大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

PS5に1TBのM.2 SSDを増設してみた話(予算約2万円)

先日PS5のデジタルエディションを購入したんですが、今度はその容量アップを図るべくM.2 SSDを購入しました。1TBのやつです。購入したのは以下の商品なんですが、なんでコレにしたかというとPS5対応を謳う商品の中では比較的安価なものだったからです。

加えて、PS5への取り付け要件としてヒートシンク等の放熱構造が必要とありますので、ヒートシンクも買いました。こっちは楽天で購入したんですけど、これにした理由もPS5対応を謳っててそこそこ安かったからという理由です。

【楽天市場】【 PS5 対応 】M.2 SSD ヒートシンクType2280規格専用 挟み込みタイプJEYI WARSHIP Pro放熱シリコーンパッド、留め具付属【RCP】ポスト投函便対応:アイコンSHOP 楽天市場店

Amazonでも(おそらく)同じものが売られてますが、販売元がAmazonでは無く中国の業者なのがちょっと引っかかるところ。元々が安いヒートシンクなので、さすがに偽物とか無いとは思いますが。

PlayStationのサポートページ(→ PS5にM.2 SSDを取り付ける方法 日本)にあるサイズ要件を確認すると、

  • 幅: 最大25mm
  • 長さ: 30 / 40 / 60 / 80 / 110mm
  • 高さ: 最大11.25mm(基盤から上8.0mmまで / 基盤から下2.45mmまで)

となっているので、これに合致するヒートシンクを見繕えばOKのハズです。Amazon直販でサイズ要件満たしててお値段安めのやつだと、長尾製作所のやつとかですかね?

最初からヒートシンクが付いているSSDもあるんですけど、そういうのって値段もそこそこお高かったりするのが難点。今回選んだSSDヒートシンクの組み合わせだと1TBでだいたい2万円ちょいですが、SeagateとかWestern DigitalのPS5適合モデルでヒートシンク付きのやつだと、1TBで2,8000円くらいです(この記事を書いている現在)。まあ値段はじわじわ下がっていくんだとは思うので、PS5の本体SSDの残容量に困っていないのであれば、もうしばらく待つのも手かもしれません。

自分が購入したヒートシンクはこんな感じ↓になっておりました。放熱用のシリコンパッドは3枚入ってるんですけど、実際に使うのは2枚だけです。

ヒートシンクの取り付けは単純といえば単純で、背面カバーとヒートシンクの内側にシリコンパッドを貼り付けて、それでM.2 SSDをサンドイッチする形。まずは背面カバーのほうに片側がピンク色になっているシリコンパッドを敷いて(ピンク色の面が下)、灰色の面の方に貼ってある剥離シートを剥がしておきます。

その上に、丸い切り欠き部分を合わせるようにM.2 SSDを置きます。

あとはヒートシンクのほうに青いシリコンパッドを貼り付けます。青いのが2枚入ってたんですけど、使うのは少し長い方。ただ、少しだけ長さが余りそうな気がしたのでハサミで少しだけカットしました。こいつの剥離シートも剥がして、ヒートシンクの裏面に貼り付けます。

んで、ヒートシンクを背面カバーとM.2 SSDの上に載せます。シリコンパッドが丸い切り欠き部分からはみ出している場合はNG。ただ、シリコンパッドの粘着力は大したこと無いので、簡単に剥がして貼り直すこともできます。

最後に左右6ヶ所をネジ止めして完成。付属のドライバーは回しにくいので、サイズの合うドライバーを持っている場合はそっちを使ったほうが良いかもしれません。

あとはPS5へ取り付けなんですが、サポートチャンネルに上がっている説明動画は英語なんやな……(もはや日本市場がオマケになっているという現実を実感)。

一見簡単そうなんですが、PS5のカバーの取り外しが地味に手こずりました。作業はカーペットとか布団の上で行うのが良いと思うんですが、先に台座を取り外しておき、PSマークが入っているのと逆側の面を上に寝かせます。公式の動画ではPS5の背面を手前側にしてますね。んで、カバーの右手前側を少し上に引っ張り上げながら、カバー全体を左側にスライドさせる感じになります。

コツが分かれば大丈夫なんですが、最初にやるときはカバーがバキッといきそうな気がして結構緊張しました。少し力入れないと外れ無いし……。価格.comの動画のがわかりやすいかも。

増設用のスロットにはカバーがしてあり、これを開けるためにプラスドライバーが必要になります。

中にはSSDを固定するためのネジとスペーサーがあるんですが、最初「110」の位置にネジ止めされているので、これを「80」の位置に持ってきた上でSSDを差し込み、ネジ止めすればOK。

最後にスロットの蓋を閉じて、PS5のカバーをつけ直すんですが、「カチッ」と音がするまで差し込む必要がある感じ。

PS5の電源を入れるとSSDをフォーマットするか確認する画面が出てくるので、画面に従ってフォーマットして、必要に応じて本体SSDに入っているデータを移動させたりする感じ。設定でデフォルトのゲームインストール先を変えられるので、とりあえずPS5のゲームは本体SSDPS4のゲームは拡張SSDに入れる設定にしておきました。

ちなみに、PS5で測定された拡張SSDの読み込み速度は6557.78 MB/sでした。

本体SSDの自由に使える領域が実質670GB程度しかないので、PS4のゲームも合わせるとあっさり容量不足に陥りそうだったので、1TB増量できたことでとりあえず心理的な安心感が増した感じです。これで新しいグランツーリスモが発売になっても心配することはないでしょう(?)。PS4のSPORTで100GB以上食ってるんだから、次回作はどれくらいのサイズになるんや……。