大須は萌えているか?

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F1[10] バーレーンGP予選

いよいよ各チームの本気が明らかに。F1バーレーンGP予選。

■予選結果:
2010 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX - The Official F1 Website

■予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website

■予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - Bahrain - The Official F1 Website

 

やっぱりこの2チームは速かった

金曜のフリー走行ではメルセデス軍団がタイムをぽーんと出していたので予選はどうなることやら、と思ったんですが、フタを開けてみるとベッテル、マッサ、アロンソというトップ3。やはりレッドブルフェラーリは速かった、という感じで。特にベッテルはノリノリな感じで、Q2では唯一の53秒代をマークし、Q3でも危なげなくポール奪取。チームメイトのウェバーは6番手に沈んでしまいましたが、今年も相当高いポテンシャルを秘めているコトは間違いなさそうです。

一方でフェラーリも好調。こちらはマッサ、アロンソ共にきっちりタイムを出せているのが印象的。フェラーリフリー走行でも2台でかなり周回数をこなしていますし、決勝も期待したいところ。決勝スタート直後のフルタンク時の挙動は注目ですね。

 

メルセデス軍団

一方でメルセデス軍団はハミルトンの4番手が最上位で、ロズベルクが5番手、ミハエルが7番手、バトンが8番手という結果。ハミルトンは「僕らは速いクルマよりペースが無かったんで、午後の結果は驚きだ」とむしろ4番手で上等、というコメント。確かにバトンの苦戦ぶりを見て、大丈夫かコレと心配になったりもしましたが。どうも今年はバトン受難の年になりそうな気が・・・。

メルセデスGPのロズベルクも「最前列を争うにはペースが欠けていたんで、そんなに落ち込むべきじゃない」というコメント。しかしミハエルをずっと上回って見せたのはナイスです。そのミハエルはといえば、「僕がキャリアをスタートした1991年のスパと同じグリッドポジションだね」と。確かにデビュー時の予選も7番手でしたね。もう一度初心に返ってレースをする、という決意表明でしょうか。できればそのシルバーシートで大人しくしてて欲しいモンです(今年の私はアンチ・ミハエルです!)。

 

新規参戦組

そして気になる新規参戦組では、ヴァージンのグロックロータスを押さえて19番手につけました。Q1トップのベッテルのタイムからは4.7秒落ち。ヴァージン、信頼性はともかくとしてタイムはそこそこ出せるようです。新規組の中では。問題は決勝を走りきれるかどうか、ですね。

どうにもならない雰囲気が漂っているHRTはセナがベッテルの8秒落ち、チャンドックがほぼ10秒落ちという結果。やっぱりズバ抜けて遅いです。まぁ、チャンドックのマシンが予選に間に合っただけでも良しとするべきなのかもしれません。ていうか、チャンドックは午前のフリー走行でも走れていなかったみたいなんで、ホントに「予選がシェイクダウン」だったんですね。恐ろしいドタバタぶりですが、決勝は大丈夫なんでしょうか・・・?

 

そのほか

その他気になったのは、Q3のタイムだけ見ると結構バラツキがあるなぁ、というコト。Q2に比べてタイム自体も結構落ちてますね。今シーズンから使用できるタイヤのセット数もきつくなってますので、その辺の兼ね合いでしょうか。Q1→Q2→Q3とタイムがハネ上がっていくコトを期待していたんですが、ちょっと拍子抜け。

それからザウバー可夢偉は16番手。順位としてはやっぱこんなモンかぁ、という感じもしますが、まずはデ・ラ・ロサの上を行くこと、それからトップ10フィニッシュでポイント獲得を目標として頑張って欲しいですね。

あとフジテレビさん、どうして地上波の予選放送時間が30分になってしまったん・・・?まぁ、スポンサーだったトヨタさんが居なくなっちゃったからなんでしょうけど。そろそろCS移行を本気で考えなきゃダメ?