大須は萌えているか?

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1話からパンツやおっぱいに頼るアニメはいかがなものか

※注:下品な話です

今期のアニメ新番組もぼちぼち始まり、てきとうに録画したやつをぽへーっと眺めてたりしたんですが、なんか1話から妙にサービスシーンが目に付く気がしたんですよねー。あ、サービスシーンというのはパンツが見えるだとかおっぱいに押しつぶされるとかそんな感じのやつですね。水戸黄門で言うところの由美かおるの入浴シーンですね。

まぁこれは自分の観測範囲の問題もあるとは思うんですが、今週ざっと見た範囲だと

……とまぁこんな感じで。『男子高校生の日常』でさえパンツとブラジャーが登場する有様だよ(着用してたの男だけど)!!

深夜アニメでそういうサービスシーンがあるのは別に今に始まったコトじゃないし、パンツやおっぱいが見えた方が良いか見えない方が良いかと問われればそりゃあ見えた方が良いに決まってるんですが、なんかね、そういうのがどんどん過剰になっちゃってないか、という気がしたのですよ。

だいたいですね、話がこなれてきて若干ダレ気味になってきた中盤のお話にそういうシーンや水着回を差し込むのはわからんでもないんですが、もう1話からそういうサービスシーンを入れるのはどういうワケだと。なんかそれって、ともすれば作品としてパンチや掴みが弱いからそういうのを入れてる、つまり制作側の自信の無さの表れなのか?とすら思えてきてしまうのです。

なので個人的には、初っぱなのエピソードからこういうサービスシーンが入るアニメはむしろマイナスイメージが付いてしまったりして。『ラグランジェ』とかふつーに1話から面白かったので、そういうシーン無くても良いのに。

それにね、過剰すぎるサービスは段々サービスですら無くなってくるんですよ。喫茶店で朝コーヒー注文した人にトーストをサービスしたら周囲の店もそれをマネし始めて、しまいにはサラダやフルーツまで付くようになって、しかし客はそれが当たり前だと思うようになって、トーストの付かない店に出くわすと逆にブチ切れたりするワケですよ。

最初からパンツ見せちゃったら視聴者はそれが当たり前になっちゃって、さらなるパンツを要求しちゃうワケじゃないですか。そしたらもうただのパンツアニメじゃないですか。ましてや最初から裸のねーちゃん登場させちゃったら、もーどうすりゃいいんですか。そうやってBDなりDVDを買わせる戦略でもあるんでしょうけど、しかしパンツやおっぱいを存分に堪能したいなら最初からR18なソフト買ってくれば良いワケで、やはり深夜アニメにとってパンツやおっぱいはあくまで添え物であるハズなんですよ。

とにかく何が言いたいかというと、私はパンツやおっぱいが登場しなくとも「これはBD買いたい!」と思えるような作品に出会いたいのであり、それはそれとしておっぱい揉みたいな、という話でした。