大須は萌えているか?

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F1[12]イタリアGP 予選

久しぶりのフロントロウ独占。F1イタリアGP予選。

予選結果:
FORMULA 1 GRAN PREMIO SANTANDER D'ITALIA 2012 - The Official F1 Website

予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - Italy - The Official F1 Website

マクラーレンのターン

ハミルトンとバトンのマクラーレンコンビがフロントロウ独占。フリー走行から好調だったマクラーレンですが、予選でも速さはそのままでしたね。前戦ベルギーではバトンが圧勝、その前のハンガリーではハミルトンが勝利。ポールポジションもこれでマクラーレンが3戦連続となるワケでして、ここに来て非常にノリノリな状態になっていますね。

ただ、マクラーレンの2人ってダメな時は本当にダメなので、ドライバーズランキング的には5位と6位。ハミルトンはトップのアロンソと47ポイント差。マクラーレンはここからどれだけコンスタントにフェラーリの前でフィニッシュし続けるかがポイントになってくるんでしょうね。

一方でフェラーリも調子は悪くなかったハズなんですが、アロンソがQ3になって突然の失速。どうやらトラブルが出ていたみたいで。

チーム代表のステファノ・ドメニカリはスカイスポーツに次のように述べた。「リアのアンチロールバーにメカニカルトラブルが起きたようだ。非常に残念だね。フェルナンドにとって最高の予選になるはずだったが、素晴らしい仕事をしたフェリペにとってはいい予選だった。トラブルはQ3最初のラップで起きた。フェルナンドはすぐに状況を理解したので、クルマがだめなことはわかっていた。非常に不運だったが、そんな時もあるさ」

via: アロンソ メカニカルトラブルでチャンスを逃す - GPUpdate.net

アンチロールバーのトラブルってなかなか聞かないよーな気がしますが、特にモンツァのような高いスタビリティが求められるサーキットでは厳しいんでしょうね。

フェラーリはマッサが予選3番手(もちろん今季ベスト)を記録して一応の面目は保ちましたが、ポールを期待していたティフォシたちは無念でしょうねぇ。今回レッドブルも競争力は高くなさそうだし、こうなると決勝はマクラーレンの余裕勝ちとしか思えません。つまり非常に退屈なレースになってしまう公算が高いって話なんですけど、何か可能性があるとしたらマシントラブルとかになるでしょうか。

意外と速かった人たち

今回一番のダークホースは4番手タイムを叩き出したディ・レスタ。一貫して速いタイムを出してて、こりゃ下手すりゃ表彰台あるで、と思ったんですが、ギヤボックス交換により5番手降格ペナルティなんですね。なんともったいない。でも、それでも9番手からのスタートなんで、巻き返しのチャンスは十分ありそう。一方、チームメイトのヒュルケンベルグはQ1でギヤ(スイッチ?)のトラブルが発生してしまい、ノータイムで最後尾というさらに悲惨な結果になってますが……。

メルセデスGPはやっぱりモンツァの予選速いですね(ディ・レスタに負けたけど)。ミハエルもロズベルグもブレーキングでタコ踊りしている映像が流れてたりしたんで、正直どうなることかと思いましたけど。決勝ではどこまで安定しているか。

それから意外にも可夢偉がQ3進出。雰囲気的にザウバーは予選ダメっぽいと思ってたんですけど、よくぞここまで。今回はきっちり決勝走り切ってポイント稼いで欲しいところ。

あと、誰も気にしてない可能性もありますが今季初めてカーティケヤンがチームメイトのデ・ラ・ロサを予選で上回りました。しかもコンマ2秒近く。すごいぞカーティケヤン

そんなワケで、決勝ではフォースインディアとカーティケヤンというインドパワーがどこまで見せ場を作ってくれるかに注目しましょう。トップ争いはきっと退屈です。今晩はカレーを食いつつ待機。