一日中出かけていて未だに出先だったりするのですが、電車の中から簡単に。F1アメリカGP予選。
予選結果:
2012 FORMULA 1 UNITED STATES GRAND PRIX:The Official F1 Website
予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes:The Official F1 Website
予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - United States:The Official F1 Website
アロンソやべえ
決勝終了後25ポイントの差がつけばベッテルのワールドチャンピオンが決まるというこのレース、とはいえアロンソも意地を見せるだろうし決まらないんじゃないかなぁ、とか思ったりしている……していたんですが。
ただ、予選の雰囲気を見ると良くないですね、アロンソ。マッサにも先行を許す9番手タイム。ただ、4番手タイムのグロージャンがギヤボックス交換ペナを喰らうので、スタートは8番手だと思われます。……ただ、ここ出来たばっかのコースで路面がやたらスリッピーであるみたいで、偶数グリッドとなることでむしろ不利になる可能性も。
もちろんアロンソは諦めてません。ただ、ベッテルがここでも絶好調であることを考えると、相手の信頼性問題あたりに期待するしかないかも……。
現在ベッテルとアロンソの差が10ポイントなので、このレースでベッテルがアロンソより15ポイント多く獲得すればタイトル確定。ベッテルが優勝したとすると、アロンソは4位以内がマストです。ただ、ベッテルが2位となるとアロンソ8位以内でタイトル決定はブラジルに持ち越しとなるので、フェラーリ陣営にしてみればハミルトン頑張れ超頑張れって感じでしょうか。……それはそれでどうよ、という話ではありますが。
ベッテルは精神的にも余裕がありそうな雰囲気で、今の勢いを考えるとこのままストンと決まっちゃうんじゃないかという気もしてくるのですが……道なりますか。
しっくりこないピレリタイヤ
にしてもこのコース、完成間も無いため路面に油が浮いてるってのもあるみたいですが、やたら滑っているのは持ち込まれたピレリタイヤがアンマッチというのもありそうです。ピレリは安全策を取ってハードとミディアムを持ち込んだみたいですが、結果としてタイヤが「持ちすぎる」ことに。
おかげで決勝は1ストップが確定的となり、戦略もクソもない状態に。スタート直後にセーフティカーが入るようなことがあれば、そのタイミングでタイヤ替えても最後まで持っちゃうんじゃないかみたいなコトも川井ちゃんが言ってましたね。可夢偉のインタビューでも話題はもっぱらタイヤの話。
小林可夢偉 予選後・会見【アメリカGP(土)】2/2(メディア囲み会見)
ザウバーもタイヤの最適な作動温度を読み違えて予選の不調に繋がったということみたいですが、アロンソやロズベルグも状況としては同じようなコトが起きているっぽいですね。逆に言うと、今回のレッドブルのタイヤマネージメントは賞賛されるべきなんですが。