中日ドラゴンズが日本シリーズ進出を決めたのは大変喜ばしいのですが、野球中継の延長で地上波のF1予選放送がもう何時になるか見当も付かないレベルなので、テレビ見ないまま書きます。F1韓国GP予選。
予選結果：
2010 FORMULA 1 KOREAN GRAND PRIX - The Official F1 Website
予選後ドライバーコメント：
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website
予選後記者会見：
FIA post-qualifying press conference - Korea - The Official F1 Website
予想していたよりはなんとかなった？
無事に開催できるかどうかすら危ぶまれた韓国GPですが、予選までは無事終了し、思ったより混乱なくスケジュールが進んでますね。金曜日の段階で指摘されたコースの不具合として、ターン16のイン側が大きく窪んでしまってマシンが底付きしてしまう（そして左近がスピン）コト、あとピットレーン進入路の白線がレコードライン上にあるため、ピットインするクルマとコースに留まるクルマの速度差があって危険だというコト、の2つがありました。
ターン16についてはイン側の窪みに応急処置をして対策、ピット入り口については白線を消して対応したみたいですね。映像で見てないのでようわからんのですが。突貫工事でコースが完成しただけにこういう事態も仕方無い感じはしますけど。むしろこれだけで済んで良かったと言えるかもしれません。ていうかピットレーン入り口の件についてはそもそも設計のミスじゃないのティルケさん、という気もしますが。
まぁしかし、それ以上の懸念はドライバーからは聞こえてこないですし、きちんとレースは成立しそうですね。
3つどもえ
予選はフロントロウをレッドブルが固める格好に。その後ろにアロンソとハミルトン。ただ滑りやすい路面ですので、レコードラインから外れる偶数列の不利な面がクローズアップされそうです。当然アロンソはスタートで少なくともレッドブルの間に割って入りたいところでしょうね。
ハミルトンとバトンのマクラーレン勢は厳しい展開。長いストレートがあるコースだけにFダクトを使ったオーバーテイクは狙えそうなんですけど、セクタータイム見てみるとストレートの多い第1セクターでもアロンソ、ベッテルのがハミルトンより速いんですよねー、意外なコトに。ターン4～6あたりでロスしてるんでしょうか。ちなみにトップスピードはメルセデスエンジンが1～6位を独占するという有様になってます。
スターティンググリッドとタイム差を考えると、マクラーレンは今回優勝戦線に加わるのは厳しそうかなと。レッドブル2台とアロンソの3人の争いでしょうねぇ。いよいよタイトル争いもこの3人に絞られたと見ていいのかもしれません。リードをしているウェバーにはまだ一応余裕はありますが、でも優勝したいでしょうね。1位と2位のポイント差が大きいですし、まだこの後2戦残ってますし。追いかけるアロンソとベッテルは当然何がなんでもウェバーより前でゴールしたいワケですし、トップ3の争いがスゴイことになりそう。レッドブルの同士討ち・・・はもう無いと思いますが。
カギとなるのは雨の予報も出ている天気と、タイヤへのダメージが厳しいと言われる中でのピットストップ戦略。
左近がセナ超え
今回、左近がついにチームメイトのセナを上回る予選タイムを叩き出しました。前のディ・グラッシにも迫るなかなかのタイム。それでも予選23番手なワケですが、HRTだとチームメイトに勝つくらいしかアピールできませんしね・・・。
可夢偉もハイドフェルドを上回ったものの、Q3進出はならず12番手。偶数グリッド。決勝ではまたオーバーテイクショーを期待したいところ・・・ですが、オーバーテイクに大きなリスクも伴いそうなんで、慎重かつ大胆に行って欲しいですね！という無茶振り。
ていうか、決勝のテレビ中継もずいぶん夜遅いんだよなぁ・・・。
