大須は萌えているか?

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F1[19] モナコGP 予選

スーパーGT鈴鹿、F1モナコGPインディ500マイルレースが集中している今週末、もうちょっと散らせないものなんでしょうか……。土曜も鈴鹿に行ってしまい、観戦疲れで寝落ち寸前の状態で見ていたので記憶が定かではありません……なので手短に。F1モナコGP予選。

メルセデスのフロントロウ独占はもう意外でもなんでもない展開ですね。レッドブル、というかフェルスタッペンがフロントロウの一角を崩すような展開があればスゴイだけどなあ、と思ったりもしましたが、それは希望的観測に過ぎたようです。しかしベッテルを上回る3番手につけてみせたのは上々でしたね。

ホンダ勢はガスリーが5番手、そしてトロロッソもクビアトが8番手、アルボンが10番手と、4台全てが予選トップ10に入るという好調ぶり(ただしガスリーはグロージャンの走路妨害で3グリッドダウンペナルティ)。ドライバビリティを重視するホンダPU、モナコだと強みが増すか。トップ10の残りの6台はメルセデスが2台、フェラーリが2台、ルノーが2台となり、ホンダが一番多くのマシンをトップ10に送り込んだコトになります。

ていうかアレだね、メルセデスはワークスがフロントロウ独占する一方、カスタマーチームの4台がテールエンドに集中しているという極端な結果になってるんだね……。

フェラーリは重症としか言いようがない状態で、貴重なモナコ出身ドライバーとして期待のかかったルクレールはなんとQ1ノックアウト。Q1のカットオフラインをチームが読み間違えるという、マヌケとしか言い様の無いミスでした。FIAの計量をスルーしてしまい慌てて戻されたりしてましたけど、それでもまだもう1アタックする時間はあったし、燃料も入っていたし、タイヤを換えるだけで良かった、なのにチームの判断で再アタックはしなかったと。チームにも自分たちが安全圏にいるか確認したのに、「そう思うよ」と返されたみたいで、こりゃルクレールのチームに対する不信感バリバリですね。

“I asked [the team] whether they were sure [we were safe], they told me ‘We think we are’. I said ‘Shouldn’t we get out again?’ - but there were no real answers,“ said Leclerc as he spoke to the media just moments after his exit, his face etched with a mixture of anger and disbelief.

via: Monaco Grand Prix: ‘I need some explanations’ – Leclerc demands answers from Ferrari after shock Q1 exit in Monaco | Formula 1

一方のベッテルベッテルで、FP3から予選にかけて、タイヤをウォールにヒットさせるミスを連発するという、らしくない状態。予選でのミスと、FP3のクラッシュは関係が無いと説明しているベッテルですが、やはり今のベッテルはどうもおかしい感じ。それがチームのせいなのか、ルクレールのせいなのかはよくわかりませんが。

Monaco Grand Prix 2019: Vettel - Qualifying struggles unrelated to morning crash | Formula 1

しかしフェラーリ、アリバベーネをクビにしてから、より混迷の度合いが深まってません?マルキオンネが亡くなったことも関係しているのかなー。

5月20日ニキ・ラウダが亡くなったことを受けて、各チームがラウダを偲ぶメッセージやカラーリングを施しているのも見受けられますが、ハースみたくラウダと直接関係ないよね?ってチームもやっているのが、ニキ・ラウダというドライバーの偉大さを表しているようにも見えます。

1976年のニュルブルクリンクのクラッシュで「死んだ」とまで思われたのに、そこから6週間でグランプリにカムバックしたという「不死鳥」が、70歳という年齢で亡くなってしまうのは意外というか、ショックですね。1970年代、ラウダより先に複数回のチャンピオンになっているジャッキー・スチュワートエマーソン・フィッティパルディなんかはまだ元気なだけに……。ご冥福をお祈りいたします。