コースが改装されたシルバーストーン、F1イギリスGP予選です。
予選結果:
2010 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX - The Official F1 Website
予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website
予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - Great Britain - The Official F1 Website
相変わらずレッドブル
レッドブルがますます勢いに乗って、2台とも29秒代をマークしてフロントロウ独占。対抗馬になるかと思われたマクラーレンはディフューザーのアップグレードが裏目に出て慌てて元に戻すなどドタバタしてタイム伸びませんでした。それでも4番手に飛び込んできたハミルトンはスゴイんですが、バトンはなんと14番手。母国レースではダメみたいです、バトン。
フェラーリはアロンソが3番手に入り悪くない雰囲気なんですが、Q3のタイムを見ると2番手のウェバーからコンマ7秒近く離されているのが気になります。マッサはそのアロンソからさらにコンマ7秒落ちで7番手。マッサもなかなか上昇のきっかけが掴めないですねぇ。
タイム的に見るとレッドブル楽勝ムードなんですが、あとはベッテルとウェバーどちらが勝つかってところでしょうか。ウェバーは前回の大クラッシュでマシンを壊してしまったので、今回からベッテルが以前使っていたシャシー(官能的なリズ)を使用しているそうなんですが、コレ大丈夫なんですかね?チーム側で修復は行われているハズですけど。
予選終了後のウェバーの顔がどうも機嫌悪そうな感じがしたので、お下がりのシャシーを回されてベッテルに負けたことが気に入らなかったのかなぁ、なんて想像してたんですけど、それ以外にも原因があったみたいですね。
ホーナー、予選での決断からヴェッテル優遇を疑われるが完全否定 : F1通信
新型のフロントウイングをベッテルに与えたって話なんですけど、チームメイト2人がこれだけ接近した戦いをしているとこうした問題はこれからもついて回るでしょうね。ドライバー以上に、チームのマネジメント力が問われてくるのかもしれません。
そのほか
このところ低迷していたメルセデスGPですが、今回はロズベルクが5番手。ミハエルはQ3までは進出したものの、10番手。それから、ザウバーのデ・ラ・ロサが今期初のシングルグリッドとなる9番手を獲得。可夢偉は残念ながら12番手ですが。今回はトップ争いより、ここら辺のポイント圏内の争いが盛り上がるかも。
そういや今回、HRTでは何故かセナに変わって左近がレースドライバーとして出走するコトになってますが・・・左近にその旨が伝えられたのが木曜日だったというコトで、ドタバタにも程がある感じです。スポンサーがらみの理由での交代だろうと言われてますけど、次戦以降は再びセナがレースドライバーに戻るんだとか。なんだか中途半端な話です。左近が持ち込みスポンサーで1レースだけレースシートを買ったというコトになるんでしょうか。でも、ここまでドタバタになる理由がわかりませんけどね。
そんな左近はチャンドックからコンマ4秒遅れの最後尾グリッドからのスタートですが・・・久々の決勝ですし、まずは完走するコトでしょうねー。