダイ -』が発売になりましたね。

El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON
リエーター情報なし
イグニッション・エンターテイメント・リミテッド

とにかくまぁ、このルシフェルバージョンのトレーラームービーがなんとも言えない味わいがあり、ニコニコ動画ですっかりMADムービーの素材となっていたのはご存じの通り。しかしこれによってゲームの認知度がメチャクチャ高まったのも間違いないところで、ニコニコ生放送に出演したエルシャダイ開発スタッフからは、ニコ動ユーザーに対する感謝の言葉もあったんだとか。

エルシャダイは"ニコ動ユーザーが育てた" 開発スタッフら語る | ニコニコニュース

個人的に一番好きなエルシャダイMADというと、↓このあたりでしょうか。

ぶっちゃけ私も、ニコニコで話題になってなければこのゲームに興味を持たなかったと思いますし、発売日に買ったりしてなかったと思います。ぶっちゃけ自分好みのゲームかと言われれば違うよーな気がしたんですが、しかしゲーム発売前にすっかり楽しませてもらったので、やはり買っておくべきだろうと。

んで、実際にプレイしてみたんですが、まだクリアには至ってません。ていうか、難しい。

ファーストプレイ時には難易度を「EASY」か「NORMAL」の2つから選べるんですが、「NORMAL」を選択しました。基本的に3D(ところにより2D)で描かれたマップを走り回って敵を倒していくアクションゲームなんですが、視点を自分で自由に動かせないので、ジャンプの目測を誤って穴に落ちるコトがよくあります。あとグラフィックがものすごく独特なので、一瞬どこが足場なのかわからないコトがあったりも。かなりの慣れが必要な感じが。

戦闘は割とシンプルな操作体系で覚えやすく、武器も「アーチ」、「ガーレ」、「ベイル」の三種類だけなのでわかりやすいです。この戦闘システムはかなり好感。ただ結構敵が強くて、中ボス戦なんかでは死にまくり。ただ、主人公イーノックがやられた直後にボタン連打すると復活できるというシステムなので、ガチャガチャプレイでも粘ればなんとかなったりします。ゲームオーバーになってもコンティニューは無制限にできて、マップの要所要所でオートセーブもされてますので、大幅な手戻りになってしまうというコトはありません。

つまりはひたすらトライ&エラーを繰り返しながら進んでいく感じなんですが、まぁ結構根気が必要かもしれません。私みたいにニコニコで知ってネタ半分で買ったりしてしまうと、そのガチな難易度に泣きそうになるかもしれません。ていうか泣いてます。アクションゲーム不慣れな人は避けた方が良いかもしれません。マジで。

それから気になったのは、ストーリーをあんまり細かく説明しないというか、結構大きなストーリーの流れを止め絵とセリフだけでさらっと流したりしてるので、ある程度プレーヤーの脳内補完が求められます。そうでなくとも独特な世界観とビジュアルなので、できればもうちっと細かくストーリーを描いて欲しかったなー、という気がしないでもありません。しかし、このプレーヤーの斜め上をいっている感じが『エルシャダイ』の持ち味なのだ、とも言えなくもないかもしれません(?)。まぁそのへんは、若干投げやりで適当な感じもするルシフェルさんを堪能するゲームだと思っておけば腹も立たないでしょう、きっと。

ただ、そのガチな難易度と斜め上なストーリー展開に耐えながらゲームを進めていくと、非情にユニークな敵キャラクターや、まさかの展開にも遭遇したりもするので、もし買ってプレイを始めてしまった場合はめげずにプレイを続けるのが吉でしょう。個人的には、堕天使の一人アルマロスとのバトルはかなり見応えがありました。ゲームの中ボス戦で笑いが止まらなかったのは初めての経験ですよ。バトルの後の展開もアツイです。

あと、たぶん数量限定だとは思うんですが、エルシャダイ購入時にオマケで付いてくるポストカードに「伝説のムービー」のURLのパスワードが記載されてます。これも見てみたら相当インパクトのある内容だったので、もしポストカード手に入れた方はぜひ。

さて、なんとかまず1回クリアしてみようか……。