大須は萌えているか?

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初めて発熱外来に行ってきた話

昨日の午後、なにか寒気がするなと思ったらみるみるうちに体調が悪くなり、体温を測ったら38℃オーバーを記録してしまい「うへえ」という感じに。右の扁桃腺のあたりが腫れている感覚があったので、発熱の原因はおそらくコレだろうなあと思いつつ(子供の頃から扁桃腺が弱い)、しかしこのご時世コロナの可能性も捨てきれないというコトで、近所の発熱外来に行ってみました。コロナ禍になって以降、ワクチンの副作用以外でここまで派手に発熱するのは初めてだったので、発熱外来を受診するのも初めて。

事前に電話で発熱外来を受信したい旨を伝えると、指定の時間に外来用の駐車場にクルマで来てください、と指示されました。んで、実際に時間通りクルマで病院に向かい、到着した旨電話で伝えると、完全防備の看護師さんがやってきて「スマホお持ちですか?」と尋ねられたので持ってます、と答えるとQRコード付きの用紙を渡され、それを読み取ってオンラインで問診に回答してください、と。

問診の回答をして、またしばらくクルマで待っていると、また完全防備の看護師さんがやってきて「じゃあ検査しまーす」と言いつつクルマのドア越しに長い綿棒みたいなのを鼻の奥に突っ込まれました。ちょっと痛い。「20分くらいで結果が出ますのでまたしばらくお待ち下さい」と言われ、またしばらくクルマの中で待つコトに。地味にクルマでの待ち時間が長い。

30分くらい待ってたらお医者さんが来て、「結果は陰性でしたので、改めてちょっと喉の状態を確認させてください」と言われ、マスクを外して喉の奥などを診てもらい「そこまでひどくは無いですけど、腫れはあるので薬出しますね」と言われてまたクルマで待機。陰性でもクルマからは出てはいけないらしい。

結局、診察代の会計も、処方された薬の受け取りも全部クルマの中で行うという徹底ぶりでした。感染拡大を防ぐという観点からすると、感染の疑いがある人間をクルマの中に閉じ込めておくというのは妥当な判断だとは思うんですが、これクルマ持っていない(あるいはなんらかの事情で使えない)人の場合はどうするんだろうな……その場合はなんか他の患者さんと接触しないように検査できる場所とかあるんだろうか。

検査して30分程度で結果がわかるっていうのは、PCR検査ではなく抗原検査と言われる検査方法かと思いますが、その場で検査結果がわかるというのはありがたいですね。PCR検査よりは精度が落ちるらしいですが、厚労省のページを見てみると

承認後当初は、抗原検査キットで陽性の場合は確定診断となる一方、陰性の場合は確定診断のために再度PCR検査が必要でしたが、調査研究の結果、発症2日目から9日以内の有症状者については、抗原検査キットとPCR検査の結果の一致率が高いことが確認されました。
そのため、6月16日に「 SARS-CoV–2 抗原検出用キットの活用に関するガイドライン」の見直しを行い、鼻咽頭拭い液による検査は、発症2日目から9日目までの患者について、検査結果が陰性でも確定診断が行えるようになりました。

via: 新型コロナウイルス感染症に関する検査について|厚生労働省

というコトらしい。私の場合、ギリ「発症2日目」と考えていいのだろうか。

どのみちまだ扁桃腺の腫れも治ってない(処方された解熱剤飲んだらかなり楽になったけど)ので、当面は出歩いたりせずにおとなしくしていようと思います……が、最近は感染者数が減ってきていてだいぶコロナに対する警戒感が薄れていたのも事実で、改めてうがいや手洗いの徹底など心がけたいなと思った次第です。ていうか、発熱したら「コロナかも?」って心配しなきゃいけないのは、精神衛生上にも良くないですねえ。