大須は萌えているか?

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アルペンルートを越えて富山・石川に行ってみた その1

※画像多めです。

週末、家族旅行として立山黒部アルペンルート的なところに行ってみました。長野側からアルペンルートを通って富山に抜け、富山で一泊してちょっと石川に立ち寄って帰るコース。私は過去に黒部ダムは行ったコトあるんですが、ダムだけ見て引き返したので、そのまま富山まで突っ切るのは初めて。

アルペンルートは一般乗用車の乗り入れはできないので、バスやらケーブルカーやらを乗り継いで行くコトになります。ただ、長野側のアルペンルート入り口である扇沢から、富山の立山駅までクルマを回送してくれる業者さんがあるので、扇沢まではクルマで行って業者さんにクルマを預ける形にしました。

ちなみに回送の値段は25,000円くらいが相場みたいですが、ネット予約+クーポンで20,000円というところがあったのでそこにお願いしました。

扇沢黒部ダム

まずは扇沢立山までの切符購入。おとな1枚8,060円。アルペンルートの乗り物すべてこの1枚の切符で乗り継いでいくので、無くしたら阿鼻叫喚。首から提げるパスケースあった方が便利かも。

まず扇沢からトロリーバスに乗っていくんですが、朝の9時半ごろに乗り場に到着した時点ですでに行列が出来てました。旅行先の定番だけあって人多いですねぇ。それでも15分くらいでバスに乗れました。すし詰めの車内で立ち席でしたけども。トロリーバス、無骨なデザインがステキです。

ちなみに、道中はずっとトンネルなので割とヒマを持て余します。とはいっても15分くらいですけど。車内で流れる観光アナウンスによると、日本で現存しているトロリーバスはここと、この後乗るコトになる立山トロリーバスだけだそうです。確かにヨソで見た記憶ないなぁ。半世紀以上前には名古屋でも走ってたみたいですけどね。

トロリーバスを降り、ひたすら階段を登っていくと黒部ダムを見下ろす展望台に到着。

すごく……大きいです……。こういう巨大建造物を見ると心がときめいてしまうのは何故でしょうか。人がゴミのようだ。夏場はこうして観光放水をしており、見応え十分。霧状に放水しており、虹も見られます。

ダム湖である黒部湖の奥に見えるのは赤牛岳レッドブルファンはぜひ登っておきましょう(?)。

黒部ダム~黒部平~大観峰

黒部ダムを見物したあとは、黒部ケーブルカーに乗ります。これまた全線トンネルの中。巨大建造物とか地下を進む乗り物とか、ここはどこの第三新東京市だよ、という気もしてきます。ここもかなり混雑してましたが、これまたすし詰めにしてどんどんピストン輸送しているので、待ち時間は20分程度でした。

このケーブルカーは5分ほどで終点・黒部平に到着。今度はここで立山ロープウェイに乗り換え。このロープウェイ、支柱がまったく無く、乗り心地が良いのがウリなんだそうです。私は高いところが少々苦手なので、あのガタタン、という揺れが無いのは助かります。助かりますが、

……なんかこええよコレ!あと、立山がすっぽり雲に覆われているのが心配だよ!

ちなみに、先ほどのケーブルカーに乗車する際にロープウェイの整理券が配られており、この整理券の番号ごとに発車時間が決められてました(発車時間はロープウェイ乗り場に掲示)。なのでロープウェイに乗る際には行列を作る必要はなく、整理券の時間が来たら乗り場に行けば良いシステム。待ち時間は展望台から景色を見たり、売店を覗いたり。

乗車後は、なるべく下を見ないようにしながらロープウェイの景色を堪能。まぁすっかり足が竦んでましたけども。黒部湖がみるみる小さくなってゆく……。

大観峰~室堂

ロープウェイの終点・大観峰に到着後、腹が空いたので売店でおにぎり等を購入。ただ、休憩できるスペースがロクに無かったので、そのまま室堂(アルペンルートで最も標高が高いとこ)まで持っていくコトにしました。

大観峰から室堂までは立山トンネルトロリーバス。こちらの所用時間は10分程度。売店で食べ物買ったり、展望台から景色見たりしてちょっと時間潰したのが良かったのか、行列も無くスムーズに乗車できました。これもずっとトンネルの中。途中、立山の山頂直下を通っており、そこで対向車とのすれ違いを行ったりもします。

そして室堂に到着。だいたい12時くらいに到着したので、扇沢から2時間半くらいの所要時間ですね。ここには立山登山の拠点となるホテルもあり、レストランもありと一番賑わっている場所。標高はアルペンルート中最も高い2,450m(ちなみに立山山頂が3,015m)。立山山頂付近は雲に覆われていましたが、それなりに晴れ間も広がっており、ここんとこの全国的な天候不順を考えると十分天気には恵まれたかな、と。

それにしてもここ、素晴らしく広く見晴らしが良いですね。散策コースも全部歩こうと思ったら数時間掛かりそうです。私らは富山まで抜けないといけなかったので、ちょろっと歩き回っただけでしたけど。

ここに来て、アルペンルートが人気ある理由がわかった気がしました。これはまた来たくなる景色。

この室堂にあるホテルに宿泊するのも面白そうなんですが、人気があるためかなり前から予約しておかないと厳しそう。あと結構値段高い(室堂の駅に直結しているホテル立山だとだいたい1泊2万円~)。

それから、食事する場所が3カ所くらいあった(ホテル立山のレストラン、立ち食い蕎麦、軽食)んですが、どこもそれなりの混雑っぷりなので注意。私らは大観峰で買ったおにぎりなどを散策コース途中にあるベンチに座って食べてました。こっちのが席空くの待つ必要無いし、何より素晴らしい景色の中で食う飯は美味いので、結構オススメかも。

長くなってきたので続く。次回はアルペンルートを下って、富山市内へと。

アルペンルートを越えて富山・石川に行ってみた その2 - 大須は萌えているか?