大須は萌えているか?

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F1[16] ロシアGP 予選

あれ、ここロシアに来ても風向きが変わらないままだ……?F1ロシアGP予選。

未だツキが衰えないロズベルグ

ここロシアはハミルトンが過去2勝を挙げ得意としているコース……のハズなんですが、なんとここでもハミルトンにトラブルが発生。予選中に上海と同様のMGU-Hのトラブルが発生したとのコトで、Q3はアタックできず。一方のロズベルグは何事も無く予選セッションをこなし、あっさりとポールポジション獲得。うーん。

ハミルトンは今回新しいPUを投入し、前回トラブったPUは問題のあったパーツを交換してスペアとして持ち込んでいるみたいですが、その新しいPUでも同じ問題が発生したというのはメルセデスとしてはショックでかいでしょうね。しかもそれがハミルトンにだけ起きているというのがまた。

ハミルトンは少なくともMGU-Hは交換して決勝に臨む必要がありますが、PU全交換で出走するという話も。長いシーズンのコトを考えると、この序盤で新品コンポーネントを無駄遣いしてしまった影響というのも今後響いてきそうですねぇ。

トラブル抜きの状態なら、メルセデスは後続のフェラーリ以下に圧倒的な差を付けている状態なので、ロズベルグにしてみればスタートだけ注意すればあとは流して走っても勝てそうな雰囲気。なにかこう物凄い追い風がロズベルグにだけ吹いているような……。

表彰台争い

今回2番手タイムを記録したベッテルは、金曜にギヤボックス交換した影響で5グリッドダウン。そのため3番手タイムだったボタスがフロントロウに並ぶコトになりますが、今回マッサも4番手からのスタートとなり、開幕からイマイチだったウイリアムズが俄に調子を上げている感じ。

ボタス曰くロシアに持ち込んだアップデートが効いているようですが、タイヤに優しいというコース特性もウイリアムズにとってはプラス要因でしょう。で、ボタスのすぐ後ろにはライコネンがいるワケでして、また表彰台を巡り遺恨を残すような対決にならなければ良いのですが。

一方で、中国で思わぬ善戦を見せたレッドブルはイマイチ調子が悪い様子。とはいえ、リカルドがマッサのコンマ1秒落ちのタイムで5番手に付けているので、そこまで悲観するものでも無いかもしれません。ロシアの地元ファンはリカルドよりクビアトが気になるでしょうが、表彰台は難しそうな雰囲気ですねぇ。

やっぱりQ3が遠いマクラーレン

今度こそQ3進出、と期待したマクラーレンですが、バトン12番手、アロンソ14番手という残念な結果に。バトンは0.095秒差で届かなかったという有様ですが、まー言ってしまえばこういうわずかな差にチームの地力の差が出てしまうってのもあるワケでして、マクラーレン・ホンダはまだその域に達していないというコトなんでしょう。次の壁に当たっている感じかなぁ。