大須は萌えているか?

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ひっさしぶりのミニサーキット見物に行った話

先日、知り合いに誘われてミニサーキットに出掛けてきました。こんなご時世なので人と会うのも久しぶりだし(フルリモート継続中なので仕事でも人に会わない)、ていうかミニサーキット行くのはもはや何年ぶりかわからないレベルです。まあ私は走らせるクルマも無いしそもそも最近はペーパードライバーと化している感もありますので、見物だけしていました。

場所は愛知県内にある美浜サーキットですが、昔ここでレンタルカート乗って走ったコトあったな……。ちなみにこのサーキットのすぐ近くには、平治の乱で破れて落ち延びてきた源義朝(頼朝の親父)が最期を迎えた場所とされる野間大坊があったりもします。

この日サーキットを走った知り合いのクルマは全部で3台。まずはホンダのアコード ユーロR(2代目)。

懐かしい……っていうほど古くはないクルマですが、それでももう15年くらい前のクルマになりますか。走行距離は16万kmくらいって言ってたかな?今回参加した3台のうちでは一番イジってあるクルマになっておりまして、なんかボンネットに穴が開いていたり、後ろに大きめの羽が生えたりしてます。ストレートで回したときのエンジン音はこいつが一番良いですね。

続いてはトヨタマークX……なんですが普通のマークXではなくGRMN(2019年モデル)です。

トヨタのGRスポーツの中でもトップブランドとして君臨する「GRMN」ですが、限定生産のためなかなか目にする機会がありません。マークXの2019年モデルは350台限定となっており、このクルマ以外の実物を見たことはありません。ていうかマークX自体がもう見かける頻度減ってるしな……。

クルマは買ったままの状態でイジってないとのことですが、まあメーカー純正のコンプリートカーみたいなものだし、下手にいじらないのが吉でしょう。このままで十分カッコいいし。ただやはりこのクルマがしっくり来るのは富士スピードウェイのような大きなサーキットなんでしょうか、美浜のコースはいかにも手狭な感じで、エンジン音も静かなもんだからサーキットを走っていると言うよりも高速クルージングしているといった趣が……。

そして今回一番度肝を抜かれたクルマが、EP71 スターレットです。

いやいやちょっと待ってくれと。スターレットってだけでも懐かしくて悶絶しそうになるのに、EP71て。ヨタハチくらい古いクルマになるとそれはそれで「趣味人」みたいな風格が漂いますが、この昭和の終わり頃、私の世代がクルマに対する憧れを持ち始めた時代のクルマというチョイスが渋すぎる(我々の大学時代、手頃なモータースポーツ車両としてもEP71は人気でした)。しかもこれ、Riっていうモータースポーツベースのグレードで、本来はNAなんだけどエンジンだけターボに換装してあるっていう代物。パワステレスの重ハンだし、パワーウインドウもついてないので手でハンドルをクルクル回す必要があります。エアコンは一応ついているそうですが、ほとんど効かないんだとか。スパルタンすぎる。

ただしメンテナンスは行き届いており、ボディもピカピカ。GRMNとこいつが一緒に走っている姿を見ると、なにやら時空を超えた2ショットという感じがします。コーナーでは一番頑張っている感が伝わってくるのがポイント高い(速いとは言ってない)。

今回走ったメンバーも結構久しぶりのサーキット走行だったみたいなので、各々のペースで楽しんでいたって感じですね。他にも結構走っている人も居て、こういうミニサーキットもまだ廃れてはいないんだなーと思いましたが、走っているクルマを見ると古いクルマが多いかなーという印象。新しめのクルマといえば86とかS660くらいでしょうか。目に見えて速かったのはランエボXとか、ゴリゴリにイジってるっぽいCR-Xとかでしたね。

これからの時代、こういうサーキット文化もいつまで残り続けるんだろうか、なんてコトを思ったりもしました。