大須は萌えているか?

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F1[20] ポルトガルGP 予選

鈴鹿サーキットからの帰り道でコレ書いているので手短に。初開催のアルガルベ、F1ポルトガルGP予選。

土曜日は早起きして鈴鹿サーキットスーパーGTの予選を観に行っていたので、夜のF1予選はまんまと寝落ちしてしまい、今朝再び鈴鹿へ向かう道中で観戦する有様でした。……決勝も寝落ちするかもしれません。

初開催となるアルガルベ、映像で見ているとコースの至る所でアップダウンが繰り返されており、ブラインドコーナーが多い非常にダイナミックなサーキットという印象。ブラインドっていうか、コーナーの最中でアップダウンがあるもんだから、初見だとどこがコーナーのエイペックスなのかもよくわからない有様。そのチャレンジングさゆえドライバーからの評判も良いようですが、舗装を新しくした結果フリー走行では低速コーナー立ち上がりのアクセルオンでリヤを滑らせスピンしてしまうクルマが多発する……てなコトにもなっておりました。あとFP3で排水溝のフタがめくれて破損するというトラブルもあり、予選開始が遅れてしまったりもして。この辺は初開催サーキットゆえのドタバタでしょうか。

タイヤの熱入れにも苦労するドライバーが多かったようですが、挙げ句Q3ではアルボンやメルセデス勢がミディアムでアタックするという作戦に出てましたね。どういう理屈でミディアムの方が有利という話になるのかようわかりませんが、サーキットの舗装とタイヤのワーキングレンジに絡んだ問題なのかな……。Q2の2本目アタックからタイムを伸ばせないドライバーも続出してましたが、これはころころ変わる風向きも影響してたみたいですね。しかしまあなんとも不思議な予選でした。

ハミルトンは最後のタイヤセットでアタックを二度やる作戦でまんまとポールを獲得したワケですが、こういう芸当ができるのがハミルトンの真骨頂ですよねえ。普通ならもうボタスがポール獲る流れなのに、逆転の策を練って最後の最後に持っていく。ドライビングスキルだけではなく、トップを獲るために最後まで考え抜く姿勢、というかトップへの執念というか。だからこそ100回近くポール獲れるんだろなあ。ボタスの方は自身で1アタックを望んだらしいのでまあ仕方ないね……。

あとルクレールが4番手に食い込んでるのも面白いですね。フェラーリはここ数戦でもアップデートを重ねてマシンの感触は良くなってきているようで、ルクレールも自信ありげなコメントしてましたしね。あとはレースペースがどうかってところですが。ルクレールがこれだけ調子を上げてきていても、ベッテルは相変わらず低迷してるのは闇が深いですが。

ラッセルか14番手に入ってるのも面白いですね。初めてのサーキット、かつ難しいコンディションでここまでタイム伸ばしてくるっていうのは、ホントにセンス良いんだろうな。早いウチにもっと良いクルマに乗って欲しいもんですが。