大須は萌えているか?

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WEBサービスに個人情報をどこまで預けるか問題

スマートフォンの流行もあってWEBがどんどん日常的なツールになってきてて、いろんなWEBサービスに自分の個人情報を預けるのが当たり前になってきてますね。私もいろんなWEBサービスを使ってるので、あちこちに自分の情報を登録してたりするのですが、それでもたまに「ここまで個人情報登録しちゃって大丈夫かなぁ」と不安に感じたりすることがあります。正直、なにを今更っていう話ではあるんですけど。

例えば自分の名前やメールアドレスくらいならそれほど抵抗を感じるコトはないんですけど、例えば住所や電話番号、クレジットカードの情報を入れるとなるとかなり抵抗感があります。万が一メールアドレスが流出してもスパムが届くくらいで済みそうですが、電話番号やクレジット番号がもし流出したらもうちょっと面倒なコトが起きるかも、と想像しちゃうんですね。

だったら電話番号やクレジット情報を登録するようなWEBサービスは一切利用しなければいいじゃん、という話なんですけど、でも利便性の高いサービスならやっぱり利用したいワケでして。その辺は、そのWEBサービスをどこまで信用するか、という話になってきます。

例えばネット通販なんかは当然自分の住所やクレジット番号を登録しなくちゃ利用できないワケですが、すげー便利なので使いたいワケです。ただ、自分の情報を預ける先が多くなればなるほど、それが漏れてしまうリスクは高くなるワケで。そう考えると、あんまりあちこちのネットショップに登録したくない。結果、私はネット通販といえばほぼAmazonに集中しているんですよね。Amazonひとつで相当な種類の商品を購入できますし、Amazonくらいの大手なら情報管理もある程度しっかりしているだろう(推測)というコトで。

そしてAmazonを介して他業者から商品を購入するコトになるマーケットプレイスはなるべく使わない方向で。Amazonが扱ってない商品でどーしても欲しい商品がある場合には、マーケットプレイスや他の通販サイトなんかを利用する場合もあります。が、かなりのイレギュラーケース。

つまり、かなり突っ込んだ個人情報をWEBサービス登録する場合には、「そのWEBサービス事業者を信用できるか」という点と、「個人情報を登録するリスクに見合った価値がそのサービスにあるか」という点がポイントかなぁ、と。そして極力、登録するサービスを絞り込む。

他の例でいうと、私はアドレス帳のデータをAppleのMobile Meというサービスを介して複数のMaciPhoneGoogleアカウントに同期してます。つまりAppleGoogleにはアドレス帳の中身をまるっと預けているコトになるワケですが、それは「AppleGoogleは信用していいだろう(ていうか信用せざるを得ない)」というのと、複数台のPCからアドレス帳にアクセスできるという機能に対し「預けるだけのメリットがある」と感じたからですね。

その一方で、最近話題になってた「Viber」というiPhoneアプリがあるんですけど、このアプリはアドレス帳の名前と電話番号をViberに送信することで、専用のIDなどを取らなくても電話番号だけでユーザー同士の無料通話ができる・・・というもの。結構便利そうなんですけど、どうもこのサービスに対しては「電話番号を預ける」というコトに抵抗を感じてしまいました。

それはViberというサービスを運営しているところが信用できるかよくわからなかったから。まぁ海外のサービスに電話番号が漏れたところでどうというコトは無い、と考えるコトもできるんですけどね。ただ、アプリがリリースされた段階では情報を送信する際に暗号化もされてなかったみたい(対応予定はあるみたい)なので、余計にね。

Linux/CGP作業メモ ≫ Viberが送信する情報のメモ【12/31追記】

それに、無料通話するアプリという点では現状Skypeで事足りてますし、そもそも無料通話で話し込むような友だちが居な・・・げふんげふん。つまり、Viberをどうしても使いたい理由も無いですし。

まぁこの辺の感覚は個人によっても違うと思うので一概に言えることではないんですけど、ただ自分の中でリスクとメリットを天秤にかけるクセは付けて置いたほうが良いんではないかな、というお話でした。あれこれWEBサービスを使うようになってくるとその辺の感覚が希薄になっちゃうコトもあるんですけど、心のどこかには留めておきたいな、と。