ソニー、「Music Unlimited」を日本で開始 -AV Watch
先日は日経の釣り記事によってついにiTunesに楽曲配信か!と思いきや壮大な肩すかしを食らったばっかですが、今度はソニーがクラウド型の定額音楽配信サービスを始めるというお話。
まー、形はどうあれ、音楽業界が不況と言われる現状を打破しようといろいろ攻めてる感じはしますよねー。うん。
ただですね、DRMかけてないMP3をそのまま販売してくれれば、こんな凝ったシステム要らないんですよねー。それこそほとんどのデバイスで再生できるし、専用アプリ要らないし、いちいち認証を受ける必要無いし。
でもそんな単純な話ができなくて、こういう先進的に見えるんだけどその実えらく回りくどいやり方しかできない辺りが、音楽業界のアレさ加減を象徴しているよーに思えてしまうのです。
聴き放題とか、レコメンド機能とかぶっちゃけどうでもいいんですよ。自分の気に入った曲を、いつでもどこでもどんなデバイスでも自由に聴きたいだけで。そういう意味じゃ、AmazonのMP3ダウンロード販売は理想的なんですけど、ラインナップが物足りないんだよなぁ……。
ソニーが管理してる音楽の量ってなんか半端ないコトになっている(⇒朝日新聞デジタル:ソニー、英EMIの買収完了 音楽出版事業で世界首位 - 経済)ので、それを元に自分とこのシステムにユーザーを引き込もうって腹なんでしょうけど……
せめてiTunesでそのまま購入できるようにならんかなぁ。別にお金払いたくないワケじゃないんですよ。ただ、自分の気に入った曲を、自分の好きなデバイスで、好きな時に、好きな場所で聴きたいってだけの話で(大事なことなので2回言いました)。