大須は萌えているか?

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『初音ミク -Project DIVA- f』を一週間ほどやってみて

先日Playstation Vita(以下ヴィータちゃん)向けにリリースされた『初音ミク -Project DIVA- f』、ダウンロード版を購入しぼちぼちプレイ中です。ただまー、このシリーズも作を重ねるごとに難易度が上がっている気がしますな。

ムービーとか音とか

オープニングムービーはPS3のドリーミーシアターかってくらいのクオリティで驚くんですが、さすがにリズムゲーム中のムービーは一段劣ります。とはいえ、PSPに比べりゃ十分進化しているんですけども。

複数のキャラクターが登場する楽曲の場合、全員分のモジュールを変更できたりするのも良いですね。あと頭や背中に猫耳やらのアイテムを組み合わせることも可能。なんですかこの充実のコスプレ機能は。

ただ、プレイしてて気になったのがスピーカーの位置。ヴィータちゃんのスピーカーって左右アナログスティックの横にあるんで、ボタンの持ち方によっては指で塞いじゃうコトがあるんですよ。私は今まで『みんゴル』と『ドリクラ』しかヴィータちゃんでプレイしてなかったので気にならなかったんですが、こういう激しいボタン操作が要求されるゲームだと結構辛い。

音ゲーで音がちゃんと聞こえないってのは致命的なワケで、まーなるべくヘッドホンを使用してプレイした方が。そっちのが集中できますしね。

クラッチ

今回はVita専用タイトルというコトで、タッチスクリーンを活用した「スクラッチ」という要素が登場。画面に「☆」アイコンが出たらタイミングを合わせて画面のどこかをフリックするっていう。

このスクラッチ自体はそんなに難しいコトなくて、判定も結構ヌルめなのか連続してスクラッチするところでも適当にガーッと指を往復させてればノーミスで行けたりします。ただ、やっかいなのはスクラッチの直後に通常のボタン押しが来たりするところ。咄嗟に意識の切り替えや指の移動ができずにミスっちゃったりして。

私の場合、元々両手打ち(十字キーと○×△□両方使う打ち方)が苦手というド素人なので、ついついボタン操作もスクラッチも利き手の右手に頼っちゃうのでなおさら。今度こそちゃんと左手も使う打ち方をマスターしないとダメそうです。

これ、オプションの設定を変えるコトで背面のタッチパッドでもスクラッチできるんですけど、背面だとなんかやりづらい気がします。特に連続するところだと。あと、持ち方によっては結構誤反応しちゃうし……。この辺は慣れなのかもしれませんが。

難易度的に

今回は従来のチャンスタイムに加えて「テクニカルゾーン」ってのが追加されてます。このゾーン内においてノーミスでコンボを繋げればボーナス点というヤツなんですけど、こういう「ミスってはいけないゾーン」ってヤツがまた苦手だったり……プレッシャーに弱いので。パーフェクト行けそうなときも、それを意識した瞬間にミスるんだよね……。

曲の難易度は従来通りEASY・NORMAL・HARD・EXTREMEの4段階で、スコアの評価もSTANDARD・GREAT・EXCELLENT・PERFECTとこれも従来通り。難易度NORMALは全曲EXCELLENT以上でクリアできてるんですが、HARDは「ネガポジ*コンティニューズ」と「Sadistic.Music∞Factory」(今回のボス級曲)がSTANDARDしか無理……。

難易度EXTREMEに至ってはまだ数曲しかクリアできていません。過去作ではEXTREMEもなんとか全曲クリアはできていたんですが、今回は正直自身ありません。明らかに数段難しくなってる。もうEXTREMEは完全に「玄人向け」と割り切るべきか……。モジュールはEXTREMEクリアできなくても揃うっぽいし。

ただ、wiki情報によるとアイテムでひとつだけEXTREME全曲クリアが開放条件のものがあるらしい。ヘルプアイテムは使用可みたいなんで、ムリヤリなんとかするしかないですかね。あとは両手打ちマスターできれば結構イケそうな気もしなくはないです。でも「ネガポジ」と「Sadistic」がなぁ……。

あ、あとモジュールやアイテム購入に必要なDPを稼ぐなら、チャレンジアイテムは積極的に投入すべき。難易度NORMALでもDP4倍になる「COOLマスター」投入すればかなり稼げますからね。EXCELLENT安定して出せる曲ならまず途中終了にはならないだろうし。

AR機能はかなりのもの

他にもAR機能があるっていうんで試してみました。カメラ越しにミクさんが歌ってくれる「ARライブ」を試してみようと思ったんですけど、よく考えたらダウンロード購入したのでARマーカーが無い……ので公式サイトからダウンロード。ここからダウンロードできるPDFファイルをA4用紙に印刷して使ってね、ってコトなんですけど、印刷するのめんどくさいんでiPadにマーカーを表示させて試してみました。

あっさり成功。公式に「光沢のある紙は避けてください」って注意書きがあったので失敗するかな?とも思ったんですが、実に簡単でした。このARがよく出来てて、最初に一度マーカーを認識させ、その後マーカー周囲のモノをある程度マッピングさせれば、歌ってる途中にカメラのアングルからマーカーを外してもちゃんとミクさん映り続けてます。

なので、実は歌ってる途中でiPadの画面を消しても大丈夫だったりして。これ、マーカーだけでなく周囲の状況を記憶しているからってコトなんですかねぇ。大きめにカメラを振ってしまうと元の座標を見失ってしまい、再度マーカーを読み直す必要があるんですけどね。

でも、このマーカーに縛られずに見られる機能のおかげで仮想現実感がぐっとアップしてます。これ実際試してみると結構スゴイので、まだ試してない方はぜひ。

ついでに、iPhoneでも可能か試してみたら出来ちゃいました。ミクさんかなり縮んじゃったけど!

エディットモードで作成したデータもARライブで再生可能みたいなので、これは面白いコトできそうだな……。

そんなこんなで

久しぶりのヴィータちゃん専用の目玉タイトルでしたが、全体的には満足してます。ゲーム自体は旧作からの正常進化でありそこまで目新しいモノではないんですが、AR機能は今までにない新しさを感じましたね。あとやっぱりミクさんかわいい。