元旦に地元の神社に初詣に行ったものの、翌日はせっかくなので足を伸ばしがてら大きい神社に参拝してきました。
去年、著名なロッククライマーが勝手に登って騒ぎになったアレです。
「こんな大ごとに…」 那智の滝登ったクライマーら3人書類送検 礼拝所不敬容疑 - MSN産経ニュース
今まで熊野三山のうち熊野本宮大社、熊野速玉大社は行ったコトあるのに、熊野那智大社は行ったコト無かったんですよ。なのでドライブがてら行ってみるかと。しかし、昼前くらいにふと思い立って出かけてしまったので、到着したのは日没まで間もないタイミングというスリリングな展開だったんですが……。
途中まではそんなに目立った渋滞もなく、これならある程度余裕持って行けるかなと踏んでいたんですが、紀宝町から新宮市内に入る道が大渋滞。そういやここは混むんでした……。北側から新宮市に入るルートが一本の橋のみで、熊野観光のクルマも地元のクルマも集中するもんだからどうにもならないというか。アレなんとかなりませんかね。
正月遊びに来ていた知り合いの荒川茂樹氏(仮名、東京在住)も同行してたのですが、二人して到着前に疲れてしまっておりました。それでも、「那智山」という案内標識を見るや二人して咄嗟に「な、那智さん!」「邪魔だぜメカドック!」などとよくわからないセリフのやりとりをする程度の元気はありましたが。
日没前というコトもあり、帰路につくクルマの方がはるかに多かったのですが、それでも我々と同じタイミングで見物している人もちらほら。有料駐車場にクルマを駐め、なにはともあれ那智の大滝を見物。
昨年初めて華厳の滝を見てきましたが、それとはまた違った雰囲気のある滝ですね。華厳の滝の方がスケール感がありますが、こちらはより神秘的な雰囲気があるというか。信仰の対象となるのもなんかわかる気がします。
那智滝は熊野那智大社の別宮である飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の御神体となっているそうなんですが、この飛瀧神社は拝殿も本殿も無く、滝の前に鳥居とかがちょこんとあるだけ。あとちょっとした土産物屋。神社の構成要素、ほぼ滝のみ。わかりやすいですね。ちなみに、300円払うと目の前で滝を拝むコトができます。華厳の滝より安いね。
その後滝から裏参道に入っていき、たどり着いたのが青岸渡寺。熊野那智大社に隣接するお寺。ここから見える三重の塔と那智滝はかなり絵になりますね。
もうこの時点で日没寸前。
青岸渡寺のすぐ隣にある熊野那智大社の拝殿にたどり着いたタイミングで、ちょうど戸締まり(?)が始まっちゃってました。しかしせっかくここまで来たので参拝。
日没きっかりに閉めちゃうんだなぁ、ここ。薄闇の中の神社というのも、独特の風情がありますけどね。
このあと新宮市内の大阪王将で晩飯を食べたんですが、結構美味いですね、大阪王将。麻婆天津飯頼んだら、思いの外ボリュームがあって苦しくなりましたが。そして帰りの道のりが長かったコト長かったコト……。峠道も多いので楽しいっちゃ楽しいんですけど、やっぱ往復は疲れる。
紀伊半島って愛知の隣だから近そうなイメージあるんですけど、いざ縦断するとそのデカさにうんざりしますホントに。ていうか、途中までしか高速道路が走っていないというのが一番大きいんでしょうけど……。