大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

F1[12]モナコGP 予選

なんとびっくりアゴ兄さん。F1モナコGP予選。

予選結果:
FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2012 - The Official F1 Website

予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - Monaco - The Official F1 Website

まさかのトップタイム

今回、フェラーリがかなり仕上がりが良く、一方でルノー勢も良い雰囲気で来ていたので、この2チームあたりがポール最右翼かなー、と思っていたら、Q3トップタイムを叩き出したのはまさかのミハエルでした。でも前戦でセナに突っ込んだペナルティで5グリッドダウンですけども。

いやしかし、ロズベルグが初優勝して以降、ますます調子が狂っていってる感のあったミハエルが、モナコという大一番でトップタイムを出したというのはほんと驚きです。ミハエル自身、トップタイムをマークしたあと人差し指を立てて「一番!」とアピールしてましたが、ペナルティ喰らうのわかっててもアピールせずにはいられなかったんでしょうね。

ただまー、それでも私としてはこれからのF1を背負って立つドライバーたちにミハエルをぶちのめして欲しいと思っているので、上位陣には6番手スタートとなっても鼻息荒いミハエルをきっちり押さえ込んで欲しいと思うワケです。

ミハエルに代わりポールからスタートするのはウェバー。今季初。予選順位が何より重要なモナコですので、ウェバーが今季6人目のウイナーになる可能性は高いですね。ここ最近で、モナコのポールからスタートして優勝できなかったのは2008年のマッサくらいなもんです。

あと、ウェバーはすでにモナコでの優勝を経験しているので、落ち着いたレース運びもできるでしょうしね。もし2番手スタートのロズベルグが優勝したりすると、今季初の「2勝目」ドライバーとなります。

伸び悩んだ人たち

一方で残念だったのがルノーフェラーリルノーグロージャンなんて妙にノリノリで、初ポールも狙える勢いだったハズなんですが、最終のアタックでミスがあった模様。プレッシャーもありましたかね。今回、特に上位陣のタイム差が僅差なので、ミスの影響はモロに出てしまいます。

ライコネングロージャン以上にスーパーソフトのタイヤマネージメントに苦労したみたいで8番手。

そしてフェラーリもマッサが妙に調子良さげだったので、解雇説を吹き飛ばすようなポジションを期待したものの、最終的にはアロンソの後ろ7番手。スタート順的にはミハエルの後ろになりますかね。マッサ曰くトラフィックの問題もあったようですが。この辺はもう運ですね。

それから気になったのはベッテル。ウェバーとは対照的に予選ではマシンがどうにもこうにも決まらなかったみたいで、Q3ではプライムでコースインしたものの、ノータイムのまま終了。予選上位獲得が難しいと悟り、レース戦略を考えた上での作戦ですが、これが吉と出るのか。

We could be on a different strategy tomorrow as we’re able to start the race on hard tyres, slightly different to the cars ahead, so we’ll see how the first stint goes and go from there. It’s hard to predict, as it’s a long race.

via: Sebastian Vettel:Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

ベッテルと言えば昨年は1ストップ戦略を採用して優勝しているワケで、今年も同じような方向性で考えているってところでしょうか。ピットストップまでの距離を長く取っておいて、セーフティーカー赤旗出れば一気に有利になる可能性も高いですからね。

失望ムードのザウバーですが

モナコでも活躍を期待したいザウバーでしたが、可夢偉は12番手でQ3進出はならず。ただ、9番手のマルドナドがQ1でのペレスへの走行妨害により10グリッドダウンペナルティを喰らうので、スタートはたぶん11番手。ちなみに去年は12番手スタートからの5位だったので、今年は4位になるはずです(?)。

一方、ペレスはまたしても予選でクラッシュ。Q1の最初のアタックでクラッシュしてしまったため、ノータイムで最後尾スタート。去年の大クラッシュに比べればまだマシですが、なんかモナコと相性悪いんでしょうか。ただ、このクラッシュってペレス自身のミスかと思ってたんですが、川井ちゃんがマシントラブルの可能性も指摘してましたね。ペレス自身、ひどいアンダーステアだったとコメント。

I went into the tunnel and had a lot of understeer and then I went into turns 13 and 14. Thirteen was quite fine but in 14 I just went straight and didn’t get the car to turn.

via: Sergio Perez:Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

ちなみに、予選後のペーター・ザウバーのコメントは「I am disappointed and I expected a much better result.」というひとことのみで、そのガッカリさ加減が伝わってくるというモノです。