大須は萌えているか?

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トヨタがル・マン連覇しましたねえ

今年もル・マンに合わせてBSのJ SPORTSに再加入して、週末はぼへーっと生中継を観ていたりしたんですが、めでたくトヨタの連覇となりましたねえ。2年連続1-2フィニッシュのおまけ付き。ただ、予選でポールを獲得し、レースでもそのほとんどをリードし続けた7号車が残り1時間でまさかのトラブルに泣き、8号車が昨年に続く連勝となったのがまあなんというか……。

ル・マン24時間は残り1時間でまさかの逆転劇。一貴組8号車トヨタが連覇。7号車は一瞬のパンクチャーに泣く

今年のトヨタもほんと盤石の状態で、トラブルらしいトラブルが全然ない状態で時間が過ぎていったもんだから、7号車の勝利を微塵も疑ってなかったんですけどね、なんでこうル・マンの女神はすんなりハッピーエンドで終わらせてくれないんだろうね……。

レース後、「言葉にならない」といった感じの可夢偉と、2016年の自身の経験もあってか珍しく涙を見せていた一貴と、その一貴を見てもらい泣きしてしまっていたレポーターの高橋二郎さんがなんとも印象的でした。

今年のル・マンもLMP1にはトヨタ以外のワークスチームは無く、昨年同様トヨタにとっては「勝って当然」な雰囲気のあるレースではありましたが、今年はノンハイブリッド勢との性能調整(EoT)がより進められ、レースペースだけ見るとノンハイブリッドのプライベーターたちもトヨタTS050と遜色無いくらいのタイムを出していたりもして、もししばらくガレージで修理が必要なトラブルが起きたら、プライベーターたちに先を越されてもおかしくないくらいの状態でもありました。

昨年勝ってしまった(?)コトもあって、昨年以上に「勝ってもそこまで騒がれず、負けたらけちょんけちょんに言われる」状態なのに、性能調整はさらに厳しくなっているという、トヨタにとってはストイックすぎる条件のレースだったような気もしますが、そんなレースでも(7号車の不幸はあったにせよ)きっちり盤石の1-2フィニッシュを飾ったトヨタは立派だったのではないかな、と。

一貴は日本人初のWECチャンピオンにもなったとのコトですが、なんか一貴ってとっくにチャンピオンになってるイメージあったので、「あれ、そうだっけ?」という感じ。考えてみたら昨年のル・マンと今年のル・マンは同じシーズン扱いだし、その前の2017年シーズンはまだLMP1にポルシェが健在で、そっちにタイトル持って行かれてたんでしたね。2014年にもトヨタがタイトルを獲得しているけど、ドライバーズタイトル獲ったのはアンソニー・デビッドソンセバスチャン・ブエミの2人。

2020-21年シーズンからは新たに「ハイパーカー」規定が導入されるコトが発表され、トヨタアストンマーチンが参戦を表明していますが、さらなるメーカーワークスが参戦してくれると面白いですね。やっぱり、最上位カテゴリーはワークス対決があったほうが盛り上がりますし。アストンマーチンのヴァルキリーはエイドリアン・ニューウェイも関わっているマシンなだけに、どれくらいのパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみなところでもあります。いきなりトヨタをぶっちぎったりして?