大須は萌えているか?

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鈴鹿のラップレコードが更新されそうなので、タイム比較してみる

F1日本GP金曜フリー走行、現地行く気満々だったんですが、あまりにも天気予報の内容が悪かったのでパスしてしまいました。結局、午前中は最後までドライで走れたものの、午後は大雨となり、まともに走ったクルマは居なかったという状態で。

土曜日は、午前にやや雨が残っている可能性はあるものの、予選の時間までには天気は回復する予報。なので、土曜・日曜を現地観戦する方向で行きたいと思います。できれば、FP3までに雨は止んで、FP3はドライタイヤでレコードラインをキレイにできると良い感じなんですけどね。

FP1はギリギリドライコンディションだったので、早々に鈴鹿コースレコード(2006年にミハエル・シューマッハが記録した1:28.954)が破られるか……という期待もあったワケですが、ベッテルが叩き出したトップタイムは1:29.166と、残念ながらレコード更新はならず。ただ、昨年ロズベルグが記録したポールタイムはすでに1.5秒くらい上回ってますけどね。

覚え書きも兼ねて、ミハエルのラップレコードと、昨年の予選と、今年のFP1の各セクターベストを書いておきます(セクター毎のベストなので、合計がイコールベストラップになるわけではありません)。

セクター2006年ミハエル2016年予選2017年FP1
セクター130.03232.233
(ハミルトン)
31.170
(ベッテル)
セクター240.22140.719
(ロズベルグ)
40.231
(ベッテル)
セクター318.70117.545
(ロズベルグ)
17.583
(ハミルトン)
1Lap1:28.9541:30.647
(ロズベルグ)
1:29.166
(ベッテル)

こうしてみると、セクター1に関しては昨年の予選タイムを既に1秒以上上回ってはいるんですが、ミハエルのレコードに対しては1秒以上まだ届いてません。なかなか意外な感じ。ミシュランvsブリヂストンのタイヤ戦争最終年だった当時、如何にタイヤの性能が凄かったかって話でもあるでしょうか。

セクター2は昨年より0.5秒程度向上しており、ミハエルのレコードと変わらない水準に達してますね。そしてセクター3は昨年時点でもミハエルのタイムより1秒以上速く、今年もほぼ同じタイムが出ています。

じゃあこれが予選になるとどれくらいタイムの向上が見られるか、というのが気になるところですが、例えばQ1で雨が降ってその後ドライになった今年のイギリスGPなんかを見ると、なんやかんやでQ3の最後にはハミルトンがFP3のタイムから1.4秒(1.6%)アップのコースレコードを叩き出している(タイヤはスーパーソフト)ので、鈴鹿も同じ基準で考えると1:27.700くらいのベストラップは出るコトになります。

もちろん、もっと早く晴れてくれればそれだけ条件は良くなるでしょうし、26秒台というところまで行く可能性もあるかも?ドライで走れさえすれば、コースレコードがサクッと更新されるのは間違いないところでしょうね。

あとは、鈴鹿のポールが一度も無いというハミルトンがどこまで頑張れるかも気になるところですが……?

予選後追記

土曜日の予選でコースレコードが更新され「た」ので、今年のFP1のタイムをハミルトンが叩き出した新しいレコードタイムと差し替えた表を置いときます。

セクター2006年ミハエル2016年予選2017年予選
セクター130.03232.233
(ハミルトン)
30.625
(ハミルトン)
セクター240.22140.719
(ロズベルグ)
39.394
(ハミルトン)
セクター318.70117.545
(ロズベルグ)
17.211
(ハミルトン)
1Lap1:28.9541:30.647
(ロズベルグ)
1:27.319
(ハミルトン)

それでもまだ、セクター1はミハエルよりコンマ6秒遅い……!