大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

F1[24] エミリア・ロマーニャGP 予選

シーズンの流れがちょっと面白くなってきた感じがしますね。とはいえ相変わらずフェルスタッペンは強いんですが。というワケで、F1エミリアロマーニャGP予選のお話。

予選全体的に、かなり僅差な感じがしましたね。レッドブルは金曜日にかなり苦戦していたので、今回はポールの座から陥落するかも?というのがひとつの見所ではありましたが、最終的にポールを手中に収めたのはフェルスタッペン。しかし、苦労した結果が報われたという感じで、いつもよりかなり喜んでいたような。金曜日がかなり酷かったことを考えると、そこからここまで挽回してくるチーム力はさすが。

土曜の朝の段階でもまだマシンはベストな状態では無かったというフェルスタッペンのコメントもあったので、それを考えるとよくポールを取れたな、という感じ。ペレスがQ2ノックアウトに終わったことを考えると、そこはフェルスタッペンの力もあったんでしょうね。

ただ、今回もマクラーレンがかなり強力な速さを見せているのが興味深いところ。予選でもフェルスタッペンとごくごく僅差でピアストリとノリスが付けているので、決勝も結構いい勝負になるのでは?ただ、ピアストリが予選中の走路妨害で3グリッドダウンペナルティを食らっちゃったのが痛恨でしたね。

イモラは昔ながらのサーキットでコース幅が狭いし、それに1ストップになるのはほぼ確定な感じなので、それを考えるとトラックポジション大事。フェラーリは予選ちょっと失敗した感じもしますが、レースで巻き返せるかどうか。

あと今回の予選を面白くしてくれたのが角田。特にQ2では1セットのタイヤで3番手につけたのは驚きでしたね。これフロントロウ狙えるんじゃね?くらいの速さでした。惜しむらくは、Q3でそのタイムを更新できなかったのが悔やまれます。Q2のアタックが良すぎたんで、ちょっと力が入りすぎたんですかね。

今回リカルドも9番手につけており、RBもチームとしてのパフォーマンス向上が顕著ですね。まあ今回はアストンマーティンが下に沈んでしまっているというのも助けになっている感じですが。メルセデスとRBがほぼ同じような位置にいるというのは、メルセデス推しとしては少々複雑だったりもします。

しかし、上位と下位のパフォーマンス差はなかなか覆らないだろうと思っていたんですが、シーズン序盤でもこれだけ状況が変化しているところを見ると、今後のアップデートの状況によってはまだまだチーム間格差は変化していきそうですね。

なにより、マクラーレンレッドブルにかなり近付ているように見えるのは面白い。フェラーリもここに絡んでいくと、思いの外今季のチャンピオンシップは面白くなっていくのかも。

余談ですが、記者会見でティフォシとの関係について質問されたフェルスタッペンいわく、ピットレーンを走行していたら、たくさんの人が拍手をしてくれている中で、ひとりだけ中指を立ててきたそうで。なのでフェルスタッペンもその人物に向かって中指を立てて見せたら、次にピットレーンを走ったときにはその人物も拍手をしてくれたとのこと。

MV: A lot of people were clapping. Then one guy, he was doing some different things to me, so I gave him the finger. And then the next time I came around, he was clapping. So, you know, they learn. You know, it's easy to be not nice to drivers, but I can also be not nice to you, you know!

via: F1 - 2024 Emilia Romagna Grand Prix - Post-Qualifying Press Conference Transcript | Federation Internationale de l'Automobile

ピアストリとノリスもその人物を目撃していたようで(ピアストリは中指を立てられはしなかったものの、サムズダウン(親指を下に向ける)されたそう)、ひょっとしたら今頃その人物はパドッククラブ内で「フェルスタッペンに中指を立てられた男」として有名になっているのかもしれません。