大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

F1[14]スペインGP 決勝

決勝始まる時間を勘違いして、テレビつけたら既に中盤戦だったというグダグダぶり。F1スペインGP決勝。

決勝結果:
FORMULA 1 GRAN PREMIO DE ESPAÑA PIRELLI 2014 - The Official F1 Website

決勝後ドライバーコメント:
Race - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

決勝後記者会見:
FIA post-race press conference - Spain - The Official F1 Website

やっぱりどうにもメルセデス

分かりきったコトではありますが、メルセデス強いですね。圧勝ですね。優勝したハミルトンと3位リカルドの差は49秒。この差はそうそう覆らないでしょう。ましてや、カタロニアサーキットは本来レッドブルと相性の良いハズのコース。そしてヨーロッパラウンド初戦として各チーム本格的なアップデートをする中、これだけの大差を付けての1-2フィニッシュというのは、今年のメルセデスが如何に突出した存在であるかよくわかりますね。

そんなメルセデスの敵はメルセデスしか居ないワケで、今回は予想されたようにハミルトンとロズベルグが大接戦を繰り広げてくれました。そうでもしてくれないとトップ争いがどうにも盛り上がらないので、今後ともどんどんやり合っていただきたいところです。

今回、ロズベルグは決勝でもハミルトンの後塵を拝する格好にはなっていたものの、ハミルトンとタイヤ戦略を分けて最終スティントにオプション側(ミディアム)タイヤを残すという作戦を取り、最後にはハミルトンの真後ろにまで接近。DRS使えるところまで来たコトで、「こりゃロズベルグ勝たないかんやろー」と応援したものの……結果はハミルトンの優勝。

まーカタロニアがそこまでオーバーテイクしやすいサーキットではないコトに加え、レコードラインを外れると大量のマーブルがあるという状況で仕掛けにくかったというのはあるでしょうが……しかしなにより、マシンが万全の状態では無かったと言いながらもきっちりロズベルグを抑えてみせたハミルトンの強さを感じるレースでした。

最終的な差はわずかコンマ6秒なんですが、それでもとにかくロズベルグの前に居るコトができるというのが大きい。ロズベルグは「あと1周あれば……」とコメントしてますが、あと1周あってもハミルトンは守り切ったんじゃないか、そんな気がします。これでハミルトンがドライバーズランキングでもトップ、ロズベルグにしてみれば思うところの多いレースだったんじゃないかなぁ。

しかし次回はモナコロズベルグにしてみれば昨年優勝したゲンの良いコース。逆襲はあるでしょうか。特殊なコースだけに、レッドブルもいろいろ狙ってくるかもしれませんけどね。

レッドブルルノーの躍進

メルセデスの後ろではレッドブルの2台が3-4フィニッシュ。特にベッテルは15番手スタートから11台抜きの4位という、今年一番見せ場を作ったレースとなりましたね。それでもリカルドの後ろなんですけど。

ただ、メルセデスが異常に速いのを別格とすれば、レッドブルは着実に速さを増してきている印象。そして今回はロータスグロージャンが予選5番手からの8位で今季初入賞を果たしており、ルノーエンジンも上り調子かな?と思わせる結果となりました。

少なくとも今回のパフォーマンスを見る限りは、現時点でレッドブルメルセデスに次ぐ「単独2位」のポジションを占めているのは間違い無さそう。フェラーリマクラーレンは相変わらずパッとしませんし。ウィリアムズも今のレッドブルには劣りますね。開幕前の悲惨な状態から、ヨーロッパラウンド開幕までにここまで巻き返してくるあたりはやはりレッドブル、さすがです。

今回のグロージャンのパフォーマンスからロータスも今後そこそこ期待できそうですし、中段争いの楽しみが増えました。

そのほか

相変わらずフェラーリマクラーレンが地味すぎる。アロンソは地元でも6位がやっとという状態だし、マクラーレンに至っては今回もノーポイント。ていうか、メルセデスカスタマーチームの中でマクラーレン最下位なんですけど。今やフォースインディアのが完全にマクラーレンより優れているんですけど。ホンダ大丈夫かなぁ……。