大須は萌えているか?

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iPhone 4を手に入れるまでの顛末

2010/6/24は私にとって盆と正月が同時に来るよりもお祭り騒ぎな日となりました。

巷で散々騒がれているiPhone 4の発売日であるコト、あの話題(問題?)作ゲーム『ラブプラス』の内容をさらに充実させた『ラブプラス+』の発売日であるコト、初音ミク好きな人たちのハートを直撃したPSPゲーム『初音ミク -Project DIVA-』をPS3のHD画質でプレイ可能にするという『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』のダウンロード配信開始日であるコト。

なんかもー盛りだくさんなワケです。そんな日だったので一日中家に引きこもる体制を整え、万全の状態で臨んだ・・・ハズなんですが、中でも特に楽しみにしていたiPhone 4を入手するまでには多少の紆余曲折がありました。そんなワケで、まずはその顛末でも。

予約から発売まで

私はiPhoneの予約受付をする、というアナウンスを聞いて、15日の夕方17時前に近所のソフトバンクショップに行き、少し待ったあと予約を済ませました。予約手続き自体はとてもスムーズに完了。そのお店では1桁台で予約できていたと思います。

ただその後発売日が近づくにつれ、iPhoneの供給量が予約数に対して全然足りないという話が出てきて少々不安に。そしてApple Storeのが優先的に配分されるとか、大手量販店のが数が多いとか、色んな話が錯綜してました。挙げ句に発売日直前には「ソフトバンクショップに予約していたにも関わらず、発売日当日の入荷数はゼロだと言われた」なんていう発言をついったーでする人も現れ、ますます穏やかじゃない雰囲気に。

孫正義のついったー発言によると、ソフトバンクショップへの入荷数の割り当ては「新規、機種変、店の大小等に関わらず(予約数量に対する)比例配分です」ということであり、予約が1つでも入っている場合は「切り上げなので、1台以上」の入荷があると説明しています。このあたりの話の食い違いはどういうコトなのかようわかりませんが、入荷数量や手続き等の詳細がよくわからず現場のソフトバンクショップはかなり混乱しているんだろな、という感じはしました。

んで、発売日前日になってソフトバンクショップから留守電が入っており(20時前くらい)、「明日お渡しできそうです、よろしくお願いします」とのこと。正直発売日に手に入るのかどうなのか、かなり気になってたのでこれは朗報。しかしこんな時間になってから連絡が来るなんて、ショップの方も相当ドタバタしてそうです。

そして発売日当日

発売日当日、お昼前くらいにソフトバンクショップに行ってみたところ、ちょうど若いおねーさんの居る窓口が開いており、「どうぞ」と言われたので窓口に座り、「iPhoneの予約してた者です」と伝えました。すると、若いおねーさんが「少々お待ちください」と言ってかなりベテラン風の女性店員さんとチェンジ。なんでわざわざ交代するんだ?と思ったんですが、その店員さんがiPhoneの箱と機種変の手続き用紙みたいなのを持ってきました。

iPhoneの箱を見た私はすっかりテンション高めになったんですが、そこで店員さん曰く「機種変更手続きのためにこの用紙をご記入頂いたあとFAXで流さなければいけないんですが、その回線が現在大変混み合ってます。なので手続きでき次第、お客様の携帯に連絡させて頂いてよろしいですか?」とのこと。「それってどれくらい時間掛かるんですか?」と聞いたところ、「1時間くらい・・・場合によってはもっとかもしれません」と。

目の前にiPhoneの箱持ってきておいて、なんだそりゃー!とその場でずっこけたい気分ではありましたが。まぁ待つほか無さそうです。店員さんがチェンジしたのは、こう言われたときに食ってかかる客だとやっかいだから、苦情処理に慣れてる人に代わったのかなぁ・・・と邪推。どうせなら若い店員さんが目の前までiPhoneの箱を持ってきて、「うふふ、コレが欲しいんでしょう?でもまだダーメ。もう少しだけオ・ア・ズ・ケ」とかやってくれた方が嬉し・・・いえなんでもありません。

そんなワケで、家で昼飯を食い、13時には『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』がダウンロード購入可能となっていたので、連絡あるまでコレをプレイして待つことに。正直なんでこの期に及んで待たされなきゃいけないんだー、とは思いましたが、ミクの天使っぷりに癒されそれなりに時間を潰すことができました。

しかし、3時間経過しても4時間経過しても連絡がありません。さすがにこれは長すぎるだろ、と思い、17時過ぎても連絡無かったらこっちから問い合わせてやろう・・・とか思ってたところ、家の電話に連絡が。「すいません、携帯に連絡するとお伝えしたんですけど、よく考えたら回線がもうこっち(iPhone 4)に切り替わってしまっており連絡できませんでしたので、ご自宅の番号に連絡させて頂きましたー」とのこと。おおーーい・・・。

前回(3G → 3GS)の切り替えの場合、SIMカードが共通だったため3GからSIMカード引っこ抜いて3GSに移す、ってコトをやった記憶があるんですが、今回のiPhone 4マイクロSIMを採用しており、そもそも使い回せません。なので元々のSIMカードは私の手元にある3GSに入ったままなんですが、回線自体はもう途中でiPhone 4に切り替わっていたっていう。ベテラン店員さんもなんか勘違いしちゃって、「携帯に連絡します」って言っちゃったんでしょうね。

なんだか程よい脱力感に襲われつつ、17時過ぎに再びソフトバンクショップへ。今度は店舗に入るなり男性店員さんが「こちらへどうぞ」と。iPhoneがすでに机の上に用意してあり、ようやく受領することができました。一応気になったので「手続き自体はとっくに終わってて、携帯に連絡できなかったから遅くなったってコトじゃないですよね?」と聞いてみたところ、「いえ、手続き自体に時間が掛かってしまいました」と力強いお返事。iPhone 4の着信履歴を見てみたところ、16時半くらいにソフトバンクショップからの不在着信が入ってましたので、ウソじゃないみたいです。

そんなこんなで

そんなワケで、受け取るにも随分やきもきさせられたiPhone 4でした。ただ正直今回のケースは予見できた話じゃないの、という気がするんですけどね。3GSをはるかに上回る予約数があり、発売日に大量の機種変なり新規契約をさばくコトはわかりきってたハズなんですから。こればっかりはソフトバンク側の手落ちじゃないかと。期間が短すぎてどうしようも無かったのかも知れませんけど。それでも機種変更の書類FAXで流すのに4時間掛かりました、はないでしょー。

でもまぁ、結果的に行列に並ぶコトもなく発売日にiPhone 4を手に入れられたので、それは良かったんですけども。次の機会にはどうしようか、悩むところ。きっとそのときまでには、現場と本社の情報共有や手続きの仕組みもカイゼンされて、混乱の無い状態になっている・・・と期待したいんですけどね?

すっかり長くなってしまったので、iPhone 4本体の話やゲームの話はエントリを改めて。