大須は萌えているか?

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ぎっくり腰になった話

先日の夜、左手で床に置いてあった20kgのダンベルを持ち上げようとしたところ、腰に嫌な痛みが発生。すこし大人しくしていれば痛みが引いていくかな、と思ったんですが、なかなか痛みが収まらないためとりあえずそのまま寝て様子を見るコトにしました。

一晩開けてみると、痛みが引くどころかかなりハッキリ痛い状態で、まず普通に起き上がれない。寝返り打つのもしんどい。痛み自体は腰の左半分から生じている感じだったので、体を右側にゆっくり倒し、そこから右腕と上半身を使って下半身になるべく刺激を与えないようにしつつベッドから降りる必要がありました。立ち上がってゆっくり歩くことはできるんですが、腰はズキズキ痛い感じ。左足を持ち上げると痛みが増すので、階段の上り下りは左足を使わないようにそろそろと。それからズボンや靴下を履くのが超大変。どうしても左足を持ち上げる体制にならざるをえないんだけど、それやると超痛いのでなんか無理やり体を捻りながら履く感じに。

いままでぎっくり腰というのもやったこと無かったので、この痛みは放っておいても良いものなのかどうなのかもわからず、そもそも日常生活に支障がある有様だったので、一度近所の整形外科に行ってみることにしました。今まで整形外科というものに足を運んだこと無かったんだけど。ただ、クルマの運転もかなり不安な感じだったので、家族に運転してもらうことに。助手席に乗り込むのもしんどかったけど(ウチの車、シート位置がやや低くてセミバケット形状になっているので、腰の痛みがあると乗り込むのが大変であることが判明)。

腰の痛み以外に、しばらく前から右肩にも違和感というか、特定の方向に曲げたときに痛みが生じるときがあったので、それもまとめてレントゲン撮って診てもらいました。結果、腰は急性腰椎症(ぎっくり腰)と診断され、肩については関節がちょっとおかしくなっているとは言われたものの、そこまでヒドい状態では無いとのこと。「うちリハビリもやってるけど受けてみる?」と言われ、モノは試しと受けてみるコトに。

肩については最初にパッドみたいなのを貼られてピリピリと電気を流してもらったあと、理学療法士さんに診てもらってストレッチをしてもらう感じ。それだけで結構楽になりましたね。腰はなんか特殊な椅子に座らされて、骨盤と腋を固定された状態で腰のあたりを引っ張られたりしてました。ただまあこれによって痛みが無くなるというワケでもなく、ぎっくり腰については基本的に痛みが引くまで大人しくしているしか無いみたい。

あと痛み止め(ロキソニン)などの内服薬を処方してもらいまして、薬を飲んでいる間はそれなりに痛みが和らいでいる感じはします。「どんくらいで痛みって引いていくものですかね?」って聞いてみたら、「人による」というなんの参考にもならない返答をもらいました。この記事を書いている現在、痛みが発生してから4日くらい経過していますが、初日に比べるとそこそこなレベルまで痛みが引いてはきていますが、まだ運動ができるレベルではないですね。簡単な筋トレとウォーキングは日課として定着していたので、それらができないというのはそれはそれでストレスだったりします。

そういや、あfろのコミック『mono』の3巻で、編集の島田さんがぎっくり腰のしんどさについて力説しているシーンがありましたけど、これをまさにリアルな実感として味わった感じです。

via: 『mono』3巻 (まんがタイムKRコミックス) Kindle版 より

「ぎっくり腰」っていうとなんか軽く聞こえちゃうけど、いやこれ全然軽くない。日常生活に与える影響がでかすぎる。もうちょっと実情に即した名前にできないのか……と思ったりもするんですけど、なんでもドイツ語ではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と言ったりするらしいですが、確かにいきなり魔法で一撃やられたくらいのインパクトあるなあコレ。「ぎっくり」じゃなくて「ギャラクティカマグナム」とか言えば良いんじゃなかろうか(?)。

一人暮らしでこれやっちゃうとちょっと洒落にならんなあ……と思いつつ、いざというときはしばらく外出しなくても生活できるように保存可能な食料や飲料のローリングストックは大事だなあと思ったりしました(災害対策にもなるし)。あとはどのように再発防止に務めるかですが、まず一番は重量物を持ち上げるときの姿勢には気をつける、ですかねえ……。普段デスクワークなので、一定時間ごとにストレッチすることも大事でしょうか。肩の痛みも、同じ姿勢で仕事していることによる弊害のような気もするし。

たぶんあと数回くらい整形外科のリハビリに通う感じになるかなと思うので、良いストレッチの方法が無いかちょっと聞いてみよう。