※画像多め。このエントリは、トヨタのモータースポーツフェスに行ってみた その1の続きです。
再びグランドスタンドへ
ライトフォーミュラ体験を終えたあとは、再びグランドスタンドの方へ。展示スペースには「はたらくクルマ」として消防車なども展示してあり、白黒ツートンカラーのニクイ奴まで展示されてました。悪いコトしてなくても、このクルマを見るとドキっとしちゃうのは何故なんだぜ?
今度はショートサーキットで開催されている、レクサスIS250でのサーキット走行体験に申し込んでみようと思ったんですが、申し込み多数に付き受付終了してました。まだ朝の8時半なのに。あと、パリダカ参戦ドライバー三橋淳が運転するランドクルーザーの助手席に乗れるというイベントもあったんですけど、こちらも整理券の配布に人が殺到していたので断念。
そしてついカッとなって、まだ受付が行われていたサーキットサファリを申し込みました。これは観光バスに乗って、富士スピードウェイ本コースを1周するイベント。それだけではなく、バス1台1台にプロドライバーが乗車し、サーキットの解説などをしてくれるというやつ。さらに、同時にフォーミュラニッポンとGTカーがコースインして、観光バスをブチ抜いていくレーシングカーを間近で見られるという趣向も。
↑こちらは午前に行われたサーキットサファリの様子。私が申し込んだのは午後のヤツなので、とりあえずは見物です。
幻の30度バンク
世にも珍しいFポンとスーパーGTと観光バスの混走を眺めたあと、グランドスタンドを離脱。今度はカートコースの方に向かってみます。……と、そのついでに、歩いて現在の1コーナーのさらに奥にある「30度バンクメモリアルパーク」に。かつて富士スピードウェイに存在した、「幻の30度バンク」が保存されている場所です。
ここがかつて富士の1コーナーだった場所。なんでこんなバンク角を付けた高速コーナーにしたのか不思議だったんですが、Wikipediaによると富士スピードウェイが元々オーバルコースとして計画されていた名残とのこと。長ーいホームストレートから全開でこのコーナーに突っ込んでいったワケですね。
しかし、1974年の風戸裕・鈴木誠一が死亡した大事故を契機に使用されなくなったという。実際に見てみると、まるで壁のような急斜面。そして長い時間が経っているせいもあるとは思うんですが、舗装はボロボロになっています。
今まで一度も見たコト無かったので、是非一度見ておきたかったんですよねー。富士スピードウェイといえば30度バンクだろ!っていう。いやコレが使われていた当時、まだ私生まれてませんけどね?
カートに乗ってみた、が
30度バンクを見たあと、再び歩いてカートコースへ。思いの外距離があり、歩いたコトをちょっと後悔。実は、サーキット内を巡回している無料シャトルバスもあったんですけどね。待つのめんどくさいから歩いてしまいました。
カートコースでは500円支払うコトで、カートを5周走らせるコトができます。こちらはもちろん先導車とか無く、しかもタイム計測もしてもらえます。受付で計測機をもらい、それをポケットに突っ込んで走るというアナログな方法ですけども。
ちなみにカートコースに来て驚いたのが、受付のすぐ手前に伝説のマクラー○ン・ホ○ダっぽいマシンが置かれていたコト。トヨタのお膝元のサーキットなのに。しかも幼女が片手で運転しとる。
でも、ホン○のロゴだけ無いところはさすがと言うべきか。
ちなみにこのカートイベント、身長145センチ以上ならば子供でも乗れるため、子供達がけっこうたくさん来てました。カートは昔2回ほど乗ったきりですが、子供に負けるワケにはいきません。1回の走行時間で6台ほどの混走という形なんですけど、同時にコースインした子供達を怒濤のオーバーテイク。ふはは思い知ったかガキども!(大人げない)
そして5周走ってカートを降りると、なにやらレーシングスーツを着た二人組が。なんと、SUPER GTのGT500クラスでデンソーサードSC430をドライブしている、石浦宏明・井口卓人両選手がサプライズ登場。そして、2人が今からカートでタイムアタックするとのこと。
そしてサクッとタイムアタックに入った二人、あっさりとこのコースのレコードタイムをマーク。ちなみに、私のタイムより6秒近く速かったんですけどね、1周30秒そこそこのコースなのに……。ま、まぁなんだ、相手はGT500やフォーミュラニッポンに参戦しているガチのプロレーサーですからね。ははは。
しかし、その走りに触発された知り合い2人が後からタイムアタックを行い、2人とも私を余裕で上回るタイムをマーク。……、いや俺のマシン、ギヤボックスの調子が悪かったんだよね。あ、あと原因不明のアンダーステアが発生しててさ。ははは。
展示車両いろいろ
カートコースに乗ったあとは、歩いてピット裏まで移動。この日はガレージも覗けるようになっており、ここぞとばかりにレーシングカーの写真を端から順に撮りまくり。
NA仕様のニュートヨタ7とか。
ル・マン仕様のTS010とか。
そしてTF109とか。
スーパーGTやFポンも。こちら↓はエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電。
今年のFポンチャンピオン、アンドレ・ロッテラーが駆るトムスのFポンマシン。
そして提携している絡みなんでしょうけど、リリースされたばかりのインプレッサS206までいました。そういや、以前鈴鹿で見かけたニュル24時間でクラス優勝したインプも走ってたな。
トヨタのオンリーイベントだと侮っていましたが、こんだけ様々なカテゴリーのクルマを一度に見られるというのは、かなり貴重かもしんない。
……たぶんあと1回だけ続く。