私も先日のF1韓国GPで初めて知った「江南スタイル」（愛知県江南市とは関係無いらしい）について、こんなネタ。
韓国のラップミュージシャンPSY（サイ）の「江南スタイル（Gangnam Style）」は世界を席巻したものの、日本ではほぼ期待はずれの結果だ――この例外に、PSYの母国、韓国では深い疑念の声が上がっている。
韓国のKポップ音楽は日本で大きな市場を獲得している。だがどういうわけか、日本の音楽ファンたちは、PSY本人とそのダンスの誘惑にはあまり魅了されなかったようだ。これに、韓国では、領土問題のせいで日本のファンがこの楽曲を遠ざけているのだという臆測も出ている。
ホントに怒ってる韓国の人がどんだけ居るのか知りませんが、韓流大好きなウチのかーちゃん見てればなんとなく理由はわかるよーな気がします。
ウチのかーちゃんとその周囲の韓流ファンの方々を見ていると、大体はいい年こいたバｂ……妙齢のマダムたちなんですね。K-POPのライブなんかには20代の若い女の子も多いとも聞くんですが、どちらにせよ女性ファンが多数。それも、やはり「美形」好きな人が主流。あと、「日本のアイドルよりも歌や踊りのレベルが高い」（実際のとこどうなのかは知らない）というのもK-POPを支持する理由になっているようです。
んで、そういう日本でK-POPを支持するファン層から見ると、どう考えても「江南スタイル」歌ってるPSYは「対象外」なワケですよ。ウチのかーちゃんもまるで興味無いみたいで。そらまぁ美形のレベルの高い踊りと歌を期待している人が小太り男のユカイな踊りに振り向く理由がありませんし。
そうなると、これ日本で流行らそうと思ったら従来のK-POPファン以外の層にPRしなくちゃならない。でも、結局そのPRができてないみたいなんですよね。当初、この「江南スタイル」を「六本木スタイル」というタイトルに変えて日本で売り出そうとしてたらしいんですけど、その話がポシャっちゃったみたいで。
当初、PSYは今回の大ヒットアルバムの発表前から、日本進出の際は「江南スタイル」のタイトルと歌詞を「六本木スタイル」に変えて歌うという計画を立てており、これが韓国や日本などですでに報道されている状況だ。東京の中心街である六本木は、先端のファッションと流行をリードする高級トレンドの街で、PSYの新曲のコンセプトにぴったりだという判断だった。
しかし「江南スタイル」が韓国だけではなく、早くから世界的な反響を引き起こし、状況も変わった。同日の会議でヤン代表とPSYは、日本など世界のどの市場に進出しても「江南スタイル」というタイトルをそのまま維持するほうがいいということで意見を集めたという。
via: PSY“六本木”の代わりに「江南スタイル」で日本デビュー - K-POP - 韓流・韓国芸能ニュースはKstyle
世界的にヒットしたからローカライズの必要無し、ってコトらしいんですけど、元々K-POP興味無い層にアピールするにはどうなんでしょ。おまけに、竹島問題も重なって反韓ムードが高まっちゃいましたしね。そんなご時世に、元々K-POPに興味無い層に韓国語の歌に興味持ってもらうというのはなかなかにハードル高そう。
たぶんそんなコトは売り込む方も承知しているから、日本ではあまり目立った宣伝もされず、結果日本ではほどほどのレベルに留まってるんじゃないかなぁと。そういう意味じゃ「期待外れ」ではなくて「なるべくしてそうなった」んじゃないですかねぇ。
ただ、妙に頭に残る曲とPVではあるんですよね。ニコ動でも35万再生超えてたんで、結構浸透してきてるんじゃないですか。
おっぱいガンダムスタイル
……なにかが違うような。あ、あと最近はこちら↓のがお気に入りです。
総統閣下が中国でラッパーデビューしていたようです。【元首Style】
