大須は萌えているか?

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ファイナルファンタジー7 リメイクをとりあえずクリアした話

先月発売になった『FINAL FANTASY VII REMAKE』、ようやく1回クリアしました。元々ダウンロード版を予約していて、発売されてすぐ入手していたコトを考えると、遅すぎるくらいのタイミングではあります。ましてや、家にいる時間が長い上に連休まであったのに。

ただ、クリアまでに費やしたプレイ時間は45時間程度と、めちゃくちゃ時間が掛かったというワケでもありません。なのにここまでクリアするのが遅くなったのは、なんかこのゲームをプレイしていると疲れてくるのが早くて、連続何時間もぶち通しでプレイしてなかった(できなかった)のが大きいような気がします。休日でも、1日2時間もやったらもうお腹いっぱいな感じでした。

ゲームそのものがつまらなかったワケでは無くって、刷新された戦闘システムはコマンド選択の戦略性とアクション性がミックスされてやり応えのあるモノでしたし、やたら作り込まれたグラフィックは旧作では描ききれなかった物語や世界観のディティールがより明瞭になっており、これも満足のいくものでした。神羅ビル内の作り込みなんてスゴかったし、そりゃこんだけ作り込んでたら分割リリースにもなるわ、と納得せざるをえないレベル。

にもかかわらず、ぶっ通しプレイができなかったのは、常に気を張ってないといけないゲームだったからかなあ、と思っています。まず全体的に、戦闘シーンの比重が高い印象がありまして、その戦闘もいわゆる雑魚戦ではない、イベントバトルが多かったように思います。物語の進行に沿ってシームレスにバトルが発生し、かつそれぞれの敵が異なる特徴を持っているもんだから、都度作戦を考えていかないといけない。

また、旧作以上にマテリアの重要性が増しており、場合によっては新しい戦闘が起きるたびに「ああ、このマテリアの組み合わせじゃダメだ」と悟り、バトル前まで巻き戻してマテリアを装着しなおし、改めてバトルに臨む……なんてコトも多かったですね。バトル直前まで戻せる機能があるのは助かりましたが、それってつまり、それだけバトルの手戻りが多く発生する、という前提の設計ですよね。

マテリアだけでなく、初見の敵には「みやぶる」を使って特徴を把握するのは当然として、その後相手の攻撃パターンを一通り観察しながら攻撃を仕掛ける最適なタイミングを見いだし、戦闘が長引くときには最適な回復タイミングも考え……なんてことをやるもんだから、なんか戦いながら考えなきゃいけないコトが多い。それでいて、敵のバリエーションも豊富だから、新しいイベントバトルが発生する度にかなり緊張感があるんですよね。

正直、ラストの方のバトルが連続する展開では「もう早く終わって……」と内心思っておりました。

戦闘以外の部分でも、FFシリーズのご多分に漏れず、一本道の展開でストーリーがずんどこ進行していくもんだから、なんか常に追い立てられているような気分になったりもして。これは、ミッドガル脱出前という状況もあってのコトかもしれませんが。クラウドが「なんでも屋」のミッションをこなす場面がちょっと一息つけるくらいでしたかね。「なんでも屋」のミッションで遭遇する敵相手にゲームオーバーになったりもしましたが。

そんなに疲れるんだったら、難易度を「CLASSIC」なり「EASY」でやれば良いのに……って説もありますが、そこで難易度を落としたら負けた気がするっていうか、意地があり「NORMAL」にこだわってしまったのでした。

一度クリアすると、チャプターセレクト等のやりこみ要素が追加されますが、クリア後のみ選択可能な難易度「HARD」だけで入手可能なスキルアップブックもあるというコトで、またちょっとずつやりこみ要素も進めていきたいとは思っております。とりあえずHARDで最初のチャプターだけやってみたけど、ボスが固い固い。ますます疲れそう。まあ、続編が発売されるのはまた当分後だろうし、じっくりやりますか……(途中で飽きるかもしれないけど)・