大須は萌えているか?

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アニメな話 2019年春

いつの間にか平成も終わってしまい令和になってしまいましたが、自分は生年月日西暦で書く派だし、仕事でも元号を使うコとはまず無いので、特に何か変わるワケでもなかったりします。にしても、元号が変わるコトでここまでお祭り騒ぎになるんだったら、平安や鎌倉時代みたいに2~3年に一回のペースで元号変えてしまえばいいのではないか、という気もしてしまうんですが、それはさておき今期観ているアニメの話を。例によって期待値の高い順です。

八十亀ちゃんかんさつにっき
なんで地上波ではテレビ愛知TOKYO MXでしか放送されていない5分アニメを先頭に持って来てしまったんだろう……。
鬼滅の刃
アニメとしての出来は頭ひとつ抜けている印象。ただ、ストーリー展開がいかにもな少年マンガ的なものなので、ちょっと趣味に合わないところもあるかな。出番がそんなに多く無さそうなキャラでも結構な有名声優が起用されてたりして、やたら力の入ったアニメだな、と……。
さらざんまい
1話観てキョトンとしてしまったんですが、幾原邦彦監督作品でしたか、ああ。「つながり」と「欲望」がキーワードになっている感じですが、私自身「つながりたい」という思いがそこまで強くない人間なので若干冷めた目線で見ているところはありますが、毎話カッパゾンビの欲望が面白いのが良いですね。「盗んだ残り湯でソバを茹でたかった」とか、毎回ハイレベルな欲望が炸裂してて……。
キャロル&チューズデイ
キャラクターデザインが窪之内英策っていうのを見て、へーと思い見始めた作品。作曲にもAIが使われる時代に、昔ながらの手法で音楽を作り、売り込みをする主人公2人(+α)が奇跡を起こす……みたいな内容みたいで、それゆえの近未来設定というのはわかるんですが、スマホやソーシャルネットは割と現代そのまんまという中途半端なSF世界観が気になります。
Fairy gone
なんとなく、野心的な作品という臭いはするんですが、いろんな要素を盛り込みすぎててよくわからなくなっている印象も。登場人物も多いし、それぞれのキャラクターや世界観をもうちょっと時間をかけて描いたほうがいいんでないの、という気がするんですが、その辺は尺の都合でしょうか。なんかちょっともったいない感じのする作品。

あとは、継続して『どろろ』と、NHKでまた放送が始まった『進撃の巨人 Season 3』を観ている感じでしょうか。個人的には、今期はそこまで入れ込める作品が無いかなーという印象。

世話やきキツネの仙狐さん』や『ふたばにめ!』枠でやってる三作品も1話観てみたんですが、「仕事で疲れたおっさんがなにも考えずに観られること」に特化した作品ぶりにある意味感心しつつも、ちょっとおっさんの欲望にストレート過ぎる気もしてしまい……。そういう意味では、『けいおん!』のさじ加減って絶妙だったなあ、なんてことを思ったりもして。