最近はF1の感想以外の記事をめっきり書かなくなった私です。
書かなくなったこと自体にそんな深い理由があるワケではないのですが、最近意識的にSNSを遠ざけるようになってはいます。というのも、オリンピックの開催が近づくにつれウンザリするようなニュースとそれを取り巻くSNSでの怒りを伴うような反応のアレコレを眺めていたらなんだかお腹いっぱいになってしまい、こういうムードに当てられ続けるのは精神衛生上良く無いと思ったのが大きかったりします。あ、あと某ウマのゲームが流行って以降、TwitterのTL上にガチャと競馬の話が妙に増えてしまい、そうした誘惑から距離を置きたかったというのもあります(ガチャや競馬を否定したいワケではなく、自分の性格上そういうのに手を出すと良いカモになってしまう自覚があるため)。
そういう話題を避ければ良いじゃん、という説もあるんですが、まーどうしても目に飛び込んで来ちゃいますからね、特にオリンピック関連の話は。あと、私の場合WEBで他人と活発に交流するタイプの人間でもないため、SNSを遠ざけることによる弊害が特に無かったりもするんですよね。んで、そうしているうちにブログになにか書くモチベーションもダダ下がりになっていった、というワケですが、F1の感想記事はもうすっかり習慣化しているため、そこだけは欠かさず書いている感じです。
ただ、このブログって自分の覚え書きとしても有用なところはあって、なにかモノを買った話とかを書いておくと後から「コレいつ買ったんだっけ?」とか思ったときにすぐ調べられるというメリットもあるため、そろそろF1以外の話も書いていこうかなあ、という感じ。なお、東京オリンピックについて思うところはいろいろあるんですが、その辺はブログとかTwitterではなく次の選挙で意思表示できれば良いかなあ、といった感じです。
電源タップの話
そんなワケで、今回は電源タップを買った話を書いておきます。
……なんで電源タップの話かというと、新しく買った電源タップが非常に良い感じだからです。話の発端は、以前WEBで「電源タップの寿命」についての話題を見たこと。
「電源タップにも寿命があります」火災の原因にも…替え時を判断する“6つのポイント”を聞いた
電源タップは3~5年を目安に交換を検討してね、って話なんですが、そういや自分の部屋の電源タップって長いコト交換した記憶が無いな……と。私もご多分に漏れずPCデスク周りにはコンセントを使用する機器がアレコレあるせいで電源タップをいくつも使っているのですが、そのどれもがいつ買ったか思い出せない状態。
そういえば電源タップのケーブル部分に製造年とか印字されてなかったっけ、と思いひとつ見てみると、「2005」と書いてあってヒエッとなりました。まさかの16年モノ。逆にいうと、よくこれだけの間ノートラブルで耐え続けたもんだな……。見た目の破損や時折電気の供給が途絶えるようなコトも無いのでふつーに使い続けてましたが、さすがに買い換えたほうが良さそう。
他のタップも確認してみたところ、どれも10年以上は経っており、最古のものはなんと1996年モノでした。25年前だ……(これはPCデスク周りで使っているものではなく、ほぼ扇風機専用で使っていたものですが)。
これはイカン、というコトで電源タップをまとめて交換しようと思ったんですが、そのときちょうどAmazonプライムデーでエレコムのタワー型タップが安かったので、ふと興味が出て買ってみたんですね。
この手のタワー型タップって以前にもAmazonで見かけたコトがあって興味があったんですけど、聞いたことないメーカーばかりだったんで躊躇してたんですよね。電源とかモバイルバッテリーの類いって、粗悪品だと新品でも火災のリスクがあるだけに、知ってるメーカーじゃないとちょっと不安ですし。その点、エレコムだったらまあ良いだろうと。しかも12個口でUSBポートまで付いてるし(8個口タイプも有り)。
実物が届いてみると、「意外と軽いな」という印象。ネジが付属しており、その気になれば机の天板裏にネジ止めできたりもするんですが、私はふつうに床に直置きして使うつもりだったのでもうちょっと重いほうが安定感があって良いのでは……という気もしました。ただ、ごついACアダプター等をゴチャゴチャ付けていくと結果的にそれらが重しとなって安定しますね。
んで、こいつの素晴らしいところは普通の電源タップだと隣の口まで塞いでしまうようなゴツいACアダプターをお互い干渉させずに取り付けられるところ。これ、形状的に4個口の円形タップが3段重ね(8個口タイプだと2段重ね)になっており、かつそれぞれの段の口の位置が互い違いになるようにしてあるため、スペースに余裕ができるようになっているんですね。他メーカーのタワー型タップだと、口の位置が直線で並んでいるものが多いため、結果的に干渉しちゃうパターンもあるんじゃないでしょうか。
難点を言うと、アダプタをゴチャゴチャ取り付けるとその姿がまるで『ドルアーガの塔』のローパーみたいになってしまう、というところでしょうか(世代を選ぶ表現)。
しかしこいつのおかげで無駄なくタップを使えるようになったのは素晴らしい。非常に気に入ったため、あとからもう一つ買い足してしまいました。
注意点としては、普通の横長の電源タップとはスペースの取り方が異なる、という点でしょうか。放射状にスペースを取るため、壁に寄せて置くには不向き。また、タップそのものの直径は13センチとなっていますが、そこにある程度ゴツいACアダプターを取り付けたりするコトを想定するならば、直径20センチちょいくらいのスペースは確保したいですね。あと、高さは21センチくらいです。
スペースに応じて、通常の電源タップと使い分けるのが良さそうです。私も、横長の電源タップと併用している感じ。使っているPCデスクがスチール製の「ザ・事務机」みたいなシロモノなので、背板についてるケーブルポケットの下にマグネットでくっつけてます。こうすると、タップにホコリが積もるのも防げるし。タップごとポケットの中に入れちゃったほうが見た目はスッキリするんだけど、抜き差しもし辛くなるしね。
なお、この電源タップもエレコムのやつです。マグネット付きのやつがあるので。
別にエレコムを贔屓しているワケでは無いのですが、ニーズにあったものを選んだら結果的に「電源タップはエレコム」という形に落ち着いてしまいました。ただ、このタワー型タップはまあまあ良いお値段するので、5年で買い換えるのちょっと躊躇う。まあ、その頃もっと良い商品出てたら考えるけど……。