大須は萌えているか?

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Adobe CC フォトプランを使うことにした……ら、自分がどれだけサブスク利用しているのか気になったので棚卸ししてみた

今まで、デジカメで撮影したRAW画像はずっとPhotoshopで現像していたんですが、実はコレずいぶん昔にパッケージ購入したCS5 Extendedをずっと使い続けていたんですね。ただ、さすがにこのバージョンを使い続けてるのもなあ、と思うようになりまして、ついにCreative Cloud フォトプランに加入してしまいました。一番安い980円でクラウドストレージ20GBのコース。これだと、PhotoshopLightroomがPC(Win・Mac)2台までインストールできて、かつiPad向けのPhotoshopLightroomの有料機能も使えるというコトで、考えてみればWindowsデスクトップ機とMacBook ProiPad Proを持っている自分にはドンピシャなんですよね。

心配だったのは、かれこれ11年落ちになるWindowsデスクトップ機でもちゃんと動くか、という点だったんですが、とりあえず動いています。一応OSはWindows10にアップグレードしてるし、メモリは12GBに増設してるし、こないだ4Kモニタ買った時にグラボもGT1030に差し替えてあるし。ただ、このグラボは4Kモニタが映せればいいや程度で買ったシロモノなので、GPUをゴリゴリ使う機能は動かない可能性ありそう。

Photoshop の必要システム構成

主な用途はカメラ画像の現像なので、Lightroomが使い物になれば問題なさそうではあるんですが。今までLightroomは使ったコト無かったんですが、こうしたカメラ画像の処理に特化したアプリケーションだけあって、使い勝手は良いですね。取り込んだRAW画像をクラウドに保存して、例えばWindowsでやった作業の続きをiPadでやる、なんてコトも簡単にできるのは便利。てか、12.9インチのiPad ProとApple Pencilを使った作業が思いのほか快適で、これは今後写真の現像作業はiPadメインでやっても良いかもしんない。USB-Cのカードリーダー使えば、iPadに直接カメラ画像読み込めるし。

ただ、カメラのRAW画像って思いのほかファイルサイズがデカイので、クラウド容量が20GBしか無いと少々心許ないところではあります。月額1,980円払うと、クラウド容量が1TBまで拡張されるみたいなんですが、ちと高いな。たまにAmazonでライセンスが安く売られるコトもあるみたいですが、ストレージについては自宅のNASなり、MicrosoftのOnedrive(Office365を契約しているので1TB使える)を組み合わせれば事足りそうな気がするので、とりあえずこの最安プランでやりくりしてみたいと思います。

Lightroom単体のプランなら、同じ月額980円でクラウドストレージ1TB使えるみたいなんですが、PhotoshopPhotoshopで使いたくなるときがあるので……。

サブスク棚卸し

にしても、近年はこうしたサブスクリプション方式のサービスがなにかと増えておりますが、これたまには自分が契約しているサービスを棚卸しして、ちゃんとコストに見合っている分だけ使っているのかチェックしたほうが良いような気がします。ひとつひとつの料金は微々たるものだとしても、こうしてずんどこ新しいサービスを契約していった結果、積もり積もってバカにならない金額になっているコトもあるワケなので。

そんなワケで、試しに自分が契約している、PC・WEB関係のサブスクリプション(月額あるいは年額等で利用料金が発生する)サービスを書き出してみたいと思います。

gooアドバンスパッケージ
月額304円。当ブログの有料機能と、gooメールの有料機能のパッケージ。アフィリエイトが使えるようになるだとか、PC版の広告が非表示になるだとか、HTMLやCSS編集が可能になるとか。このブログもかれこれ15年使い続けているので、その利用頻度を考えると月300円ならまあいっか、って感じ。
ATOK Passport
月額330円。ATOKが最大10台までインストール可能になる。ATOKは変換精度は悪くないし、新語・流行語なんかも反映されるのが速いので便利だと思って使い続けているけど、実は最近だともっと良い日本語入力IMEが存在する、とかあるんだろうか?
Amazon Prime
毎度おなじみAmazon Prime。年額4900円(月額換算 約410円)。Amazonについてはもはやインフラそのものなので、これは完全に必要経費だと思っている。Amazonの恐ろしいところは、買い物だけでなく、音楽・動画・書籍のコンテンツプラットフォームにもなっているので、そこに囲い込まれると抜け出すのは容易ではないという点。ただ、そこにどっぷり浸かっている間はそれなりに幸せ。共産党の支配体制に満足している中国国民の気持ちってこんな感じかもしれない(言い過ぎ?)。
Amazon Music Unlimited
年額7,800円(月額換算 650円)。最近はハイレゾ音源の配信プランもあるみたいだけど、さすがにそこまでいくとコスト的に高い気がして手を出してない。そんなに音楽中毒ってワケでもないんだけど、Alexaに適当なコト言うとなんか適当に音楽流してくれるのが便利なので使ってる感じ。最近は『空耳アワー』で有名な曲のプレイリスト作って遊んでた。
Kindle Unlimited
月額980円。3ヶ月利用料金が安くなるキャンペーンのときについ加入してしまい、そのまま利用中。よくよく考えたら、Unlimitedの対象の中に『F1速報』等を含む三栄社の雑誌が含まれててさ、これらを読むなら損はしないなーって思っちゃいまして。まあ今はF1がまだ開催されていないのでアレですが(その分、過去のレースを振り返る企画なんかをやってる)。
Audible
月額1,500円。Amazonのオーディオブックサービス……ってほんと見事に囲い込まれてますね私。散歩中の時間つぶしに良いかなーと思って加入したんですが、最近結構他のコンテンツを聞くことも多く、またAlexaによるKindle読み上げもある程度使い物になるもんだから、利用頻度がやや微妙な感じになってきてます。ちょっと継続するか悩み中。今は小説『三体』聴いてますが、これは面白いね。
dアニメストア for Prime Video
月額440円。これも利用頻度的には微妙だなあ……。以前、なんかdアニメストア配信の作品で観たいのがあって、月額そんな高くないから加入したんですけど、その後そんなコンスタントには使ってない気がする。うーん。
インターネットラジオステーション<音泉> プレミアムサポーター
月額550円。iPhoneアプリの有料サブスクリプション。アニメ番組や声優さんのラジオを配信しているサイトですが、散歩のお供としてちょいちょい聴いてます。無料でもわりと聴ける番組は多いんですが、有料会員だとプレイリスト機能が使えたりして地味に便利だったので、つい。有料会員のみ聴ける番組だと、『普通に津田健次郎』が良いです。
Official F1 App
年額3,200円(月額換算 約266円)。F1公式アプリの有料機能サブスクリプション。これはF1ファンにとっては必要経費みたいなもんですが、今年はまだ一度も活用されていないね……。そういう意味では、ほぼF1視聴専用のフジテレビNEXTの契約も無駄になってるんだけど……まあこれはさすがにイレギュラーすぎる事態なので、仕方ないっちゃ仕方ない。
朝日新聞デジタル
月額980円(シンプルコース)。最近は新聞社の記事も有料のパターンが増えてきたので、試しに朝日の有料会員になってみようかなーと少し前に加入したんですが、正直そんながっつり読まないなあ。今月も有料記事30本しか読んでない。どちらかというと、雑多なサイトの記事をつまみ食いしたい人間なので、特定のニュースサイトの有料記事を片っ端から読むっていう行動様式じゃ無いんですよね。これは切ってもいいかもしんない。
Flickr Pro
2年で111ドル(1ドル=107円で月額換算 約495円)。もはや老舗のフォトストレージ・Flickrの有料プラン。ブログ用の写真もここにアップロードして、ここからリンクしていたりするんである意味ここも必要経費なんですが、以前記事にも書いたように、サイトそのものの運営にやや胡散臭いところがあるのが気がかりです。ここがどうにかなっちゃうと、このブログに貼ってる写真のほとんどがデッドリンクになってしまうため、現状の価格であれば継続していくつもりですが、さらに値上げが発生しないか心配。
iCloud
月額130円(50GBプラン)。お馴染みAppleバイス用のストレージサービスですが、無料で使える5GBだとさすがに心許ないので、130円払って50GBにしています。iPhoneの写真なんかは適宜AmazonGoogleに逃がしているので、とりあえずこれで事足りる感じ。
ノートン アンチウイルス
これ、かなり昔から使っていて、なにも考えずに毎年自動延長していたんですけど、よく見たらコレ年間7,780円掛かってるのね。ただ、例えばAmazonなんかで売ってるノートン360デラックスの3年3台版だと、オンラインコード版で12,100円。年間に直して約4,000円ちょい。 ならこっち買った方が安いじゃん、ってコトで、自動更新はキャンセルして、期限切れになったらこっち買おうと思います。あるいは、もっと安価で良いアンチウイルスソフト無いか探してみてもいいけど。
Microsoft 365 Personal
年額12,984円(月額換算 1,082円)。いつの間にかOffice365から名前変わってた。プライベートでガッツリExcelPowerPoint使うかっていうとやや微妙ではあるんですが、あったほうが便利なのは間違いないし、これもAdobe同様WindowsMaciPhoneiPadで横断的に使えるのはありがてえ。あと、Onedriveの容量が1TBまで使えるので、さらばDropboxって感じです。
Adobe Creative Cloud フォトプラン
月額1078円(980円というのは税別なのだ)。最初に触れたAdobeのサブスク。使ってみたら利便性は高そうなので、これは継続して使っていくことでしょう。

クレジットの明細も見ながら書き出してみましたが、こうしてみるとかなりの数だな!ほいでこれ、月あたりの金額を全部足すと、ざっくり1万円弱でした。こんだけ使ってて月1万なら悪くない気もします……が、サブスクのやっかいなところは使っていなくてもキッチリ利用料金が掛かるところ。なので、気をつけてないと利用頻度がめちゃ低いのに累積でかなりの利用料を払っていた、なんてコトにもなりかねません。

今回書き出してみた中で言うと、ノートンはとりあえず自動更新切って買い直し、朝日新聞デジタルも切るかなーって感じですね。ニュースにお金払うのは別に良いんですけど、もうちょっと複数のソースの有料記事を、本数少なめでいいからつまみ食いできるようなサービスが好ましい。朝日も読売も日経もちょっとずつ読める的な。まあ難しいでしょうけど。それができないなら、ふだんは無料で見られるヘッドラインだけチェックして、じっくり掘り下げてみたい話題があるなら、それにまつわる本でも買って読む方が良い気がする。時事ネタだと書籍としてまとめられるのには時間が掛かりそうだけど、そんな大急ぎで掘り下げたいニュースなんてそうそう無いし……。それぞれの新聞の有料サービスに加入するのは、さすがにコスパが悪すぎます。日頃ガッツリ新聞読みまくる、って人なら良いんですけど。

コンテンツ系サブスクリプションのやっかいなところは、「お金払ってるんだから読まないと(観ないと)もったいない」みたいな心理になりがち、っていうのもありますね。そうなっちゃうと、「自分が読みたい(観たい)かどうか」ではなく、「サブスクの範囲内かどうか」でコンテンツを選ぶようになってしまう。これ、自分の視野を狭める要因になりそう。

あと、そのサブスクリプションが「止めるに止められない」状態になっちゃってるとやっかいですね。自分にとってはFlickrがそうなっている感じなんですけど。もちろんフォトストレージとして今も活用はしているんですけど、もし毎年のように値上げされたらたまらないし、かといって引っ越すことも容易ではないですからね。もしFlickr続けられない、って状態になったら、たぶんこのブログも一度クローズすることになると思います。まあそんなに読まれているブログでもないし、15年も続けていろいろゴミ(?)も溜まっている状態ですので、そん時はそん時かなーと思ってますけどね。形あるものは必ず滅するのデス。

そういう意味ではAmazonも同様なんですけど、現状サービスの品質には満足しているし、利用頻度も極めて高いため、まあ良いかって感じです。……そこがAmazonの恐ろしさなんですけど(まだ言う)。

個人的には、さすがにサブスクで毎月かかるお金が月1万超えちゃうとちょっと多いかなー、って気がしますね。今後なにか新しいサブスク契約したいときは、既存のものをなにか解約することとセットで考えたいところ……。サブスクサービスが全盛な昨今、どこまでこれらのサービスに依存するかっていうコトには自覚的にならないとヤバイかもなあ、なんて思ったりもします。てか、一般的な社会人って、こういうサブスクサービスに月どれくらい使っているものなんだろう?