大須は萌えているか?

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iOSのF1アプリにF1 Accessへのログイン機能が密やかに追加されていた

F1公式サイトで提供されている「F1 Access」ってサービスがありまして、これについて今シーズンの開幕時に記事を書いたコトがあるんですけど。

F1公式サイトのリニューアルと「F1 Access」の難点

要は有料会員になると、WEBブラウザからレース中のライブタイミングに加えラップチャートやらタイヤの交換履歴やら、有料会員専用のビデオやらが見られるというシロモノなんですが、iOSAndroidのF1公式アプリの方でお金を払えば、F1 Accessの方も追加料金無しで使えるようになるよ、という触れ込みだったんですね。

で、私は既にiPhoneアプリの方から年間一括で課金済みだったんですけど、その時にはまだアプリの課金ユーザーがF1 Accessにログインできるようになる機能が実装されておらず、もうすぐF1 Accessにもログインできるようになるからね、という話だったんですよね。

ただ、特にその後音沙汰が無く、わりとF1 Accessのコトも忘れてしまっていたんですが、ふと先日iOS版のF1アプリがアップデートされた(ver.7.122)際に、「Integrated F1 Access Login」と書かれているのを見て、「あれ、ひょっとして?」と思いアプリを確認してみたら、アプリ内からF1 Accessのユーザー登録処理ができるようになっており、登録後PCのブラウザからF1 Accessにログインするコトができました。

やり方は簡単で、アプリ内の「ストア」メニューを開くと画面の一番上に「SIGN IN OR REGISTER」と書かれた赤いオビが表示されるのでそれをタップして、

表示された「SIGN IN」ボタンの下にある「Don’t have account yet? Register account」の「Register account」をタップ。

その後メールアドレスとパスワードを入力してやれば登録完了です。逆に、先にF1 Accessでお金を払った人は、ここからサインインすればアプリの有料機能を使えるようになると思われます。

F1 Accessの画面はまだちらっと見た程度なんですが、iOSアプリとはまた違った情報が見られるようで、これはこれで面白そうですね。例えばPerformance Ratingというグラフがあるんですけど、これはドライバーのスロットル操作(どれだけアクセルを踏み込めているか)・ステアリング操作(どれだけ多くのステアリング操作をしているか)・ブレーキング(どれだけブレーキを踏み込んでいるか)・コーナリング(どれだけ急激な横Gが掛かっているか)・アグレッション(どれだけ急激な縦Gが掛かっているか)をレーティングしている模様。

しかしコレ、レートが高ければ高い程良いってモノでも無さそうなところがまた面白いんですけどね。ベルギーGPのデータを見ると、メルセデスの2人は10点満点のレートで各パラメータがどれも5前後と、至って平均的なスコア。それだけ安定したドライブができている、と言えそう。これがドライバーによってはスロットルのレートだけ異様に高かったり、ステアリングのレートが極端に低かったりと、マシンの特性みたいなものも見えてきて興味深い。

あとはラップチャートや路面温度の変化なんかも見られて、これもアプリでは見られない情報なので面白そうです。

これからF1観戦時は、テレビの前にiPadとノートPCを用意しとくのが定番になりそうです。これは捗る。……しかし、このアプリとF1 Accessのログイン連携になんでこんなクッソ時間が掛かったのかは謎ですが……。