大須は萌えているか?

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F1[24] 中国GP 決勝

レッドブルが楽勝……と思いきや、ノリスが想像以上の善戦でしたね。ただ、DRIVER OF THE DAYはアロンソに一票入れさせていただきました。そんなF1中国GP決勝のお話。

レースペースの面ではマクラーレンはちょっと苦しいのかな、と思ったんですが、ノリスはペレスを抑えての2位。ちょっとびっくりでした。もちろん、展開がノリスに味方した面もあったとは思うんですが、終盤ノリスとペレスのペースがほとんど変わらなかったりもしましたもんね。

ペレスにしてみればルクレールを攻略するのにタイヤを使ってしまったという面もあるのかもしれませんが、ノリスはレース後半コンスタントに39秒台後半から40秒台前半くらいのタイムを出していたので、これフェラーリ勢なんかよりも良いぐらいのペースでしたし。ここのコースはマシンに合ってない、という話はなんだったのか。

逆にフェラーリにしてみたら思いの外ペースが伸びなかった、という感じなのかも知れませんが、ルクレールは特にハードタイヤに履き替えてからのペースの悪さを指摘していますね。正直、セーフティカーが無ければもうちょっと違う戦略のバリエーションが見られたと思いますし、それを思うとセーフティカーの出動でレースの面白さがちょっと削がれてしまった感じはします。

そのセーフティカー出動で唯一盛り上がった(?)のはストロールが前方の車列に突っ込み、リカルドが大損害を被ったシーンでしょうか。エキサイトしたストロールは思わず無線でリカルドに対してキレ散らかしていましたが、レース後それを聞いたリカルドがストロールに対して怒りを露わにするというところまで行ってしまったようで。

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追突されたリカルドは玉突き事故の形でピアストリに接触しており、その後ピアストリもペースが上がらず残念な形に。そのピアストリも、ストロールに対して冷ややかなコメントをしているのは草。

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結局その後、ストロールはリカルドに謝罪したんでしょうか。

挙げ句にリカルド、次戦で3グリッド降格ペナルティまで食らったというんだから、もう踏んだり蹴ったりとしか言いようがないですね。

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リカルドが追突されているときに前に出たヒュルケンベルグ、まだ追い越し禁止のタイミングではあったものの、これはやむを得ない事象としてペナルティ対象にはならず。しかしリカルドが、2度めのセーフティカーラン中にヒュルケンベルグを抜き返しても良いと思って抜き返したら、これがペナルティ対象になってしまったという。

こういうときって、ドライバーがピットに対して抜いても大丈夫か確認しそうな気もしますが、これピットがOKと判断してのことなのか、ドライバーの独断なのかが気になりますね。せめてリタイヤする前にペナルティ消化できれば良かったのに……。

踏んだり蹴ったりなのは角田も同様で、最初のセーフティカー明けのタイミングでマグヌッセンに当てられて終了。なんかハースと角田は良く絡むな……。角田もなんやかんやでハミルトンと同じようなペースで走れていたので、レースペースについては予選ほど絶望的な感じじゃ無かったのが救いでしょうか。

あとはセーフティカーのタイミングでアロンソだけなぜかソフトタイヤを履いていたのが不思議だったんですが、アロンソは新品ミディアムでスタートして12周目に残り1セットだった新品ハードに履き替えており、この時点で新品タイヤはソフト1セットとミディアム1セットしか残っていなかった、というオチだったようで。ミディアムで走りきれるくらいの残り周回数だったら良かったんでしょうけど、そうも行かなかったのでソフトで繋いだ、という形だったんですね。

しかしまあ、それでもあの元気の良い走りは四十代とは思えん……。